• 締切済み

αナフトールとβナフトールの違い

αナフトールとβナフトールの違いは酸素の結びつき方ですよね? TLCを行ったのですが、二つに極性の違い(RF値が違う)があったのですが、なぜ酸素の結びつき方の違いが、極性の大きさに関係してくるのですか?

  • 化学
  • 回答数3
  • ありがとう数0

みんなの回答

  • mako-bu
  • ベストアンサー率51% (22/43)
回答No.3

TLCのRf値から、極性の大小に直結するのは乱暴ですね。 TLCのメカニズムを考えてみればわかることですが、溶質の極性も重要な要素であることに違いはありませんが、本質的には充填剤(シリカゲル、アルミナなど)と溶質、溶質と溶離剤(溶媒)、充填剤と溶離剤のアフィニティ(親和力、相互作用)のバランスによるものです。 立体異性の場合、当然充填剤と溶質のアフィニティは大きく変わりますから、Rf値が異なることはよくあることです。

  • QuteBisha
  • ベストアンサー率41% (24/58)
回答No.2

構造式をみるとαナフトールの酸素は、酸素がついてる炭素の隣の隣の炭素についている水素との距離が近いために酸素の持つ極性が弱められていると考えます。 それに対して、βナフトールには酸素の極性を弱めることのできる水素が近くにありません。 現場を離れてしばらく経っていますので、違うかもしれませんが参考にしてください。

noname#62864
noname#62864
回答No.1

極性基(OH)と非極性基(ナフチル基)の「バランス」でしょう。 ナフタレン環を中心として考えた場合に、αとβでは極性基の伸びている方向が違います。そのため分子内の電荷の片寄りにも違いが生じ、結果的に極性にも差が出ると言うことでしょう。 ただし、これらの場合に、さほど大きな差があるとは考えにくいです。

関連するQ&A

  • 全く分かりません…

     1-ナフトールと2-ナフトールではベンゼン環に付く水酸基の位置が違うだけなのに極性、Rf値が違ってきます。これはなぜですか?また、これらのナフトールがエーテルに溶けるとき何か反応が起こってるのですか?

  • TLCと極性について

    TLCの上がり方には極性が大きく影響していることはわかるのですが、 物質の極性の高さの違いをどのように考えればよいかわかりません。 電気陰性度から考えることができるのでしょうか? その場合、ニトロ基本など、共鳴している置換基はどのように考えるのでしょうか? o-キシレン、p-キシレン、m-キシレンのTLCを行ったところ、 Rf値がほぼ同じになったのですが、TLCではオルト、メタ、パラの 影響はないのでしょうか?

  • TLCにおけるRf値と酸性度の関係

    安息香酸、1-ナフトール、ナフタレンを用いたTLCを行ったのですが、結果、この順にRf値が大きくなりました。酸性度の強さはこの順に弱くなりますが、一般に酸性度が大きくなるふほどRf値は小さくなるといえるのでしょうか。また、そうだとしたら、なぜでしょうか。

  • TLCによるアスピリンの純度検定

    サリチル酸とアスピリンの標品をTLC(シリカゲル、展開溶媒ベンゼン:酢酸=95:5)で展開したところ、サリチル酸の方がアスピリンよりもRf値が大きくなりました。 分子の極性を見ると、水酸基の残っているサリチル酸の方が極性が大きいので、Rf値も小さくなりそうなのですが、極性以外のファクターが関係しているのでしょうか? ちなみに、展開層内は十分に溶媒蒸気で満たされており、実験書にもアスピリンとサリチル酸のRf値が0.30と0.38と記載されておりました。 よろしくお願いいたします。

  • この分析の数値から考える極性、HPLCは正しいですか?

    この分析の数値から考える極性、HPLCは正しいですか?             サリチル酸   アスピリン 極性            高い     低い TLC Rf値(順相)     0.338     0.515    Rf値(逆相)     0.534     0.312 HPLC(予測)保持時間(順相) 短い      長い       保持時間(逆相) 長い      短い

  • TLCにおける誤差の原因

    同じ試薬を用いて複数回TLC(薄層クロマトグラフィー)を行ったのですが、Rf値に若干の誤差が生じてしまいました。この誤差の原因は何だと考えられますか。ちなみに使った試薬は安息香酸、1-ナフトール、ナフタレンの3つです。

  • TLC分析での極性によるRf値の変化

    TLCでの分析では、官能基の極性によってスポットの移動距離が変わるみたいですが、どの官能基の極性が強いとかがよくわかりません。 フェノール、安息香酸、アセトフェノン、ベンジルアルコールをRf値の大きい順に並べると、どのようになるのでしょうか? また、極性の強さの考え方もよかったらおねがいします。

  • 度々すみません

     薄層クロマトグラフィー(以下TLC)でα-ナフトール、β-ナフトール、2種混合物を分離しました。このとき検出方法としてUV照射と塩化第二鉄溶液噴霧を使いました。この2つの方法で何が分かるのでしょうか??またα-ナフトールの場合2色くらいに分離したのですがこれは何を示しているのですか?  ちなみに課題として物質の構造からRf値の大小を論じよとあるのですが糸口がつかめず先へ進めません。何かヒントとなるものをいただけないでしょうか。  私は高校生なので十分な資料を得られずに困っています(汗)。面倒とは思いますがどうかご回答をお願いいたしますm(_ _)m

  • TLCとカラムクロマトの矛盾

    TLCとカラムクロマトの矛盾 カフェイン抽出の実験で、困ったことが起きました・・・ シリカゲルのカラムクロマトで10画分に分けたのですが、TLCでそれぞれ標品カフェインと比較したところ、カフェインが7番目画分、ある不純物が9番目画分に出てきました。 私は、「シリカゲルは極性が高いので、遅く出てきた9番目の不純物の方がカフェインよりも極性が高い」と考えました。しかし、TLCでは9番目の方がRf値が大きかったのです。つまりカフェインよりも極性が低いという結果が出たのです。 この矛盾について、何か別の要因があるとしたら何が考えられるでしょうか? 分子の大きさ?何かの相互作用?よく分かりません・・・ もし分かる方がいたら知恵を貸してください!お願いします><

  • TLCについて

    先日TLCでフタル酸エステル(フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル)の分離をしたのですが、炭素数が多くなるほどRf値が大きくなりました。炭素が多くなるほど極性が大きくなる気がするのですが、実際は炭素数が多くなるほどRf値が大きくなりました。何故でしょうか?