ムーディ線図とは?
- 管路の粘性流動において、管壁の管摩擦係数とレイノルズ数を示したグラフがムーディ線図です。
- ムーディ線図では、レイノルズ数、摩擦係数、粗さ、相当直径の関係を表しています。
- ムーディ線図を使うことで、流れの状態(完全乱流、中間領域、層流)を判断することができます。
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ムーディ線図について教えて下さい
管路の粘性流動において、管壁の管摩擦係数とレイノルズ数を示したものがムーディー線図ですが、この図で分からない事があります。 Re:レイノルズ数、f:摩擦係数、e:粗さ、d:相当直系だとすると、 Re×√f×(e/d)=100の線があります。 これより右側、つまりこの線よりReが高いとプラツン・ニクラーゼの式:f=1/(2.28-4log)^2になります。ここが完全乱流なのでしょうか・・ Re×√f×(e/d)=100の線より手前は中間領域とか遷移域とか言われますね。プラトル・カルマン・ニクラーゼの式になります。 その手前がブラジウスの式、つまり層流になるのですが・・ Re×√f×(e/d)=100って何処から出てきたのでしょうか? これが分からないんです。 教えて下さい。
- 物理学
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fの値がほぼ水平になり始める場所にある、点線の右下がりの曲線のことを、指しておられるのでしょうか?もしそうであれば、多分、ご指摘の通り、そこから右の方は、いわゆる完全乱流ということでしょう。よく混合された流れなので、言い方がおかしいですが、安定した乱流でしょう。この式そのものが、どこから来たかは、知りませんが、ムーディー線図に関連した式は、ほぼ全部、実験式だということを、昔のそのまた昔に、流体力学の先生に、教わった記憶がございます。念のため、英文のサイトを調べてみたら、英文のWikipediaにそういった記述がありました。ムーディー線図は英語では、Moody Chart とか Moody Diagram というようです。もしよろしければ、これらをキーワードにして、検索してみてください。
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大変ありがとうございます。 確かに完全乱流なのですね。 実はRe×√f×(e/d)=100と言う式がどうして右辺が100なのか? これが不思議ですね~・・