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読書家の方、教えてください

noname#8665の回答

noname#8665
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回答No.1

照明器具や、光について直接書かれたものではないのですが、 谷崎潤一郎「陰翳礼賛」はいかがですか。 日本家屋のふすま、障子、などなどから入るうす明かりの美しさに ついて語られたエッセイです。 引用:  私は数寄を凝らした日本座敷の床の間を見るごとに、いかに日本 人が陰翳の秘密を理解し、光と蔭との使い分けに巧妙であるかに感 嘆する。なぜなら、そこにはこれという特別なしつらえがあるので はない。要するに唯清楚な木材と清楚な壁とを以て一つの凹んだ空 間を仕切り、そこへ引き入れられた光線が凹もの此処彼処へ朦朧た る隈を生むようにする。にもかかわらず、われらは落懸のうしろや、 花活の周囲や、違い棚の下などを填めている闇を眺めて、それが何 でもない蔭であることを知りながらも、そこの空気だけがシーンと 沈み切っているような、永劫不変の閑寂がその暗がりを領している ような感銘を受ける。 ちなみに、僕は映画の専門学校に通ってましたが、照明の当て方の 教材として学校で使用されていました。

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