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江戸時代に男装の麗人は実際にいたのか?

 時代小説を読んでいたら、武家の娘が男装をして外出する場面が出てきました。  『小紋の袷に小倉袴、二刀を帯びた姿は若侍だが・・・』というような具合です。  池波正太郎の小説にもこんなのがあったような気がします。  今の時代でも、国会にピンク色の背広とズボンをはいた、麗人とは云い難い女性議員がいらっしゃいますが、江戸時代に男装する女性は実際にいたのでしょうか?  敗戦時、敵兵から凌辱されるのを防ぐために男装するということは、何時の時代にもあったと思います。  江戸時代の平時にあったんでしょうか?  (この質問は、小説の時代考証について、どうこう批判するものではありません、単に実際にいたのだろうかという質問です)  よろしくお願いします。  

noname#49020
noname#49020
  • 歴史
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質問者が選んだベストアンサー

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noname#36463
noname#36463
回答No.2

おんな歌舞伎は、いろいろと問題があり、禁止令が出てから、「若衆歌舞伎」になりましたが、一定時期、お芝居の上での男装の麗人は、いました。 白拍子の衣装も男装です。 江戸時代ではありませんが、日本で、ただひとつの女性用の甲冑も保存されています。 遊郭の女あるじの中には、なめられてはいけないということでしょうか、女性らしい身なりでは、なかったということです。 女を売る商売の中で、売り物と自分を分けて考えていたということでしょうか。

参考URL:
http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/kabuki/kabuki041205.html
noname#49020
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。  女性用甲冑!男物と形が違うんでしょうか。  遊郭の女主人は女らしい身なりではなかった、・・・フウム、女あるじは、齢もいってるし、売り物でないことは見ればわかる?  そうすると、遊郭を束ねていくため、身も心も男になり切って・・・ということでしょうかねえ。  大変参考になりました。

その他の回答 (4)

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.5

 回答ナンバー4のfujic-1990です。  思い出しました。私が言っていたのは「べっしきめ(別式女?)」という名称でした。  広辞苑を引いたのですが、出ていませんでしたけど・・・ (^^;

noname#49020
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。『別式女』ありました。  男子禁制の所の警護役のようですね。腕も立つんでしょうな。  ありがとうございました。 http://homepage2.nifty.com/kenkakusyoubai/kenzyutu/onnabugeisya.htm

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.4

 麗人といえるかどうかはわかりませんが、武士のカッコウをして武芸にはげんだ女(役職)はあったそうですよ。  いわゆる「女武者」ね。名前が、思い出せませんが、薩摩あたりだったと思います。

noname#36463
noname#36463
回答No.3

2です。 江戸時代では、無かったので、詳しい回答を遠慮しましたが、「大三島の鶴姫」の鎧は、現存する模様です。 今しがた、子どもに頼んで、図書館の本を返してしまったのですが、「歴史と旅・別冊・廓特集」に、数は、多くないものの、遊郭に女あるじがいて、男っぽい格好をしている表記が数行ありました。

参考URL:
http://www1.neweb.ne.jp/wb/maruto/umi/ohmishima.htm
noname#49020
質問者

お礼

 再びのご回答ありがとうございます。  鶴姫の鎧、見させていただきました。たしかにウェストの辺が締まっているように見えました。意外と簡素な感じがしました。まあ、都に近い大軍の将というわけではないでしょうから、きらびやかなものでないということもうなづけます。  『廓特集』なんてあったんですね。  最近の図書館は本を貸してくれるので助かります。私も毎週数冊借りています。  また教えてください。ありがとうございました。

  • takuranke
  • ベストアンサー率31% (3923/12455)
回答No.1

特殊な例かも知れませんが 原采蘋(はら さいひん) 寛政10年(1798年) - 安政6年10月1日(1859年10月26日) 江戸時代後期の女流詩人で 男装の女詩人として有名だったそうです。 当時、女性が単身で旅行することは制度上も安全上も困難だったため、男装・帯刀して行動したとのことです。 http://www.city.chikushino.fukuoka.jp/furusato/sanpo39.htm

noname#49020
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。  なるほど、女の単身旅行はあぶないですからね。  大変参考になりました。

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