解決済みの質問
石英:変質しないので透明~半透明にみえる。へき開を持たないので割れ口が貝殻状断口(割れたガラスの端で見えるかも)になる。とても変質してしまった花崗岩で粘土にならずに残存する無色鉱物はまずこれ。これがなくて真っ白い粘土だけしか無色鉱物がないならその岩石は閃緑岩かもしれません。
斜長石・カリ長石:普通、変質のせいもあり真っ白い色をしていて(石英と見た目の近い半透明のものもあります)、場合によっては粘土化している。余談、石英・斜長石・カリ長石の比率で花崗岩の分類がなされ(る方法もあった気がし)ますが、その折は顕微鏡で数百点いちいち数えること(=モードカウント)になります。たいへんです。
雲母類:黒雲母は基本的な形が板状なもの、(場合によっては比較的)板状にはがれやすい。変質すると黄金色っぽくなる。白雲母は半透明の薄い灰?色みたいに見えたりしますが、変質か相転移の二次生成鉱物かもしれません。板状ではがれやすい性質を持つのは黒雲母と同じです。
角閃石:柱状の鉱物、へき開がありシャープペンの先などで削ると柱状のまま細かく割れたりする。また変質して緑泥石に置き換えられると緑色だけれど新鮮な状態では、色が黒い。ちなみに輝石は角閃石とへき開の角度が違いますし、あめいろや緑色など色つきの産状を呈すると角閃石と区別がつきやすいです。
以上、うろ覚えの手がかりですが、この手の記載は自分が見た花崗岩(あるいは花崗岩類)のイメージを強く負っているので、ここで私が書いたことが一般的にどこでもつかえるか不明です。鉱物はいろいろな見た目を取るので現物を見て知っている人に確認するのが覚えが良いです。または、偏光顕微鏡を使える環境にあるならいろいろな地域の花崗岩で(地域による花崗岩の組成の違いや、あるいは第三紀、第四紀でも産状は違うとも聞いたことはあります)たくさん薄片を作って肉眼と照らし合わせて自分なりの見方を作ってみてください。
投稿日時 - 2007-10-31 00:09:20
お礼
詳しく書いてくださり、たいへん役に立ちました。ありがとうございました
投稿日時 - 2007-11-01 20:34:04
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