• ベストアンサー

トリス(エチレンジアミン)コバルト(III)塩の合成において

エチレンジアミンを水に溶かし、冷HClを加えてから、硫酸コバルト七水和物を水に溶かしたものを加えました。 このあと、過酸化水素水を加えたのですが、それがなぜですか? さらに、この状態でアルカリ性なんでしょうか??、、、pHを中性に戻す作業を後からしています。 この作業過程の意味がわかりません。 あと反応式は CoSO4・7H2O+ 3 C2H8N2 + HCl →〔Co(en)3〕Cl・SO4 + H+ + 7 H2Oというヘンテコな式になってしまいましたが、合わせてご指摘よろしくお願いいたします。

noname#36536
noname#36536
  • 化学
  • 回答数4
  • ありがとう数0

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kb-nike
  • ベストアンサー率36% (72/200)
回答No.3

ANo.2 補足: <なぜ、過酸化水素水を加える時点でアルカリ性になっているのですか? <塩酸を入れているのに!? エチレンジアミンはアルカリ性を示します。 質問者さんの実験データはわかりませんが、通常、この方法では塩酸はアミンの当量よりも少ない量を加えているはずです。 *当量:この場合、中和の為に必要な量。

その他の回答 (3)

回答No.4

1.各試薬の当量(モル比) 2.Coイオンの価数と置換活性/置換不活性の関連性 3.アンミン配位子の配位能力のpH依存性 以上の点についてご自身でもう一度確認してみてください。 コバルトアンミン錯体は錯体化学の王道です。成書も多数あります。

  • kb-nike
  • ベストアンサー率36% (72/200)
回答No.2

ANo.1追加: 過酸化水素を加える(加えた)時点ではアルカリ性です。 酸性ではエチレンジアミンをコバルトに配位させることは出来ません。 と言っても、(塩酸なしで)エチレンジアミンだけでも配位させることが出来ません。 各試薬の量、添加のタイミングは経験的に得られたものです。

noname#36536
質問者

補足

なぜ、過酸化水素水を加える時点でアルカリ性になっているのですか? 塩酸を入れているのに!?

  • kb-nike
  • ベストアンサー率36% (72/200)
回答No.1

硫酸コバルト(II)とエチレンジアミン、塩酸の溶液中で、トリス(エチレンジアミン)コバルト(II)錯体が生成します。 過酸化水素を加えて酸化することによって目的のトリス(エチレンジアミン)コバルト(III)錯体が得られます。 反応式はコバルト(II)錯体生成と、コバルト(II)錯体が酸化されてコバルト(III)錯体が生成する2段階に分けて記述した方が分かりやすいでしょう。

関連するQ&A

  • トリス(エチレンジアミン)コバルト(III)塩の合成において

    エチレンジアミンを水に溶かし、冷HClを加えてから、硫酸コバルト七水和物を水に溶かしたものを加えました。 このあと、過酸化水素水を加えたのですが、それがなぜですか? さらに、この状態でアルカリ性なんでしょうか??、、、pHを中性に戻す作業を後からしています。 この作業過程の意味がわかりません。 あと反応式は CoSO4・7H2O+ 3 C2H8N2 + HCl →〔Co(en)3〕Cl・SO4 + H+ + 7 H2Oというヘンテコな式になってしまいましたが、合わせてご指摘よろしくお願いいたします。

  • トリス(エチレンジアミン)コバルト(III)塩合成

    [Co(en)3]Cl・SO4と酒石酸バリウムを反応させる形で トリス(エチレンジアミン)コバルト(III)塩を合成しました! Δ体-d酒石酸イオンとΛ体-d酒石酸イオンとのジアステレオマー異性塩を析出させてから、濃アンモニア水を滴下した上でろ過を行ったのはなぜですか? アルカリ性にしなければならなかった訳をおしえてください!

  • trans-及びcis-ジクロロビス(エチレンジアミン)コバルト(III)塩化物

    今回以下の合成でtrans-及びcis-ジクロロビス(エチレンジアミン)コバルト(III)塩化物を合成したのですが、反応式と構造式が分かりません。どなたか分かる方がいましたら回答お願いします。 trans-ジクロロビス(エチレンジアミン)コバルト(III)塩化物 (1)塩化コバルト6水和物5gを30mlの水に溶かし、これに10%エチレンジアミン水溶液20mlを加えた。 (2)この溶液に空気を激しく2時間通した後、溶液を蒸発皿に移し、濃硫酸13mlを加え、溶液の表面が結晶性の皮膜により覆われるまで湯浴上で加熱濃縮した (3)溶液を十分放冷した後、結晶をろ別した。 (4)ろ別した結晶を6M塩酸で洗浄した後、ろ液にはさんで乾燥した。 (5)結晶を蒸発皿に移し、湯浴上で塩化水素の臭いがほとんどなくなるまでよくかき混ぜながら乾燥させた。 cis-ジクロロビス(エチレンジアミン)コバルト(III)塩化物 (1)合成したtrans-ジクロロビス(エチレンジアミン)コバルト(III)塩化物を少量の水を加え、かき混ぜながら湯浴上で蒸発乾固させた。 (2)数滴の水を加えてろ過した後、結晶を少量の冷水で洗った。 (3)洗液初め緑色で徐々に薄くなり、洗液が紫色になったら洗うのをやめ、エタノールで結晶を洗い風乾させた。

  • エチレンジアミン+水

    エチレンジアミンと水を混ぜたところ何か気体が発生しました。 これは一体何なのでしょうか? 反応式も教えていただけると助かります。

  • 無機錯体の合成について

    カルボナトビス(エチレンジアミン)コバルト(III)塩化物[Co(en)2(CO3)]Clを経由して、ジクロロビス(エチレンジアミン)コバルト(III)塩化物[Co(en)2Cl2]Clを合成する時の反応式が分かりません。

  • コバルトの錯体の実験で

    化学の実験で、塩化コバルト六水和物を水に溶解し、酢酸カリウム、エチレンジアミン四酢酸(H4edta)をくわえて溶解させ湯浴させ過酸化水素水を加えて、再び湯浴して、ろ過して冷却後、エタノールを加えて、K[Co(edta)]の結晶を析出させました。これを吸引ろ過したあと、エタノールで洗浄して、乾燥させて重量を測りました。 ここで、疑問が湧いてきたものの、本でも読んでわからないのがあります。 (1)edtaがどうしてさまざまな金属と錯体を生成するのでしょうか? (2)結晶を析出させるのにどうしてエタノールを加えたのでしょうか?そしてどうして結晶をエタノールで洗浄したのでしょうか? 引き続き本でも調べてみますが、どうかお願いします

  • コバルト錯体について

    トリス(エチレンジアミン)コバルト(III)錯体 [Co(en)3]と トリス(プロピレンジアミン)コバルト(III)錯体 [Co(pn)3] を簡単に入手もしくは合成する方法はありますでしょうか? またどちらも水溶性でしょうか?

  • コバルトイオン 色について

    Co(NO3)2・6H2O 硝酸コバルト六水和物の色を教えて下い。

  • 錯体を使った実験

    こんにちは。 大学に通っている者です。 先日化学の実験があって、エチレンジアミン四酢酸カリウムを合成しました。 その際に試薬として、塩化コバルト(II)六水和物、酢酸カリウム、エチレンジアミン四酢酸、過酸化水素水、エタノールを使用しました。 エチレンジアミン四酢酸のイオンは、塩化コバルト(III)イオンと結合しやすいため、実験の途中で塩化コバルト(II)イオンを塩化コバルト(III)に替えました。 なぜ初めから塩化コバルト(III)を使わないのでしょうか? 回答よろしくお願いいたします。

  • 硝酸コバルト六水和物の分解

    硝酸コバルト六水和物Co(NO3)2・6H2Oは100℃くらいで分解するとあるのですが、どのように分解するのでしょうか? 6個の水は100℃ならそのまま飛ぶと考えています。Co(NO3)2の部分がどうなるか知りたいです。Coは残存し、(NO3)2は窒素、酸素、Noxになって全て飛んでいくのでしょうか? 詳しい方お願いします。