解決済みの質問
山口県岩国市の錦帯橋は、17世紀半ばに造られて250年以上に渡り流されなかったということですが、昭和25年に台風で流れて以来、昭和28年と平成16年の2度に渡り全面架け替えが行われています。
250年持った橋がわずか50年で架け替えられていますが、1つには大工さんの技術伝承の観点から50年が1つの目安というのはあると思います。
単純に橋の寿命としてみた場合、木造の橋が250年も耐久していたというのはかなり稀有な例なのでしょうか?
世界的に見て、木造の橋が100年以上保たれている例がありましたら併せて教えて下さい。
投稿日時 - 2007-03-04 22:00:48
ご質問の趣旨から、はずれた回答になってしまいますが、橋に限らず昔の木造建築物は、修理に修理を重ねて現在に至っているものが多いように思います。
私は電動工具を使わずに、日曜大工の真似事をいたしますが、手挽きの鋸やチョウナで板を作るのは、大変な労力と技術を要するものだと思います(想像すると気が遠くなるような感じです)。
http://www.pref.shiga.jp/edu/content/10_cultural_assets/selection/17_09.html
山から材木を切り出し、町まで筏で流し、人力で引き揚げて、そこから手作業で柱材や板を作るというのは大変なことです。
今は建物を重機で壊し、すべてゴミとして捨ててしまいますが、昔は使える部材を再利用するため、瓦を一枚一枚下ろし、建物をそっと大事に分解しました。リサイクルを考えてやったというよりは、リサイクルせざるを得なかったということでしょう。
昔の建築物は金物をできるだけ使わず(鉄材も高かった)、精度のよい木組みだけで建物をもたせており、分解しやすく、また修理もし易かったわけです。
木材は地表近くの土中にいる無数の腐朽菌に一番弱く、掘っ立て小屋の柱は10年しか持ちません。しかし、直射日光に当たらず、風雨にさらされない木材は半永久的(少なくとも数百年)はもちます。
錦帯橋も250年間無傷のままで残っていたということはないと思います。
人が歩く踏み板(?)は摩滅しやすく、取替えは何回も行われたことでしょう(恐らく一斉にというのではなく、傷み具合によって一枚づつ)。
中の構造材も下から見上げるなり、もぐるなりして丹念にチェックし、一つ一つ痛んだところは取り替えていったんじゃないでしょうか。
本当に250年間架け替えなしであったとすれば、このように修理を重ねていった結果、250年後には当初から残っている部材は少なかったんじゃないでしょうか。
私は素人でよくわかりませんが、アーチ型は上からの重力を上手く両端へ逃がすようになっています。上から重力をかければ木組みがよく締まり、持ち上げれば逆に緩んで部材をはずしやすい仕掛けかと思います。
こんなようなことから、昔の人は修理を重ねながら、大事に橋や建物を使っていったんだろうと思います。
http://www.kintaikyo.jp/kakekae/index.php
No.1さんご指摘のカペル橋も、修理を重ねて大事に使っていったのでしょうね。
投稿日時 - 2007-03-05 12:55:56
お礼
昔の人はそうやって大事に使っていたのですね。
個人的には実用性はともかくとして、橋としての美しさでは錦帯橋は最高峰の1つだと思います。
ヨーロッパの石の白亜の町並みは美しく憧れますが、木の文化ももっと見つめ直してみたいなと思いました。
ありがとうございました!
投稿日時 - 2007-03-05 21:49:18
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ベストアンサー以外の回答(2件中 1~2件目)
東福寺にある偃月橋は小さな橋ではありますけれど桃山時代の慶長8年(1603)に建造されています。
国の重要文化財に指定されています。
ここまで書いたところでネット検索しましたら、日本で一番古いのは参考URLにあるように、厳島神社の反橋(室町時代弘治3年:1557)のようですね。
この橋は神社の境内で川にではなく海に架かっている上、回廊の後ろで奥まったところにあります(渡ることも出来ません)。
小川でも川に架かっている橋としてはやはり偃月橋が最古のようです。
参考URL:http://www1.harenet.ne.jp/~wawa/B/bunkazai.htm
投稿日時 - 2007-03-05 15:24:16
お礼
URL拝見しました。
厳島神社は台風の時でも板が流されないように神社の方が苦心されているようですね。ニュースで時々やってますね。
錦帯橋クラスの大きさ・長さの木造橋は珍しいみたいですね。
ありがとうございました!
投稿日時 - 2007-03-05 21:39:30
スイスのルツェンにあるカペル橋というのが、ヨーロッパで一番古い木造の橋みたいですね。
1333年に架けられましたが1993年に火災に遭い、その後に再建されたという事です。
参考URL:http://www.myswiss.jp/area/04/luzern.htm
投稿日時 - 2007-03-05 00:09:41
お礼
1333年鎌倉時代が終わろうとしている頃から20世紀まであったというのはすごいことですね。
でも正直いって錦帯橋の方が優美ですね。
ありがとうございました!
投稿日時 - 2007-03-05 21:50:28