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カルボン酸イオンの共鳴安定化
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酸はH+を放出するものですが 放出したあとのイオン(共役塩基)が不安定ならすぐにH+を受け取り 元に戻ってしまうため酸として働きません カルボン酸の場合、CにOが2つ結合していて一方は二重結合、もう一方は陰イオンとなっていますが、実際は2つのOが互いに入れ替わっています。これを共鳴といい、安定性に寄与します。ベンゼンなどは、このよい例です。なぜ安定かというと電子が一箇所に集中せず分散しているからです。 このようにカルボン酸イオンが安定なため、カルボン酸は酸としてH+を放出できるわけです。
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お礼
なるほどー!! とてもわかりやすく説明していただいてありがとうございます!!