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FeとMnの磁化率について
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>・電子スピンが磁化に重要と言う事は周期表にある遷移元素はあまり関与していないてことになるのでしょうか? いわれている意味がよく掴めないですが。。。おそらくMnが遷移元素なのでということでしたらFeも遷移元素ですね。遷移元素のd,f軌道はいろいろな挙動をとります。詳しいことは磁性の専門書を見ていただく必要があると思いますが、、、 >・常温でMnは非磁性体だったのですか?お恥ずかしい話ですが何か補足をお願いできますか 何を補足すればいいのかよく分かりませんが、以下はWikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%B3)からの引用です「マンガン自体は磁性を示さないが、合金および化合物には様々な磁気的性質を示すものがある。例えば、マンガン、亜鉛、鉄を含む金属酸化物であるMnZnフェライトはコイルやトランスのコア材料として用いられている。」 >・Mnの化合物って事ですので結晶構造になりますかね(例えばブルーベリーに存在するMnみたいな感じです)、このことを考えると結晶構造によってはFeよりもMnのほうが磁力が強く成る事が有るのでしょうか? ブルーベリーにMnが存在することは知りませんでした(^^);。恐らくMn化合物となっているのでしょうか?よく知りません。 Mnが磁性を示すケースは調べられればいろいろでてくると思いますよ。ええかげんな話になりますが(笑い)Mn化合物がFeの磁性より強くなるケースは有りうると思います。ただ、果たしてその化合物が普通に安定に存在するかどうかは分かりません、例えば超高圧化でのみ存在するとか、、、
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- connykelly
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>結局のところ物体の磁化を決定するのは「電荷」ってことですか? う~ん、電荷というより電子のスピンが磁化に関係しています。電子のスピンとは何かということですが、それは電子の自転のことで、それによって磁性が生まれることになります(アンペアの法則でしたか?)。 >FeとMnの磁化率ってどっちが大きいのですか? 鉄は常温で磁石の性質(磁性)を示します(強磁性といっています)がMnは非磁性です。しかし、例えばMnとAlの化合物は強磁性となります。つまり、電子のスピンによる磁石の配列が変わるわけですね(←環境が変わればモノが変わるというようなイメージ)。 >Fe,Mnでも分子構造が変わればMnの方が磁化が強くなることもあるって事ですか? 仰られている「分子構造」というのはFeやMnの結晶構造のことですか、あるいは原子の構造ということですか?もし後者なら原子構造を変えるとそれはもはやFeやMnではなくなると思いますが。。。
お礼
だんだん解ってきました! ・電子スピンが磁化に重要と言う事は周期表にある遷移元素はあまり関与していないてことになるのでしょうか? ・常温でMnは非磁性体だったのですか?お恥ずかしい話ですが何か補足をお願いできますか ・Mnの化合物って事ですので結晶構造になりますかね(例えばブルーベリーに存在するMnみたいな感じです)、このことを考えると結晶構造によってはFeよりもMnのほうが磁力が強く成る事が有るのでしょうか? しこくてすいません最後の質問にさせて下さい m(_ _)m
- zappy123
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磁化率ではなくて、自発磁化の事でしょうか? 自発磁化のことであれば、単体金属のFeとMnでは、Feの方が大きいです。FeやMnを含む遷移金属の磁化の大きさはまとめられていて、スレーターポーリング曲線として知られています。スレーターポーリング曲線をgoogle等で検索してみてください。 なぜFeの方が大きいかを知りたいのであれば、少し込み入った話になります。
お礼
有難うございました 早速レスターポーリング曲線を調べましたが良くわかりませんでした? おっしゃるとおり難しそうですね。 結局のところ物体の磁化を決定するのは「電荷」ってことですか? 分子に成るとまた複雑なことになりそうですが同じFe,Mnでも分子構造が変わればMnの方が磁化が強くなることもあるって事ですか?
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お礼
ご多忙中いろいろとありがとうございました。 もう少し学問に励みますいい勉強になりました。