解決済みの質問
大学受験の英語を学習しているのですが、最近英文法の5文型を槍玉に挙げ現在の英語教育をこき下ろす内容の英語学習書を読みました。その内容は高校で習うような文法とは全く違う文構造のとり方をしていました。確かにその本に書いてあることを踏まえると、英文を小難しく分析しなくても英文の意味がわかるような気もしました。ですが、その本で書かれている学習だと、受験でよく見る問題、例えば関係代名詞と関係副詞の使い分けや不定代名詞の使い方、また下線部の文法の誤りを指摘する問題などにはまるで対応できないと思いました。
そんなことがあり、今の自分の勉強方はどうなのだろうかと疑問に思い、タイトルにある質問をしました(ちなみに僕自身は5文型などの英文法は英文の暗号読解みたいな感じがして結構好きなのですが…)。受験のための英語を勉強している者にとっては、5文型をはじめとする現在の英文法が最も有効なのでしょうか?また、受験のための英語以外の分野では、5文型をはじめとした現在の英文法はどの程度有効なのでしょうか?
よろしくお願いします。
投稿日時 - 2008-02-18 04:49:14
質問項目にちゃんと回答していなかった自分の内容を読み返して、再度回答したく投稿します。5文型だけへのご質問ではなかったということをよく読んでいませんでした。すみません。
>受験のための英語を勉強している者にとっては、5文型をはじめとする現在の英文法が最も有効なのでしょうか?
「5文型をはじめとする現在の英文法」は、受験問題がそれにそくして作られているので、有効だと思います。受験問題を作るとき「ロイヤル英文法」などがよりどころになっていますし。
>また、受験のための英語以外の分野では、5文型をはじめとした現在の英文法はどの程度有効なのでしょうか?
おっしゃっている文法は、規範文法であり、言語学者や文法研究者の言う文法(統語論など)ではなく、日本における英語教授法としての文法になります。統語論などは学問としては面白いですよ。
「有効性」に関しては、英会話やコミュニケーション力を考えると大学受験レベルの規範文法は有効ではないと思います。
大学では英文の文献を読みこなすことがもともと要求されており、そのための「英語」であって、英会話力ではないからです。どう読み解くか、これが日本の外国語学習の古い歴史を持った学習法でした(仏教伝来のころから)。
大学院レベルで留学した方々の経験談では、論文を書くのに日本人の正確さはすばらしいと言われたとよく聞きますので、その点の有効性もあるかと思います。また、私もイギリスの大学院では、日本で勉強した文法には助けられたと思います。イギリスででは初等中等教育で文法の授業をなくした10年間でかなり学力が下がり、再びしっかりと文法の授業が入ってきています。
でも、これからコミュニケーション重視の英語が主流になってきていますし、他の方が指摘されることが本流になってくるのではないでしょうか。
ちなみに、5文型で教えることの提唱者は1904年,C.T. Onionsです。根付いたのは日本だけです。そういう教え方を習ってくる英語教師、その他の教え方に時間を裂けないことが、原因だと思います。来年度から学習指導要領も変わりますし、一部イマージョンも取り入れられるようになりましたので、変わっていくのではないでしょうか。
投稿日時 - 2008-02-18 23:28:58
お礼
ご丁寧にまたまた回答して頂きありがとうございます。
勉強の質を偏らせてはいけないということなのでしょうね。受験英語は英語の最初のステップに過ぎないととらえてがんばっていこうと思います。ありがとうございました。
投稿日時 - 2008-02-20 06:34:31
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ベストアンサー以外の回答(10件中 1~5件目)
あなたが、5文型を面白いと感じるのであれば、それを進めていっていいのではないでしょうか。最近読んだ本の方法の内容をよく知らないので何とも言えませんが、その方法できちんと正確な意味がわかって書けるのであれば、それでもいいと思います。
要は、英文の意味を理解できることと、正しい英文を作れることが重要です。最近の大学受験の問題についてはよく知りませんが、基本的には正しい英文を読み書きできる能力があれば、かなりの点は取れるはずだと思います。
ただ、ここで気をつけていただきたいのは、5文型を完璧に覚えても、それだけでは英文を読めるようにも書けるようにもならないということです。英文の構造を分析して面白いと思うのは、とてもいいことだと思いますが、分析して面白がっているうちは、実は英文を読めてはいないということです。まずは分析して納得して意味を理解したとしても、その後、大量に文章を読んだり、繰り返し音読するなどして身体になじませ、反射的にわかるように訓練していくことが大切です。こうなってしまうと、元になった理解の方法が5文型であろうと、他の新規な方法であろうと、たいして変わりはありません。多くの受験生はその状態までやらずに、文法事項や単語の丸暗記で済ませようとするようですが、長文読解問題などを解くには、いかに大量に読み込むかといったことが重要だと思います。逆に言えば、それをこなすところまでいけば、受験でもいいセン行けるのではないでしょうか。
5文型が諸悪の根源という考え方が正しいとすれば、5文型は英語を理解するためのツールでしかないのに、それを目的と勘違いさせてしまうことでしょう。5文型の代わりに別の方法を持ってきたとしても、それを目的にしてしまったのでは、けっきょく同じです。
投稿日時 - 2008-02-18 21:16:04
お礼
回答ありがとうございます。
>いかに大量に読み込むかといったことが重要だと思います
確かにそうですね。参考になりました。
投稿日時 - 2008-02-20 06:32:34
5文型そのものが日本にはいった時期は、かなり古そうです。その道の人間ではないので詳細は断定しませんが、戦前よりはるか前、それも100年以上前にさかのぼれるとする執筆をしている方は何人かいます。
受験というか、日本の学校教育においては、ほかに置き換わるメソッドが、ないのか探さなかったのか、作らなかったのか、あるいは保守派の抵抗に合って現在までつづいたのかは、わかりません。
ただ海外の教育者に「5文型で考えると…」といきなり話しても、通じないことはあるようです。日本の教育現場を知るネイティブ(アメリカ人)の教師の見解でも、たしかに昔そういう分類があったが、それは多くの考え方の1つでしかない、とも述べています。また、この100年でも英語は大きく変わっており、昔のメソッドと乖離しないわけはないようです。「例外」とか「~はこう考えられる」などの解釈をあたえながら、(憲法の解釈のように)つぎはぎしながら現在に至っているように見えるとも書いています。
実際他の英文の捉え方として、(日本で根を下ろしたかどうかは別として)7文型とか、あるいはそのような型の見方をまったく採用していない英文のとらえ方もあるようです。
ですので、5文型が英語の基本というよりも、単に日本でデファクトの位置を得てしまい、受験の対策(受験生が問題を解答するときの判断指針としても、問題を作って受けさせる側の利便からも)もあいまって、他の代替メソッドがみつからず、はずせなくなったというのが流れなのではないでしょうか。
投稿日時 - 2008-02-18 18:38:24
お礼
回答ありがとうございます。
英語学習の歴史って興味深いですね。
大変参考になりました。
投稿日時 - 2008-02-20 06:31:13
アメリカに住んで40年目になりました。 私なりに書いてみますね。
私はこのカテで6年間書いてきましたが、この文型にかんしてはそういうものがあると言う知識だけで「動詞の使い方」を説明する時に「便利」だと言う事に過ぎません。
こんな事に時間をかけ、どの文型に属するか、なんていうことは一時的な勉強でいいのです。
要は、#2さんや#4さんがおっしゃっている事なのです。 もうこの事はこのカテで何十回といってきましたので、重複して書くことは必要ないでしょう。
文型に分けられると言う事はどういうことだと考えた事があるでしょうか。
二つの理由があります。 一つは、おのおのの文型で使われる動詞のリストを覚えているかそれともなかったらその動詞がどう使われているかを判断しているかどちらかなのです。
つまり、見たことも聞いた事もない動詞xxxxが来た場合、どの文型なのか判断できない、と言う事なのですね。
つまり、知らないxxxxが来た時には、動詞をまだ知らない初学者と同じレベルに文型は必須であると言う人といるのですね。
更に、自動詞プラス副詞で他動詞的に使われている時に、自動詞として判断するか他動詞句として判断するかで文明番号が変わってしまうのですね。
更に悪いことは、番号の順序も正しく覚えなくてはいけないと言うことなのです。 英語表現力とはまったく関係のないことですね。
他にもっともっと重要な「英語を使えるようになるための」使える文法の知識はたくさんあるのです。 使いでの少ない文型について時間と労力を無駄にしている事が分からない人はまずいないでしょう。 分からないのは文法学者さんたちだけで、文型について説明できる、ことで優越感を感じさせているだけのことなのです。 なぜって、そのような人の多くが実はおかしな英文を作っているのですから。
参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
投稿日時 - 2008-02-18 14:03:27
お礼
回答ありがとうございます。
いつも熱いご意見ありがとうございます。
今回も大変参考になりました。
投稿日時 - 2008-02-20 06:29:38
たとえば、移民として米国に行って、毎日の労働と生活で十分な必要性とやる気とインプットがあれば、5文型なんて不要だと思います。
ただ週3コマの中学校の英語の授業で、しかもそれ以外はほとんど英語に触れないとしたら、パターンを教えたほうが習得が早いのです。
これが、第2言語としての英語(ESL)と、外国語としての英語(EFL)の差だと思います。
そして5文型はインプット機会の少ないEFLでのツールだと考えてみてはどうでしょうか。
大学受験での要不要については、これまでで5文型で分かりやすければそのまま続ければいいし、5文型ではむしろ分からなくなってしまう生徒も結構います。自分に便利なツールなら使っていてもいいと思います。複雑な文の解読にS+Vが分かり、OやCの判別がつけば便利かと思います。
英語学習はこれまでの規範(学校)文法から、認知的な文法(イメージ的)に変えようという動きもあります。英語教授法は、流行に左右されやすいものです。いずれにせよ、せめて週5コマあって生徒も毎日予習復習してくれるのであれば、有効だろうなぁと思います。
私自身は、先に会話をしていたので、5文型に分類できるって分かったときすごく面白くてパズルみたいで楽しかったです。でも読むときにはまったく使っていません。速読するときには邪魔になるみたいです。
投稿日時 - 2008-02-18 13:06:01
お礼
回答ありがとうございます。
>自分に便利なツールなら使っていてもいいと思います。
その程度にとどめておきたいと思います。大変参考になりました。ありがとうございます。
投稿日時 - 2008-02-20 06:28:08