解決済みの質問
適切な回答ができるかわかりませんが、勢力均衡体制とは安全保障の考え方の一つでしょう。つまり国家間に国力の大きな差があれば、これを屈服させることは容易と見るでしょう。極端な場合は力の真空地帯といわれるような、非武装地域があれば各国ともこれを他国に利用されまいとして介入することとなります。したがって紛争防止のためには各国とも力の釣り合いを保つべきであるとする考え方です。世界史上ではスペイン独立戦争が勢力均衡を保つことを目的としていたということを何かの本で読んだ記憶があります。詳しくは忘れてしまいました。その限界ですが、例えば現代世界のように世界的なヘゲモニー国家として唯一の超大国となった米国が存在するようになって、従来のような正規戦は発生しにくくなりました。これなどは勢力均衡に対立する最たるものでしょう。それと力の質に不均衡がある場合にもこれは成立しにくくなります。例えば正規軍に対して、ゲリラ戦やテロ作戦などで対抗するばあいです。ここまで極端ではなくても例えば陸軍国と海軍国では勢力均衡を図るといっても単に数量で戦力を比較することはできないわけです。1個師団と1個の艦隊のどちらが強いと言われても簡単には行かないでしょう。米ソの間で軍縮交渉が成り立ったのは、両陣営の兵力が比較できたからだといわれています。つたない説明ですが回答となったでしょうか。
投稿日時 - 2002-05-09 20:38:02
お礼
ありがとうございました。これで授業にもついて行くことができそうです。本当に助かりました。
投稿日時 - 2002-05-12 20:46:03
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