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N3-ですね。 有名になったアジ化ナトリウム(NaN3)の陰イオン部分です。 Nは全部で5つの価電子を持っていて、通常、 3つの結合に使う電子と、1つの非共有電子対という形をとります。 しかし、アンモニアのように4つの手を持って、陽電荷を持つこともあります。 そこで、考えられるこの分子の構造は、 ::N=N=N:: (左からNは、-、+、-の電荷を持っていると考えます。) 上の:は非共有電子対、=は二重結合です。 それぞれの原子価を考えれば、電子が多くなっている方が- 電子が少なくなっている方が+と考えれば、 全体的に1+と2-で 1-の状態にあることがわかると思います。 この状態では、二酸化炭素(::О=C=О::)と同じ形なので 直線分子です。
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お礼
ありがとうございます。 やっとわかりました。