• ベストアンサー

短編小説の傑作選を探しています。

シナリオ(お話作り)の勉強をしたくて、短編小説の傑作選のようなものを探しています。 特に読んでみたいのは、 ・ジャンルは問いませんが、一話あたりのページ数が平均50ページ以下だとベストです。 ・言い方がアバウトなのですが、エンターテイメント性のあるもの(話に引き込まれる・ハラハラドキドキ・ラストが明るめなものなど) この条件に合いそうな短編集をご存知の方いましたら、教えて下さい。よろしくお願いします^^

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • MAY1814
  • ベストアンサー率71% (1816/2527)
回答No.3

 こんにちは。良かったら参考にして下さい。  短編小説の王道なので既読かもしれませんが、O・ヘンリーの短篇集はいかがでしょうか?「最後の一葉」は有名ですが、それ以外にもラストのどんでん返しにビックリしたりする短編がいっぱいです。画家とパン屋の話が結構印象に残っています。1話辺りの話も結構短かったと思います。全集を探したのですが絶版だったので、図書館に置いてあると思いますので、お探し下さい。↓は岩波文庫の傑作選で20話が収録されています。 http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/qsearch  浅田次郎さんはインタビューや対談で短編に力を入れているというような事をおっしゃっていたので、浅田さんの短篇集はいかがでしょうか? ●霧笛荘夜話  霧笛荘というアパートを案内する老婆がかつてここで暮らしていた十人達の物語を語る形式で物語が進みます。1話1話は独立していますので連作ですが短篇集としても読めます。切なかったりドキドキしたりと浅田ワールドに引き込まれます。4月に文庫が出るようです。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/r0323812 ●沙高楼綺譚 沙高楼という上流クラブのような所に集まる人達が語る物語を集めた連作短篇集です。「霧笛荘夜話」と同じで話は独立していますので、短篇集としても読めます。ちょっと怖くてドキドキして、しかも「本当に合った話」を「嘘偽りなく語る」事が目的なので、ピンと張り詰めた空気までが漂ってきそうな感じです。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31609483 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31495857 ●重松清さん「小学五年生」  泣ける話もありますが、ほのぼのとする話もあり、明るい気分になる話もあります。全て小学5年生が主人公で、重松さんらしいリアルで温かな子どもへの目線で書かれている短篇集だと思います。1話1話も短いです。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31860728 ●金城一紀「映画篇」  全て映画に関する短篇集です。中心にフランス映画(話の中で必ず酷評されています)が出てきますが、それ以外は1話1話は違ったストーリーです。最後の皆で協力して映画を上映する話は笑って、温かな気持ちになります。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31924644 ●奥田英朗「イン・ザ・プール」  既読かもしれませんが、変態&ハイテンションの伊良部医師シリーズの第1巻です。1話1話違った症状を訴える患者が出てきて、それを馬鹿馬鹿しく&テンション高く治していきます。シリーズ2作目は直木賞を受賞しました。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31667444  ご参考までにm(__)m。

kazukundegozaru
質問者

お礼

ありがとうございます。「空中ブランコ」は、書店で半分ぐらい読みました!あれは2作目だったんですね^^; 他のものについてはまだ読んだことがないので、ぜひ読んでみようと思います。

その他の回答 (3)

回答No.4

 シナリオ(脚本)については全くの素人ですので、見当違いでなければよいのですが、複数の作家によるアンソロジーでお薦めの文庫を数冊・・・。 ○『レベッカ・ポールソンのお告げ~13の恐怖とエロスの物語~』(文春文庫):スティーヴン・キングをはじめとした13人のアメリカの実力派作家たちのアンソロジーです(坂東眞砂子に似たタイトルの短編集があって、それもお薦めですが)、20~40ページ程度の短編集ですがどれも読み応えありました。 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%81%8A%E5%91%8A%E3%81%92%E2%80%9513%E3%81%AE%E6%81%90%E6%80%96%E3%81%A8%E3%82%A8%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%B3-%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0/dp/4167309262/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1204208887&sr=1-1 ○『英米超短編ミステリー50選』(光文社文庫)  こちらは全編10ページ程度の超短編集ですが物語としても充分堪能できる作品が数多くありました、何かのヒントがいっぱい埋もれていそうな気がするのですが・・・。 http://www.amazon.co.jp/%E8%8B%B1%E7%B1%B3%E8%B6%85%E7%9F%AD%E7%B7%A8%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC50%E9%81%B8-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%BC-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%83%E3%83%88/dp/4334760929/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1204209871&sr=1-1 ○ 90年代初に文藝春秋が古今東西の傑作短編集を全8巻編さんしているのですが、その中で個人的にお薦めなのが、『アンソロジー人間の情景1~運命の法則』、『同6~奇妙なはなし』(文春文庫)。この文庫、絶版になっているようですが、ネットの古書店を検索してみると結構ヒットしました。文庫でこの内容は絶対お得、ぜひ全巻揃えてみてはいかが・・・。 http://kdai-toshokan.web.infoseek.co.jp/ningennojokei.html http://bookshelf.co.jp/product_info.php/products_id/45787  複数作家のアンソロジーではないのですが、意外とお薦めなのが『小泉八雲集』(上田和夫訳、新潮文庫)、個人的にはポーやカポティー、夢野久作といった作家たちの作品集にもひけをとらないと思っているのですけれど・・・。 http://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E5%85%AB%E9%9B%B2%E9%9B%86-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B0%8F%E6%B3%89-%E5%85%AB%E9%9B%B2/dp/4101094012/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1204211735&sr=1-1

kazukundegozaru
質問者

お礼

ありがとうございます。お詳しいですね!どれも知りませんでした。いろいろ参考になります^^

  • pozisune
  • ベストアンサー率0% (0/5)
回答No.2

個人的には短編小説なら『横山秀夫』さんが好きですね。 ハラハラ感は無いですがサスペンス系なのですが人間ドラマが盛り込まれています。 他は、『重松清』さんでしょうか。短編ものが多く出版されいます。個人的に人間ドラマが好きなので、これもその部類に入ってしまいますが。

kazukundegozaru
質問者

お礼

ありがとうございます。僕も人間ドラマは好きですよ! 重松清さんは、他の方もオススメしてくれているようなので、ぜひ読んでみようと思います。

  • harepanda
  • ベストアンサー率30% (760/2474)
回答No.1

星新一の本なら、何でも良いかと思います。

kazukundegozaru
質問者

お礼

ありがとうございます。昔少しだけ読みましたが、改めて見直してみようと思います。

関連するQ&A

  • 面白い短編小説教えてください

    最近、久しぶりに読書をしようと思って。好きなジャンルの推理小説を購入して読んでいたのですが、400ページくらいあり、70ページくらいで読まなくなってしまいました。 世界観の説明や登場人物の関係などの説明で読んでいても飽きてしまうんです。 そこで短編小説を読んでみたいと思いました。 理想としては、ひとつの話が20~30ページで終わるものです。 過去に読んだことのある短編小説の作者は、 ・サリンジャー ・太宰治 ・江戸川乱歩 なんかは読んでいます。 他に面白い短編小説がありましたら、教えて頂きたいのです。 作者、題名、あとはどういう風に面白いのかを教えて頂けると助かります。 皆様の知識をお貸しください。 よろしくお願い致します。

  • おすすめ小説。短編で・・・

    さいきんまとまった時間がなかなか確保出来ないこともあり、短編小説を集中的に読もうかなーと、考えています。 これまでミステリ長編ばかりを読んできたので、短編となると誰を買ってよいのか見当がつかないのです。 ジャンルは何でもいいのですが、 赤川次郎のサラリーマンもの(古)のような、サイコロが転がるようにストーリーが展開していく話をもう一度読んでみたいです。

  • 至高の短編小説

    皆さんのお勧めの短編小説を教えてください。 ジャンル、新旧問いません。 切れ味のするどいもの、 数ページでなけるもの、 何回でも読み返したくなるもの、 などなど個人的に好きな短編でかまいません、ぜひ紹介してください。 ちなみに浴びるように読みたい気分なので、できれば文庫化されているものだと助かります(お金が、、、)。 よろしくお願いします。

  • 小説を書くとき長編にするか短編にするかの基準は?

    基本的に長編というか本一冊分以上ある小説が多いですよね。 それに対して10とか100ページにも満たない短編小説もあったりしますが、小説を書く人が長編にするか短編にするか、どういう基準を決めるのでしょうか? たまにラノベやなろう系も含む小説を読みますが、正直、これってこんなに長くする必要があるか?というものばかりで途中で飽きて読むのを辞めてしまうことが多いです。 漫画の週刊誌連載じゃあるまいし、無駄に話を引き伸ばしてるような、その話必要?というような。 なろう系みたいな素人が書いてるものは仕方ないと思いますが、プロが出版してるものでもあったりするので、とりあえず一冊分は分量が必要なので無理やり書き込んでるのかなと。 まあ、とりあえずそれは良いとして、趣味で書いてる人でも良いんですが、あなたが小説を書き始めるときに、その作品を長編とするか短編とするかはどういう基準で決めますか? そういう基準はなくて書きたいものが付きたら短編になって、増えてきたら長編になるという程度の成り行きで書くものなんでしょうか? 自分は読むだけで書かないので、書き手がどういう基準で選んでるのかを知りたくなりました。

  • 大きなどんでん返しのある名作推理小説を教えて下さい

    タイトルのような、ラストに衝撃的などんでん返しのある推理小説を探しています。 短編・長編どちらでも結構ですが、出来れば短篇集が望ましいです。 細かなトリックを積み重ねるタイプではなく、思わず「アッ!」と驚けるような、 誰にでもわかりやすく、衝撃的な謎解きのある作品が読みたいのです。 皆さんの知る「これぞ!」という最高傑作を教えて下さい。

  • コバルト短編小説新人文学賞について

    コバルト短編小説新人文学賞のジャンルはファンタジー系とかではなく、少年少女小説でもいいのでしょうか? コバルトのページ↓ http://cobalt.shueisha.co.jp/award/short.html

  • 2000年以降の邦楽の傑作アルバムをおしえてください

    2000年以降の邦楽の傑作アルバムをおしえてください 来年になったら自分のブログで『'00年代の邦楽ロック・ポップス名盤ベスト100』みたいなのをやりたいと思っているんですが、「ロックリスナーならこれは聴いとけ!」みたいな2000年以降の邦楽の傑作アルバムってな何かないですかね。 ヒット作とか有名どころも良いんですけど、特に「知る人ぞ知る」みたいな超傑作、ありませんでしょうか。 どうか教えてください。 ロック、ポップスに限っているわけではなくヒップ・ホップ、ダンス・ミュージック、アイドル系、アニメ・ゲーム系、などジャンルはあまり問いません。 ベスト盤、編集盤、コンピ盤、リミクス盤以外のオリジナルアルバム(ライブ盤は可)でお願いします。

  • シナリオ(脚本)、小説などのスクールについて

    現在、フリーでシナリオライターをしている者です。 よろしくお願いします。 将来的には小説家になりたいと思っており、 第三者からのアドバイスが受けられる脚本教室か小説家要請教室に入りたいと考えています。 現在、日本脚本家連盟が運営するライターズスクールかシナリオ・センター、CWS創作学校などを検討しております。 働いておりますので、毎日の通学は難しいのですが、 週1~2日程度はがんばって通学したいと思っております。 (通信より通学の方がためになると伺ったので) なお、小説のジャンルはエンターテインメント、ライトノベル系で、シナリオはゲームやアニメジャンルを学びたいと思っております。 (テレビドラマや映画ではありません) 経験者の方で、おすすめの教室や講座がございましたら、 お教えいただけないでしょうか。 特に、日本脚本家連盟の脚本家コースとフリーライターコースはどちらが良いのかなど、 具体的にご存知の方がいらっしゃいましたら、 ぜひ情報をお教えください。 よろしくお願いいたします。

  • 小説を探しています

    昔読んだ小説で、もう一度読みたいんですがどうしてもタイトルが思い出せなくて困っています… 確かSF小説の短編集?のようなもので色んな作家さんが短編小説を書いている本だった気がします… シリーズもので、本ごとにSFのテーマがあったような気がします 私が記憶に残っているお話はたしか肉の味のする林檎のお話と大人のいない世界(子どもだけの世界?)のようなお話です… これだけのキーワードですが、解る方いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか…!

  • 短編集「鼻」

    平成19年に出版された万城目 学さんの小説「ホルモー六景」 第三景p121~でてくる主人公(安部)が気にかけている小説がなんなのかを知りたいです。 この小説にでてくる情報によると ・短編集 ・「鼻」という題名の作品がある ・作者は「三十にもならない若い作家」 ・「三・四年前に出た本」 ・「坊主の話」 だそうです。芥川の鼻ではないように思われるのですが、、どうなのでしょうか。 「鼻」という題名の作品の入っている短編集をご存知の方いらっしゃいましたら、回答よろしくお願いいたします。