- ベストアンサー
伝導性ガラスについて
TCMの回答
それでは私はスパッタリング法について。 プラズマが物質表面に衝突して原子や分子を叩き出す現象をスパッタ(スパッタリング)といいます。またこの叩き出された原子や分子を基板上に堆積させる技術をスパッタ法(スパッタリング法)といいます。蛍光灯の端が黒ずんでくるのもスパッタによるものです。 このスパッタ法には、下記のような特長があります。 1.ターゲット組成に近い薄膜が得られる。 2.高融点の物質の薄膜が得られる。 3.薄膜の基板への付着力が大きい。 またスパッタ法には、参考URLにあるように種々の方式がありますが、今回のような酸化薄膜の形成には、簡単な構造のマグネトロンスパッタ方式を利用するのではないかと思われます。参考URLの図は断面図なのでわかりにくいですが、ターゲットとその裏面に置く磁石も円板状ですので、発生する磁力線もそれに沿ってドーナツの半分形状となります。 ITOはKookooさんのおっしゃる通りIndium Tin Oxideですね。透明電極や導電材料となりますが、ITO薄膜の形成はスパッタ法やイオンプレーティングなどで行われます。ここで、ITOとスパッタが繋がるのですね。
関連するQ&A
- 導電膜に関してです。
スパッタリング法で導電薄膜の作製を行いました。 アニール後の薄膜の電気伝導率が、膜厚に反比例して低下しました。 基板と膜との熱膨張係数の違いにより、亀裂が生じたのではと考えSEM測定を行いましたが、亀裂は見られませんでした。 何が原因で電気伝導率の低下が起こっているのでしょうか。 どなたかご存知の方、よろしくお願いします。
- 締切済み
- 化学
- ガラスと金属薄膜の密着性
ガラスと金属薄膜の密着性に関する文献、論文を現在、探しています。 ガラス表面の粗さや金属薄膜の種類、膜厚に関しての制限はありません。 私なりにも探しているのですが、専門家でないため効率的に動けないのです。 こんなの知ってるよっていう方がいましたら、教えてもらえませんでしょうか?
- ベストアンサー
- 科学
- 身近な光伝導物質について
高等学校の生徒の課題研究で、静電コピー機をやっています。光伝導性を示すものとして、酸化亜鉛などがあるようですが、性能は良くなくても良いのですが、身近な光伝導を示す「もの」はないでしょうか。それを使って、コピー機を作りたいと考えています。アイデアをお願いします。
- 締切済み
- 物理学
- インジウムに関して・・・
お願いします。教えてください。 実は私は、インジウムの薄膜形成をスパッタリングで行っているのですが、膜はできるもものの、その膜の色が金属色を呈さずに、黒い灰色になってしまいます。また、顕微鏡で見ると、個々のIn粒子が真っ黒になっていました。酸化ではないかと言われますが、 どうも違うような気がします。何かの合金にはなっていないようです。もう何がなんだか分かりません。 お願いします。どなたか教えてください。又は、インジウムをスパッタしている方はいませんか?
- 締切済み
- 物理学
- 透明電極(ITOや酸化インジウム)の形成方法
透明電極として使われているITOや酸化インジウムをスパッタ法以外のやり方で形成する方法がありましたら教えてください。出来ればゾル・ゲル法などがいいです。(具体的な溶媒なども教えてもらいたいと思います。)
- ベストアンサー
- 化学
- ゾル・ゲル法について
エチルシリケート(アルキルシリケート)のゾル・ゲル法について教えてください。 まずはゲルを作り、塗布して乾燥させ、ゲル化させたい。具体的な反応条件(反応温度、触媒種)を教えてください。 単に水を加えて放置しても、水とエチルシリケートが分離してしまいます。エチルシリケートだけを塗布して乾かせば硬い膜になるのでしょうか?
- 締切済み
- 化学
- 超伝導体実験-転移速度について
先日Y-Ba-Cu-O系酸化物超電導体を実際に製作し, 温度を変化させながら四端子法を用いて電圧変化を見るという 実験を行いました。超伝導を確認するまで冷却してその後 加熱したのですが,冷却時の温度曲線と加熱時の温度曲線が ずれてしまいました。 この原因として何が考えられるか教えていただければ有りがたいです。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- たんぱく質、DNA分析方法について
現在、バイオの分析について勉強を始めました。 その中で、金属薄膜をスライドガラス上に製膜してプローブを固定する等の文献もありますが、 (1)なぜ金属薄膜が必要なのですか? (2)金属(Au)はメッキより蒸着がよいのですか? (3)金属薄膜を利用した分析方法はどのような物がありますか? 以上 ご教授お願いします。
- ベストアンサー
- 生物学