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陰イオン交換樹脂の化学反応式

陰イオン交換樹脂にHClを添加し、その後Ni Feを含むHClを添加しました。その後、HCl添加し、水を添加しました。 この操作における化学反応式はどう表したらよいのでしょうか?この陰イオン交換樹脂の化学式はR-N+(CH3)Cl-というのはわかったのですが…

  • 化学
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回答No.2

こんにちは~!!使っているものは強陰イオン交換樹脂ですね!! FeイオンはHCl濃度がだいたい8M以上だとオクタヘドラルな[FeCl6]3-の陰イオン錯体を作ります。なので反応式にすると 3[R-N+(CH3)Cl]+H3[FeCl6]→[R-N+(CH3)]3・FeCl6+3HCl となって濃塩酸を流してやるとFeは樹脂によくくっつきます。 その後水を流すとFeのクロロ錯体は加水分解してしまって、 [R-N+(CH3)]3・FeCl6→3[R-N+(CH3)Cl]+FeCl3 になってFeは樹脂からはずれます。 NiはClイオンとは相性が悪く如何なるHCl濃度でも陰イオン錯体を作らないので、何にもなりません。

tarakou
質問者

お礼

わかりました!詳しく丁寧な説明ありがとうございます!

その他の回答 (1)

  • Bubuca
  • ベストアンサー率59% (531/896)
回答No.1

こんばんは >この陰イオン交換樹脂の化学式はR-N+(CH3)Cl- ということはCl型の陰イオン交換樹脂ですね。 添加したとは、ビーカーに樹脂を入れて、そこに次々と添加していったのですか? それともカラムに樹脂を詰めて、上から順々に流していったのですか? カラムに詰めた場合は「添加」とは言わずに「通液」などと呼びます。 いずれにせよ「添加」したものの中の陰イオンはClしかないので、何も変化は起きないような気がします。 この手の陰イオン交換樹脂には脱色作用、簡単に言うと有機物を吸着してくれるのですが、それも入っていないようですね。 前後にもっといろいろな操作があったのですか? 質問文の操作が全てだとすると「何も起きない」のが答えだと思います。

tarakou
質問者

お礼

それともカラムに樹脂を詰めて、上から順々に流していったので通液というのですね。ありがとうございます。

tarakou
質問者

補足

それともカラムに樹脂を詰めて、上から順々に流していったので通液というのですね。ありがとうございます。

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