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F.カプラとクォークについて

stomachmanの回答

  • stomachman
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回答No.1

 stomachmanとしては「要素還元主義派と包括的理論派」の対立と言うよりは、いろんな所に発想のヒントを求める活動の現れ、と認識しています。本来、実験事実をきちんと説明する理論が構成されりゃ良いわけですから、発想の元が何であっても一向に構わない。(そういえば数学者の岡潔先生がエッセイで、反故を焚き付けに使っていたら、勿体ないから呉れという人がいる。何にするんだあんなもの?と仰っている。)それはさておき、  カプラ先生の本、実はstomachmanライブラリの「読みかけのまんま本コーナー」の奥から引っ張り出しました。1982改訂版の方です。まさしく「クォーク」の段で、「東洋美術では非対称性が好まれる」を根拠に物理法則の対称性を拒絶なさってるあたりで放り出したのを思いましました。  ご質問を見て初めて、改訂版あとがきの所を読みました。なるほどクォークなどパタンに過ぎなくて実在じゃないと、再び仰ってます。しかしその同じ文章の中で「物ごとは相互依存によってその存在と性質を引き出すのであって、それ自体は無である」という文を肯定的に引用してらっしゃる。これってつまり、パタンと見ても実在と見てもどっちでも構わん、と自分で仰ってるんじゃ?だからクォークがあってもなくてもへいちゃらでしょう。実際、加速度系の相対論があれば天動説でも地動説でも違いはないという事実と同質の相対性があり、単離できない粒子を実在と思うかパタンと思うかは、スタンス、用語の違いに過ぎない(計算の面倒臭さの違いはこの際無視するとして)ように思われます。  カプラ先生は「ブーツストラップ哲学」を強調していらっしゃいますが、現在その「靴ひも」と目されるのは、まさしく超弦理論じゃございませんでしょうか。原著が25年前ですがnew scienceはまだ意気盛んなんじゃ?

hng
質問者

お礼

わざわざ読み直してまでして回答くださいましてありがとうございます。参考にさせていただきます。

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