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幸福論について

「アリストテレスとホッブズにおける幸福論の概念を比較し、それぞれがどのような人間理解に基づくかのべよ。」 哲学の授業の課題なのですが、いろいろ調べても全然わかりません。期限が明日なので非常に困ってます。教えて下さい。お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ringo2001
  • ベストアンサー率33% (8/24)
回答No.1

一言でいうと、アリストテレスはアレテーに則して活動することが、すなわち幸福であり、個人よりもポリス共同体としての幸福の実現を重視する。 ホッブズは、個人の感性的、精神的な満足感をもって幸福とするという違いがあるのでは。 アリストテレスは人間をポリス的動物といって、共同体の中にあって初めて存立できるものであると考えていたし、同時に人間は理性的な存在だともいっています。 ホッズズは人間を利己的な存在だと考えていたのではないでしょうか。 すでに読まれたかと思われますが、アリストテレスの方は「ニコマコス倫理学」、ホッブズの方は「リヴァイアサン」が参考になるかと思われますが。どちらも岩波文庫で安く手に入るはずです。

GLAYer
質問者

お礼

ありがとうございました。うちの大学の図書館には「リヴァイアサン」がなくて全然ホッブズの幸福論についてわからなかったものですから。本当に助かりました。

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