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シリカゲルの吸着・分子構造・Rf値の関係

実験で薄層クロマトグラフィーを行ったのですが、分子構造がどのようにRf値(シリカゲルの吸着)に影響を与えるのかが分かりません。 OH基を持った構造の方が吸着しないのでしょうか? ちなみにスポットしたのはサラダ油、リノール酸 展開溶媒はヘキサン:エタノール:酢酸=80:20:0.2 でした。 どうしてサラダ油の方が吸着が弱いのでしょうか?

  • 化学
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みんなの回答

  • tomoyaok
  • ベストアンサー率40% (79/195)
回答No.2

リノール酸は末端に-COOH基を持つので極性がかなり大きい。 一方、サラダ油は脂肪酸とグリセリンがエステル結合したもので その極性は比較的小さい。 それが理由です。 蛇足ですが、 サラダ油はその構成脂肪酸が一義に決まるわけではないので ロットが異なればスポットの位置が変化する可能性があり、 また、スポットの数も一つではない場合があるので、 実験で使用するなら、トリオレイン等がよろしいかと思います。

noname#62864
noname#62864
回答No.1

極性の大きい分子の方がシリカゲルに強く吸着され、Rf値は小さくなります。 OHは官能基のなかでは極性の大きい方です。 なた、逆に長鎖アルキル基などは分子極性を下げ、Rf値を大きくする効果があります。 上記の事情を総合的に判断する必要があります。

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