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生物のもつ毒物について

カビ、バクテリア、植物毒、動物毒について、それぞれどのような種類があるのか、またその毒物が人体に及ぼす影響にはどのようなものがあるのか教えてください。

みんなの回答

回答No.5

毒草の種類について書かれている サイトを紹介しますね! 箇条書きで書かれていて とても把握しやすいと思ったサイトです。 遊ぶ前の注意点 http://plant-fun.net/cyuui.html 手についた草汁で、お腹を壊したりすることもあるそうです。 植物に触れたときは必ず手を洗ってくださいね。 こちらのサイトだと、 毒草以外のことも書かれているので、 よかったら参考にまでにどうぞ! たのしく、なかよく 植物遊び! http://plant-fun.net/

  • ryumu
  • ベストアンサー率44% (65/145)
回答No.4

みなさんがいろいろ答えてるので、私は志賀毒素と志賀様毒素(ベロ毒素)について。 志賀毒素とは、志賀潔博士が赤痢菌より発見した毒素です。 のちに一部の食中毒を起こす大腸菌から産出される毒素が、志賀毒素に対する抗体で中和されるものがあることから、これを志賀様毒素と呼んでいます。別名ベロ毒素(ベロ細胞を殺すため)とも言われ(VT1)、O175の毒素で有名です。 ベロ毒素には、のちに免疫学的に志賀毒素と異なるもう一種類の毒素(VT2)が存在することが知られました。 これらの毒素と植物毒性のリシンは、ともに真核細胞の28SリボソームRNAの5’末端から4324番目のアデニンを遊離させるRNA N-グリコシダーザ活性を示し、蛋白合成を阻害します。 一般的にこのような細胞毒は、膜結合蛋白と細胞内でわるさをする水溶性蛋白質で構成されることが多いようです。 1992年に、VT1の膜結合蛋白質の結晶構造が発表され、昨年(2000年)にその構造から設計された糖を含む化合物(炭水化物)で、VT1の阻害が起こることがわかり、その結合状態の結晶構造が発表されてます。この糖質はVT2にも作用することもわかりました。 (私は構造生物専門なので、このような研究はとても感動しました^^。) えっと、ちょっと定かではないですが、このVT1の膜結合蛋白質が標的にしている脂質は、ある種のガン細胞には多く存在するらしく、従ってVT1によく反応するみたいです。これを用いたガン治療も示唆されてたような・・・。この点については忘れてしまいました・・・。すみません^^

  • kawakawa
  • ベストアンサー率41% (1452/3497)
回答No.3

動物毒について。魚毒としては; ふぐ毒;テトロドトキシン;解毒剤のない有名な毒ですネ。自律神経・運動神経の伝導を遮断します。 シガテラ毒;シガトキシン;末梢神経・中枢神経に作用します。 貝毒としては; 麻痺性貝毒;サキシトキシン、ゴニオトキシン類;フグ毒に匹敵する猛毒です。神経麻痺、運動失調を経て呼吸麻痺となります。 下痢性貝毒;ジノフィシストキシン;水様性下痢を起こしますが、発熱がないので腸炎ビブリオと区別できます。 アサリ毒;ベネルピン;悪寒・嘔吐・腹痛・微熱・皮下出血・肝臓障害→黄疸、場合によっては死亡。 ばい貝毒;スルガトキシン、ネオスルガトキシン;眩暈・頭痛・嘔吐・視力減退・瞳孔拡散・言語障害・四肢の痙攣、場合によっては死亡。 光過敏作用物質;フェオホルバイド、ピロフェオホルバイド;光過敏症を発現。 上記の貝毒は貝そのものが産生するのではなく、プランクトンが作り出した毒が貝の体内に蓄積した結果のものです。 簡単に書いてみました。 以上kawakawaでした

  • kawakawa
  • ベストアンサー率41% (1452/3497)
回答No.2

カビ毒について。 アフラトキシン;Aspergillus flavus, Aspergillus parasiticusが産出する毒素です。肝細胞壊死、肝癌発生。特に肝癌発生については、他のあらゆる化学物質よりも強いといえるでしょうか。B1、B2、G1、G2のタイプがあります。穀物類に多いですネ。 ステリグマトシスチン;Aspergillus versicolorが産出します。強い肝癌発生能力があります。穀類に多いです。 オクラトキシン;Aspergillus ochraceus, Penicillium viridicatumが産出します。肝グリコーゲンを低下させ、腎組織に強い障害を与えます。米穀類におおいです。 シトリオビリデン;Penicillium citreo-virideが産出します。神経毒で下肢の麻痺や呼吸困難から死に至ることもあります。黄変米ですネ。 ルテオスカイリン;Penicillium islandicumが産出。肝硬変や肝癌をおこします。 ルブラトキシン;Penicillium rubrumが産出。肝障害。トウモロコシです。 シクロクロロチン;Penicillium属が産出。出血を伴う肝細胞の壊死がおこります。 シトリニン;Penicillium citrinumが産出。腎糸球体障害。 パツリン;Penicillium urticae, Aspergillus clavatusが産出。上行性神経麻痺。 エルゴタミン;Claviceps purpureaが産出。神経症状(嘔吐・下痢・腹痛を伴う知覚異常や痙攣)、子宮収縮。 トリコテセン類(T-2トキシン);Fusarium tricinctumが産出。腸管肥大充血・胸腺萎縮・肝臓肥大・腎臓肥大。 トリコテセン類(ニバレノール、フザレノン-X);Fusarium nivaleが産出。症状はT-2トキシンと同じ。 ゼアラレノン;Fusarium graminearumが産出。ブタの不妊原因物質ですが、人体への影響は不明。 とりあえず、カビ毒について書いてみました。 タイプは肝臓毒・腎臓毒・神経毒・麦角毒素・フザリウム毒素群にわけることができますネ。 以上kawakawaでした

  • dragon-2
  • ベストアンサー率48% (117/243)
回答No.1

 植物毒だけ回答します。 1.有毒成分  【アルカロイド】毒キノコや、菌類、種子植物では、アヘン、アトロピン(ナス科)、ニコチン、クラーレ(筋弛緩剤です)など  【配糖体】青酸系-バラ科(ウメなど)、アマ科  サポニン系-ジキタリス  ソラニン系-ナス科(ジャガイモの芽)  【油脂】アセビ、毒ゼリ、など  【有機酸】多くの植物の葉に含まれるシュウ酸など 2.生理作用  (1)血液毒:トウゴマ(ヒマ子)、サクラ属、トウアズキなど  (2)神経筋肉毒:バッカクキン、ジキタリス、クラーレなど  (3)神経毒:毒キノコ、チョウセンアサガオ、など  (4)筋肉毒:シュロソウ属(ユリ科)など  (5)皮膚刺激、皮膚炎を起こす:ウルシ科などW

参考URL:
http://www.luice.or.jp/~kigen/

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