締切り済みの質問
国連憲章第51条は次のとおりです。
第51条【自衛権】
この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。この自衛権の行使に当って加盟国が措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。また、この措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持又は回復のために必要と認める行動をいつでもとるこの憲章に基く権能及び責任に対しては、いかなる影響も及ぼすものではない。
これからすると、すでにイラクに対して空爆を散発的にやっている米国は、イラクを侵略していることになる。
また、イラクから何も米国を攻撃していない。米国は、イラクに対して最初は大量破壊兵器の開発をやめなければ攻撃すると言っていた。大量破壊兵器の開発をチェックする国連の査察を無条件に受容れるとイラクが言うと、今度は米国は、イラクが武装解除しなければ攻撃すると言っている。これは、国連憲章第51条に規定するイラクの自衛権を否定するものであり、国連憲章違反であると考える。米国に対して現実には何の攻撃もしていない国に対して、勝手に攻撃準備をしていると言っては、空爆をし、さらに武装解除しなければ戦争をしかけると言っている米国の行為は、国連憲章51条に違反していると考えるが、どうだろうか? それにしても、こんな米国の論理がとおれば、世界の全ての国は、米国に因縁をつけられて、武装解除するか戦争をしかけられるかすることになる。
投稿日時 - 2002-10-09 01:43:22
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回答(2件中 1~2件目)
おそらくは、国連安保理の決議を攻撃の根拠にしているのでしょう。この論理は湾岸戦争が終結していないということが前提なのですが、アメリカ合衆国とイラク共和国が講和を結んでいないのですから、まだ湾岸戦争が継続しているわけですね。イラクとのあいだでは停戦が結ばれていますが、その条件の中で大量破壊兵器の破棄などが謳われていますので、それを停戦違反として攻撃していると解釈するのがもっとも妥当であると考えます。
まあ空爆ぐらいなら、問題はないと思いますが、そもそも湾岸戦争そのものの武力行使容認決議はあくまでもクゥエートの奪回と解放だったわけで、たとえばバクダッドを軍事占領するというのが、はたして湾岸戦争の目的に合致するのかというのは大いに疑問でしょう。まあなんとか屁理屈をつけるのでしょうけどね。国際法上の話はここまでとして、湾岸戦争で多国籍軍が勝利したのは、戦争目的が先に述べたとおり明確かつ限定的だったからです。もしバクダッドへ進軍した場合、米軍と言えども、楽な戦闘ではないでしょう。結構見ごたえのある作戦になるでしょうね。
投稿日時 - 2002-10-09 19:15:51