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自分もこの世代にあたるのですが、最近、「就職氷河期世代」、あるいは、「ロスト・ジェネレーション」(米国で使われた表現の焼き直し?)という言葉をよく見かけます。これについて、疑問を感じています。
まず、筋の前提のお話をさせてください。一般論からいって、景気が後退局面に入り、しかもその流れが恒常的に続くのであれば、企業の収益が下がり、新規採用者の数を絞る。従って、絶対数からいえば、就職を希望している学生が、必ずしも希望の企業に就職することができるわけではない、ということは理解できます。但し、これも一般的にいえば、景気後退の局面が訪れれば、こうした現象はごく頻繁に起こることではないでしょうか?だとすれば、なぜここまでこの世代に対し盛んに悲観的な形容が伴うのでしょうか?これが僕の素朴な疑問なのです。
以上のような問題関心から、一つの仮説というか妄想を見立ててみました。実は、就職氷河期世代などというものは、誇大に広告され、喧伝された結果流通した偽装され加工された虚構の事実なのではないのか?
これは厳密に論証したわけではありませんし、作業的な仮説にすらなっているとは思えません。ただ、最近本屋で売っているような俗説を見てみると、この世代を過大に評価ないしは、誇大に売り込んでいるような気がしてならないのです。実はそれ以前やそれ以降の世代となんらかわるところのない世代であったにもかかわらず、時代的な要請に従って、なにか特質をもった世代である、と。時代的な環境の変化がこの世代をかくかくならしめたという説明や、この世代の特質が時代環境と対応する形で、~という特徴を獲得した、など色々言うことはできますが、結果として、他の世代とは異なる何らかの位置づけをこの世代に与えてやろう、という試みが現在流行している、というのが僕の俗説理解です。こう理解した場合、近年の「ゆとり世代叩き」や「団塊世代叩き」の現象も理解できるのではないか、となんとな~く思っています。
ここでの眼目は、なぜゆえにこの世代が「強いものが好きで、弱視が嫌い、あるいは弱者に与した集団が嫌い。しかも自分の立場は圧倒的に弱い、という意識を抱えている、それを支えるものは強いものだ」というなんともおかしな「流通された俗説」が、実はメディアによって作られた印象にすぎなかったのではないか、と考えるようになってしまいました。
こうした、いわばどーしようもない僕の「直観」は、次の私の観察にだけ基づいています。すなわち、僕の周辺で、就職活動一般で失敗した人はいない、(失業を伴うようなという意味です)、しかも、景気後退が激し局面であったにもかかわらず、失業者となっている人を具体的に知らない。ここでは、一般に就職活動とは、程度の差こそあれ、希望した業種や企業に必ずしも入ることができない、ということを前提にしています。)
つまり、フリーターであろうが、正社員であろうが、みんな職には就いている、しかも景気が悪化している時期にである、これは、取り立てて騒ぐほどの現象であるのだろうか?だとすれば、なぜ騒いでいるのだろうか?ここがいまいち現状の理解ではしっくりこないのです。
このくだらない僕の直観をみなさん、どう思われますか?
投稿日時 - 2008-03-05 14:23:25
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回答(9件中 1~5件目)
論理的な方だと感じますが、もう一歩踏み込んでこの時代の事を考察してみてはいかがでしょうか?
単純に自分の周りにはいないとか、フリーターであれ正社員であれみな職についているから騒ぐほどではないと考えるのは少し簡単すぎます。
ちなみに自分は就職氷河期世代ではありません。
2002年の企業の景況感が失われた10年の中でも一番悪く、それに伴い就職状況が最低の時期に高校生でした。
そしてさかんに就職浪人なる言葉を聞いて自分が大学を卒業するころにはどうなのかと不安に思ったものです。
仰る通り景気の後退は、経済では恒常的に発生をするものです。
ただ、バブル崩壊後の失われた10年は単純に景気が後退局面にあると考えるべきではありません。
70年代の高度成長期と80年代半ばから90年代前半のバブル期の間にも景気が後退局面にありましたが、まったく状況は違います。
自分の単純な理論ですので一例ではありますが、
バブル期には人々はこの好景気がいつまでも続くと信じており、その状況をもとで、
・多くの企業で青田買いといわれるぐらいの過度な人員獲得を行った。
・タクシー券をばらまいたと言われるようにコスト意識が麻痺をしていた。
その後、不動産取引規制が施行されてバブル崩壊。
そしてデフレスパイラルに突入。
就職氷河期でも年代によって感覚が違うと思います。
2000年から2002年が就職状況(有効求人倍率)が一番悪かった時期です。
倒産しないと言われていた銀行が次々に潰れていった時期ですね。
フリーターでも正社員でも職についている。職業をひとくくりにしてみれば確かにそうかもしれません。
でも、そのころからですよね。
より人件費をカットするために契約社員、派遣社員、
パート、アルバイトと不安定な職に付く人が多くなってきたのは。
そしてその歪みが近年になって現われてきている。
就職氷河期に苦労をされなかったとのことで、
かなり恵まれていた方なのかもしれません。
投稿日時 - 2008-06-29 13:35:26
ありましたよ。
身近にいないのは、そういう世代だからでしょう。
私も「就職が大変でなかった人」というのは、親以外知りません
でした。でも売り手市場で就職した子と知り合って、その差を
実感しました。
私の知人(氷河期世代)が就職した職種を「オバサンがやるんじゃな
いの、それ。新卒がやる仕事じゃなくない?」
確かに、新卒には例年人気の無い職種でしたが、氷河期にはそういう
職種でさえ、高倍率だったのです。「やりたくない仕事」に就く事も
大変、それが氷河期なのです。
マスコミの誇張でも何でも無いです。
私は質問者さんとは逆に、マスコミが偏った報道をしていたように
思いました。というのは、「氷河期」というのは後になって
つけられたような記憶があります。
私が大学1、2年の頃、氷河期は既に始まっていたハズなのですが、
その頃の報道は、「夢を追ってフリーターに」とか、
「若者の浅はかな考えでフリーターに」と取れる内容の報道を
してました。ごく一部にはそういう人も居たでしょうけど、
今思えば「やむを得ずフリーターになった」人も多かったハズ
なのに、前者のような人ばかりマスコミは取り上げていたように
思います。なので、自分が就職活動して大変な思いをして、
初めて、「フリーターにならざるを得なかったんだろうな」と。
>フリーターであろうが、正社員であろうが、みんな職には就いてい
>る、しかも景気が悪化している時期にである、これは、取り立てて騒>ぐほどの現象であるのだろうか?だとすれば、なぜ騒いでいるのだろ>うか?ここがいまいち現状の理解ではしっくりこないのです。
問題なのは、格差社会に繋がるという事ではないでしょうか。
新卒の機会を逃してしまうと、就職というのはとても難しく
なります。それが氷河期で就職出来ずにフリーターになった
からだとしても、です。
じゃあ「一生フリーターでいいじゃん」と思うかも知れませんが、
フリーターというのは、一定の年齢になるとクビを切られる可能性が
高くなりますし、その年齢で職歴無しで就職活動したって無理です。
それどころか、歳をとるとバイトさえ、難しくなるのです。
そして、仮に一生フリーターでやっていけたとしても、生涯
正社員だった人との収入の差は…昇給(バイトでも雀の涙程度の
時給UPはあるかも知れませんが)、昇進、賞与…わかりますよね、
どちらが多いか。
それから、昔にもあったのでは?との事ですが。
ある本の作者によると、「今ほど新卒市場主義では無かったので、
既卒でも、就職したいと思った時に出来た」とあります。
過去にもあったかも知れないのに、最近の事だけ騒がれるのは、
この差じゃないでしょうか。
投稿日時 - 2008-03-22 11:57:37
質問者様は氷河期といわれるよりあとの世代の方ですか?
私はまさに就活が「氷河期」と言われる世代でした。
第二次ベビーブームの世代でもあり、
何事にもライバルの多い世代ですので、ダブルパンチでした。
(ちなみに親は第一次ベビーブーム世代)
私の学年が一番人数が多く、
いっこ下の学年から数が減り始めた、という感じです。
バブルが崩壊したのが、ちょうど高校卒業から
次か、その次の歳だったとおもいます。
もし、進学などせず高卒で就職していれば、
地元の一流企業にすんなり入れたはずでした。
こちらから何もいわなくても、地元一の企業から
会社案内など送られてきてましたし。
当時は会社のほうが、今では考えられないようなあの手この手で
(なんか豪華な会社説明会とかもあったらしい?!)
学生をひっぱりだこだったようです。
けれど私は進学校、進学希望だったので、
そんな会社の誘いも蹴ってしまい、
短大を卒業することろには、バブルは崩壊、
氷河期真っ最中になってしまい、
どこにいっても会社説明会は大人数、おちまくり、
まあ短大卒でキャリア志向でもなかったので
しぶしぶ地元に帰って就職口を見つけました。
当時の大学生などは
就活100社はザラだったんじゃないでしょうかね…。
景気低迷がそこから10数年ぐらい続き、
そんな話もだんだん当たり前の話になってきていて、
フリーターだの、派遣だの、
正社員以外の雇用形態をあらわす言葉も
普通に耳にするようになりましたが、
そのときに踏ん張って、希望の職種の会社に入れなくても、
入れた会社に正社員として辞めずに頑張ってきた人と、
アルバイト・派遣でずるずる来てしまった人では、
10数年で、ずいぶん格差ができているように思います。
(10年以上たてば、かなりの差が・・・)
かくいう私も20代は数度転職をしましたが、
正社員にこだわって働いてきました。
でも決して正社員にこだわる就活は楽ではありませんでしたよ。
また、最近景気が浮上しているらしく
(と、よく国は言っていますが、私自身はまだ
生活に反映されているような実感できないのですが)、
求人広告などを今でも見ますが、当時よりは求人が増えているのは確かです。
身に染みて実感してきた世代ですので、「氷河期」というのはあったと思います。
長い目で見れば、景気の上下の繰り返しとともに、
就職低迷期というのは繰り返し訪れるものなのかもしれませんが、
「バブル崩壊後」の就職難を、「氷河期」と名付けてもよいのでは、と思います。
ていうか、たった数年でバブル経済期と差がありすぎるから、余計そんな名前が
つくのかも・・・でもマジつらかったので、誇大でもないとおもうのです。
>フリーターであろうが、正社員であろうが、みんな職には就いている
選ばなければ職にはつける世の中です。
そうですね、職は選ばなければ、あります。
心配なのは格差ですね・・・所得格差(汗)
投稿日時 - 2008-03-05 17:52:53