管理会計の限界利益について

このQ&Aのポイント
  • 管理会計の限界利益について、価格決定時における商品原価の変動費と固定費の関係、固定費が少ない場合の価格設定範囲の狭さについて理解が難しい。
  • 価格決定時における商品原価の変動費と固定費の関係について、変動費が少ない商品では低い価格でも限界利益を出すことができる。
  • 一方、固定費が少ない商品では価格設定範囲が狭くなるため、価格を下げる余地が少なくなる。
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管理会計の限界利益について

会社の自己研鑽のための会計テキストの中で、以下、理解に苦しんでいるところがありまして、具体例を挙げてご説明頂けると大変幸甚です。 どうぞ宜しくお願い致します。 【テキストの記述と理解に苦しむところ】 (1)価格決定時における商品原価のうち、変動費があまりかからず固定費がほとんどである商品の場合には、価格を変動費を上回るまで低くしても限界利益を出すことができる →「変動費を上回るまで低くする」?? (2)固定費が小さく、変動費がほとんどである商品の場合には、設定できる価格の下限となる変動費が大きいため、価格の設定範囲は狭くなる →(1)の逆を言っているのだと思うのですが、変動費が大きくなることと、価格の設定範囲が狭くなることの因果関係が??

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noname#46596
noname#46596
回答No.1

そのテキストを読んでみないと正確なことはわかりませんが、おそらく次のようなことを言いたいのではないかと推測します。 仮に固定費が100%、変動費が0%である状態を想像してください。 このとき、売ろうが売るまいがお金は一定額でどんどん出て行きます。 ですから1円でもいいからとにかく売ったほうがいい。 何しろ変動費が0ですからいくら売っても余分なコストはかからないわけです。 そして極端な薄利多売だろうが、売って売って売りまくっていけばいつかは損益分岐点を超え、固定費を回収できるようになります。 損益分岐点を越えればそこから先は丸々儲けとなります。 次に、変動費が100%、固定費が0%である状態を想像してください。 商品をいくら売っても単価あたりの変動費は下がりません。 ですから必ず変動費より高い値段で商品を売らなければ儲けは出ません。 以上より固定費が100%である場合、1円以上であれば採算が取れる可能性があるのに対し、変動費が100%である場合は変動費より高値で売らなければ採算が取れない。 したがって、その分だけ変動費が大きい場合は固定費が大きい場合に比べ価格設定の範囲が狭くなると導くことができる。

ecr33_rb25
質問者

お礼

なるほどです。ご回答ありがとうございます。 とてもよく分かりました。 どうもありがとうございました。

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