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「戦争」について
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概念的な話になりますが。 人間は、アイデンティティーというものを「生」の中心に置いています。 呼吸をして食べて寝るという肉体的な「生」では満足せず(もちろん、そういった状況下に置かれている人も多く存在しますが)、自分が自分であるということを意識的・無意識的に主張しようとします。 そのための方法としては大きく分けると以下の2つ。 1)客観的に自分自身を分析し、定義する 2)主観的に自分自身を分析し、定義する 分析・定義する場合、他者と比較することが不可欠なのですが、前者においては「自己と他者の優劣を前提として持たない=区別」であるのに対して、後者においては「自己と他者の優劣を前提として持つ=差別」となっているのが大きな違いでしょう。 他者よりも上に立ちたいという願望・欲求自体は、程度の差こそあれ人間の根源的な生存欲求に組み込まれているものだと思いますが、それを前面に出すのか出さないのかの違い、と言い換えることができるかもしれません。 また、1)の場合には「相違点」と「共通点」を平等に扱いますが、2)の場合には「相違点」に比重が置かれます。 これを私達の日常生活に当てはめてみると、きっとそういう部分もあるかもしれないなと思われるでしょう。 戦争は、この延長線上にあります。 一国の指導者というものは、特別な人間ではありません。 また、世論というものも必ずしも正しいものではありません。 アイデンティティーのために人を殺すことは、生活のために人を殺すことよりも、自己正当化が容易です。 そして「戦争」という名前がつくと、なんだかその内容がぼかされて、ある意味で正当化されてしまうのです。 「テロリズム」が「戦争」と全く同じ行為であるにも拘わらず、2つの名前を並べると「戦争」のほうが正しいような気になってしまうのがいい例です。 最近ではネット上で「中国は○○だからダメだ!」とか、「韓国は××だ!」とかいった「相違点」にのみ注目してバッシングする行為が目立ちますが、そういった行為こそが、戦争を引き起こす原動力になり得るということを、もっとネット利用者が意識する必要があるのではないかと考えています。 短視眼的に『武力衝突で正義(と思っているもの)を実現させよう』という考え方ではなく、巨視眼的に『Win=Winの関係にするためにはどうするべきか』と考える人が増えると、戦争は少なくなると思います。 ただ、それにどれだけの時間がかかるかを考えると、少なくとも私の生きている間には実現されないだろうと、少々悲しくなります。
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- daitei
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戦争は自国の意思を他国に強要する政治形態の一つです。 自国の政治的意思を強要する場合に戦争という方法を選択する場合があります。 政治的意思には多くの種類があり、領土、食料、エネルギー、自国の 繁栄、安全など理由はいくらでもあります。 国があり、政府があり、手段と方法があれば起こすことは出来ます。 手段、方法、強要の意思がそろえば起きます。 起こらないほうが珍しいくらい、歴史的、地理的におき続けています。 なぜ起きるかよりも、なぜ起こらなかったを考える方が、理解しやすいとも思えます。戦争は国家の事業的な面もあります。兵器産業や兵士を養い、安い人員(経費)で戦争による投資から、得られる利益(相手国から奪う益権や補償金)は過去には多大でした。 防衛的戦力といっても、兵器に区別があるわけではないので、起こさない努力を怠れば、起きてしまうほど、過去には戦争は魅力的な投資だった時期がありました。
人間は心を持っています。 差別などで戦争が起こることも確かです。 そのような考えではなく、人間を動物として考えたら・・・。 人類は増え続けています。 増え続けていると、やがて、生態系と同じように、おかしくなります。 すると、人は人を減らそうとします。 だから今までになかったような病気などがどんどん出てきています。 戦争も、その一種ではないでしょうか。 自然の摂理かもしれません。
『差』・・・あらゆるところで存在するからでしょう。 人種、言語、宗教、貧富、人口、気候、習慣、文化、歴史、地勢・・ 差は差別になり、被虐と加虐になり、喧嘩が紛争になり戦争でしょうね。 あまり詳しく考えた事がないけどね。
いろんな理由が有るでしょう。宗教戦争・資源奪取の為・人種の差・子供の喧嘩が大人の喧嘩にみたいなものもあるでしょう。アメリカが世界警察ですから、核等武器を持ち出す・持ちすぎると動き出します。無いと言えば、相手を食料として食べる為の戦争は、今はないでしょう。
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