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スチレンブロック共重合体について
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下記文献pp5-6に該当のところがあります。 http://kic.web.infoseek.co.jp/needs_seeds/shinji/shinji7/closslinking.pdf (なおこのファイルはダウンロードしなくてはなりません。) ここでは微結晶の性質について書いてはあありませんが、御疑問の熱的挙動については擬定量的な議論がされています。 さて、結晶部分の性質ですが、スチレン単身の重合では、アタクチックは非結晶性、シンジオタクチックは高融点の結晶で急冷しない限りフィルムになりません。一方アイソタクチックでは時間により結晶化が見られます。 このように芳香環が規則正しく並ぶ構造が結晶性を高める事を考えると、芳香環の重なりによる遠隔π電子相互作用、いわば小さなグラファイト構造なのではないでしょうか。
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御回答どうもありがとうございました。 参考文献も非常に興味深かったです。 π---π interactionやC-H---π interactionなんでしょうね。