なぜ「原爆をおとされてもしかたがない」発言が問題なのか？

質問

日本は戦争の加害者側で広島も長崎も主要な軍事拠点でした
原爆でなくても大規模な空爆は予想されていて
非戦闘員は疎開されていてしかるべきだったはずです

原爆をおとされてもしかたがないというのもしかたがないと思いますが
なぜに問題になったのでしょうか？

回答No.1

managoh · ベストアンサー

理論的に考えれば仕方がなかったのかもしれません。

しかし、実際に原爆の被害にあった方はそれを聞いてどう思うと思いますか？
大切な家族を原爆によって奪われた方は？
こういった方たちが被害を受けたことが「仕方がなかった」と言われて、悲しい気持ちになるとは思いませんか？

正しいことを言うのももちろん大切なことですが、人の気持ちに配慮することも大切なことだと思いますよ。
原爆を落とされても仕方がなかった、ということ自体が間違っているのではなく、それを被害者などに配慮せずに言ってしまったことが問題なのでは？

お礼

回答ありがとうございます

＞原爆の被害にあった方はそれを聞いてどう思うと思いますか？
それはそうですね

ただ空襲による被害のほうが原爆による被害を大きく上回っています
死んだから正義的な意識より
戦争を引き落とした責任を追及したほうがより有意義な気がします
原爆を落としたのは、先制攻撃をしかけた自分自身のせいなのですから

回答No.10

noname#100682

＞日本は戦争の加害者側
そもそも、なぜ戦争になったのか、もっと言えば「戦争」とは何なのかをご存知でしょうか？
戦争自体は犯罪や交通事故とは違います。
たとえ、日本が「戦争の加害者側」というものであったとしても、それで一般市民を原爆で大虐殺して良いとはなりません（国際法違反です）。
ですので、少なくとも一般市民に対して行った原爆投下や空襲については、むしろ、アメリカこそが犯罪者です。

＞広島も長崎も主要な軍事拠点でした
軍事拠点自体を攻撃するのならば分かりますが、軍事拠点がある地域ならばどこでも攻撃して良いとはなりません。
原爆の爆心地は、広島は病院、長崎はテニスコートです。
例えば、『sigavさんの隣の家が犯罪武装組織のアジトだから、sigavさんの家を標的に街ごとふっ飛ばした』ということは、当然肯定されないことだと分かるはずです。

＞非戦闘員は疎開されていてしかるべきだったはず
疎開されてた方々もいます。とはいえ、そもそも戦闘地域にいなかった人たちが殺されていますし、一般市民への空襲自体が戦争犯罪です。
そもそも原爆を落とそうとしているなんて、日本は知りませんし、一般市民を巻き添えにする可能性があるときは、攻撃する前に、「今から攻撃するから」と攻撃側は警告しなければなりません。

そして、そもそもあの原爆投下と戦争は関係がありません。
戦争は、軍と軍が戦い争うことで、誰でも殺していいわけではありません。
例えば、ジャンケンで物事を決めようとしたのに、突然、相手が殴ってきたりしたら、ジャンケンで決めるとした約束（ルール）違反ですよね。
アメリカは警告なしで原爆を落としたのですから、アメリカに悪意があったことは明らかです。
つまり、あの原爆投下は戦争行為ではなく、単なる大虐殺、ホロコーストです。

したがって、原爆ドームでは「戦争の悲惨さ」が学べるのではなく、「アメリカによる日本人大虐殺の悲惨さ」が学べるのです。

参考にどうぞ↓
「大東亜戦争の真実」　世界の大東亜戦争の評価。
http://specific-asian-flash.web.infoseek.co.jp/daitouasensou.html

＊大東亜戦争とは太平洋戦争の日本側の呼び方です。

また、東京裁判で日本人被告人に対して全員無罪の判決を出した国際法学者のパル判事はこう仰っています。

「ハル・ノートのようなものを突きつけられたならば、モナコやルクセンブルグ（のような小国）でさえ戦争に訴えたであろう」

「要するに彼ら（欧米諸国）は日本が侵略戦争を行ったということを歴史にとどめることによって、自分らのアジア侵略の正当性を誇示すると同時に、日本の一七年間（昭和３年～２０年）の一切を罪悪と烙印する事が目的であったにちがいない。　私は１９２８年から１９４５年までの一七年間の歴史を二年七ヶ月かかって調べた。この中には、おそらく日本人の知らなかった問題もある。それを私は判決文の中に綴った。その私の歴史を読めば、欧米こそ憎むべきアジア侵略の張本人であるということがわかるはずだ。それなのに、あなた方は自分らの子弟に、「日本は犯罪を犯したのだ」「日本は侵略の暴挙を敢えてしたのだ」と教えている。満州事変から大東亜戦争にいたる真実の歴史を、どうか私の判決文を通して十分研究していただきたい。日本の子弟がゆがめられた罪悪感を背負って、卑屈、頽廃に流されていくのを私は平然として見過ごすわけにはゆかない。あやまられた彼らの宣伝の欺瞞を払拭せよ。あやまられた歴史は書き変えなければならない。」

「（戦後）日本は独立したといっているが、これは独立でも何でもない。しいて独立という言葉を使いたければ、半独立といったらいい。いまだにアメリカから与えられた憲法の許で、日米安保条約に依存し、東京裁判史観という歪められた自虐史観や、アメリカナイズされたものの見方や考え方が少しも直っていない。日本人よ、日本に帰れ！と私は言いたい。」

「東京裁判の影響は、原子爆弾の被害よりも甚大だ」

あと、小林よしのりの「戦争論」という漫画が１～３巻出ているのですが、それがとても勉強になります。
戦争などを考えるきっかけとして、時間があれば読んでみてください。

回答No.9

no009

＞原爆をおとされてもしかたがない。

つまり、理由があれば、核兵器を使用しても正当化されるということです。
現在は、勝ったアメリカの言い分がまかり通っていると思います。被爆国日本は核兵器使用に関し、いかなる理由も認めていないと考えます。核使用に対し、いかなる詭弁的理由も認めません。

「仕方ない」とは、核兵器使用を(理由があれば、：理由なんて以下の回答子がそれぞれ述べているようにいかようにもつけられます。いかように反論できます。イデオロギーの問題で誰が正しいかなんて論破できるものでもありません。）是認するものです。
例えば、テロリストが核をアメリカで使用した場合、いくらでも理由はつけられます。（その場合、アメリカはどのような反論をするのかな？まさか、無差別に被戦闘員を殺戮した、とは云わないでしょう。）

軍事施設であっても、核を使用を是認すること自体を日本国は認めてないし、認めて欲しくないです。Ｑ間の発言は失言以前に頭が悪いというか、情けない発言です。選挙区が長崎と知って、とても悲しいです。

広島や長崎の日に式典を淡々と放映するのでなく、国会議員や国民にその主旨をはっきり伝えないと分かってもらえない時代になったのでしょうか。

残念ながら、これは日本の理論であって、世界の理論ではないと思いますが、もっと核の脅威について、日本の核兵器使用に対する姿勢・考え方について、世界に対してせめて長崎や広島の日くらいアピールしてもいいとおもうけどな～。

「非武装中立」なぞ、世間知らずの小中高生レベルの思考と考えますが、核兵器使用に関してはだけは、日本国は理想論を掲げ続けててほしいです。

（核抑止力としての核の報復使用は、とりあえず棚に挙げておきます。）

回答No.8

rin00003

当時私の母は呉にいて、なぜ広島だけ空襲がないのか皆不思議がってたらしいです。

また当時の米内海相が、原爆はある意味天佑だ。とする天佑発言をしましたが、失言のレベルを超えていてるとしか思えません。

阿南陸相が自決のさいに［米内を斬れ］と遺言を残していますが、そういうところからもきているかもしれないらしいです。

参考文書　日本海軍指揮官列伝　１２００円　宝島社

回答No.7

yasu2209

昨日同じテーマでアンケートが出ています。
多くの方が意見を述べられています。（私もですが）

是非一読してください。

参考URL：

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3232854.html

回答No.6

63ma

何で今頃この質問を？の感がありますが、日本人として誤解だらけですので、回答します。
　日本は戦争の加害者側・・・何処の歴史にその様な表現があるのでしょうか。（強いて言えば、中国の教科書？）
　原爆でなくても大規模な空爆は予想されていて・・・そんな予想は誰がしていたのでしょうか。
　貴方は、一般市民が数十万人も一瞬にして、虐殺されたことを「仕方ない」で済ませますか。
　アメリカの原爆投下が、人体実験であることが分からないのですか。
　原爆を投下する前に、綿密に予行演習をし、投下直後にその成果を確認すべく科学者が現地調査をしています。（その為に被爆してますが）
　この様な現実と歴史を理解すれば、口が裂けても「仕方ない」発言は無いと思います。
　アメリカ側は、原爆のお陰で戦争が早期に終息したと言ってますが、正に詭弁です。
　また、広島・長崎の悲惨な被爆状況は国民に知らせていないのもアメリカです。

回答No.5

j_nishiz

久間大臣の「しょうがない」は貴方の言う「しょうがない」とは違います。
　また、アジアに対する戦争とは違い、日米の戦争に関しては加害者とは言い切れません。

　原爆投下が敗戦を早めた、との主張に一定の評価があるのは事実ですが、そこで失われた何十万の人命との比較は難しいでしょう。
　広島にせよ長崎にせよ、軍事拠点と言うほどの基地ではありません。
　ましてや一般市民の多く住む住宅街の真上に落としているのです。

　久間さんの場合は長崎の人で、被害者の感情も分かった上で「しょうがないと思って自分を納得させている」との趣旨ですから、その言葉自体は何も問題がないと思います。
　しかし、政治家であり、大臣であるわけですから、選挙期間中に揚げ足をとられるようなことを自ら言ってはいけないわけです。

回答No.4

zeeke

いくら戦争であっても一般市民の大量虐殺は許されたものではありません。しかも原爆投下は新たに開発した原子爆弾の実験と旧ソ連への示威のために行われた部分がありました。また、原子爆弾は直接的な熱線と爆風だけでなく以後何十年も放射能によって被爆者の方を苦しめました。かなり非人道的な兵器なのです。

結果的に戦争を早く終結させることになり、日本がアメリカと旧ソ連とで南北分割されることを避けることになりましたが、日本は唯一の原子爆弾の被爆国としてその残酷性を訴えていかねばなりません。そのような国の防衛大臣が「しょうがない」と発言することは、原爆の戦争を速く終結させたという点にのみ注目したのでしょうが、あまりに不用意であったと思います。

あなたも地獄のような目にあった被爆者の方を目の前に「しょうがない」と言えますか？言えるのであれば人間的な感情が欠如していると言わざるを得ません。そうでないことを願っています。

今日の裕福な日本があるのは原爆で亡くなった20万以上の方の命(今でも正確な人数さえ分かってないのです)言わば人柱のおかげです。「しょうがない」の一言で済ますのではなく、むしろ今の日本があるのは多くの亡くなった方たちのおかげだと感謝して冥福を祈るべきではないでしょうか？？

原爆について勉強することをおすすめします。

回答No.3

oscar-

http://mltr.free100.tv/faq08f02j.html#09078

回答No.2

mrsara

私もあの発言はあまり問題発言だとは思っていませんが。

やはり日本の防衛の責任を担う方の発言としては、被害者や遺族への配慮を欠いていたとは思います。

そして、どうしようもない状況（そうでも市内と戦争が終わらない）だったとしても、核兵器の使用は許すべきではないという、長崎市や広島市の主張にも沿わない意見であるのも事実でしょう。

非難している方も、原爆は問題だが普通の爆弾なら良いといっているわけでもないのですよ。