解決済みの質問
大型飛行機が荒天の中を飛行することは少ないのでしょうが、例えば米軍機がかつて台風の中を飛行して観測していた例もあります。
まず基本的に風が一様に吹いているだけなら、機体は流されるだけで航法だけ考慮すればよいことになります。これを推測航法といい、機体が風に流されないように斜めになる角度を偏流角といいます。特に着陸時には滑走路との関係がありますので、機体をローリング方向に傾けるウイングロー法とヨー方向に傾けるクラブ法があります。
寧ろ飛行機にとって影響が大きいのは、突風です。水平に保つというか、機体が揺れるということでしょうが、周期の小さな揺れは人間が制御できるものではありませんのでSASなどの装置によって安定化させています。特に大型機は慣性モーメントが大きいのでこの傾向は顕著です。まあ機体の安定性などの問題は説明するのに骨が折れますのであまり詳しくは掛けませんが、動安定性の低い機体では、何時までたっても揺れが収まらず、かえって揺れが大きくなることもあります。静安定性については機体の向きがどんどん大きく変化して行きますので、それを修正するということになるでしょう。
突風が働きますと機体に大きな加速度が加わり、時に機体に皺が寄ったり、空中分解することもあります。
視界については、通常定期便の航空機では計器飛行方式ですから、鉄道の列車の様なものです。つまり計器と管制にしたがって飛行するのであまり視界不良は離着陸を除けば問題にならないでしょう。有視界飛行方式では自動車のように自ら進路を取らなくてはなりません。今ではレーダーで障害物を探しながら飛行することもできます。特に軍用の機体では地形追随レーダーや赤外線を利用した装置によってかなりの部分は克服できます。
投稿日時 - 2002-07-11 22:53:44
お礼
詳細なご回答ありがとうございました。
ご職業に関係ある方でしょうか、とにかく驚きました。
今回教えていただいた事はよくよく参考にさせて
頂きます。
質問の〆切までもう少しお待ちください。
投稿日時 - 2002-07-13 17:44:03
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