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市場に、紙幣・貨幣が増えるのはどうして

moqmoqmoqの回答

  • moqmoqmoq
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回答No.3

>市中銀行から借りた人はどのようになるのでしょうか。 >利息をつけて返さないといけない。 >利息分のお金はどこにあるのですか。 このように考えてはどうでしょう? 消費者がものを買うときに、じつはその商品に付いている値段は製造原価と比 較して高く、その差額をマージンとして生産者がとっています。 市中銀行と借り手の関係もこれと同様に考えればすっきりするのではないでしょ うか? つまり、上の例では、消費者は自分で稼いだお金を製造原価分だけではなく、生 産者の利益になる分まで払っているのです。 しかし、このとき、消費者と生産者のお金の合計はどうでしょう? 変わっていませんね? 例えば、消費者がもともと2000円持っていて、生産者は1000円で作れる ものを1500円で売ったとします。すると、消費者の支払い後の両者のお金の 合計は2000円(消費者500円、生産者1500円)です。合計額は最初と 同じです。無数の生産者と消費者の間でこの関係が成り立っています。 これを市中銀行と借り手の関係に当てはめても同じことです。 上の例に対応させれば、実際に銀行が貸出した額が製造原価、マージンが利息で す。つまり、1対1で貸借するとその合計金額は変わりません。無数の貸借で この関係が成り立っています。 つまり、物価が一定で、中央銀行が貨幣を刷らない限り、貨幣量は一定です。 しかし、物価に合わせて貨幣量を調整するので貨幣量は変動するのです。 そうすると、貨幣量が変化するのはおかしいということになりますが、市中銀行 が中央銀行から借りて、それよりも高い金利で他に貸出しているわけですから、 結局は貨幣量が増えます。 この点を整理すると、市中銀行は借りた分とその利息を中央銀行に返すだけです。 市中銀行は貸出すときに中央銀行から借り入れた金利よりも高く貸すわけですか ら、ここで市中銀行が借りた分よりも利息分だけ余計に貨幣が必要になります。 市中銀行が中銀から5%の金利で100借りる。 市中銀行はそれを10%の金利で貸す。 市中銀行は110を返済してもらう。 市中銀行は105を中銀に返す。 プラス5になっていますね。 →100+5しか借りていないのに、110で貸したために出回っている貨幣は5増えたのです ちなみに、貨幣にも定義があって、預金も貨幣にカウントされます。 銀行はいつも実際にお金を受け渡ししているわけではなく、通帳の上の数字を書 き換えているだけなので、全ての貨幣が実際に目に見える形で貨幣が流通している わけではありません。 いかがでしょう。 20ポイントの回答になりましたか? (ポイントのために回答しているわけではないのですが・・・)

sokuratesu
質問者

補足

ウムムm- 納得できない。 >つまり、物価が一定で、中央銀行が貨幣を刷らない限り、貨幣量は一定です。しかし、物価に合わせて貨幣量を調整するので貨幣量は変動するのです。 どうして物価に合わせて貨幣量が調節できるのですか。貨幣の量は、中央銀行の門の出入りの差ですね。出て行くというのは、利子が付いて戻ってくることですよ。貨幣量が増えるのは金貸しが、多くの金を貸した結果でしかないのです。金を借りた者(市場)は返さないといけないので、それこそローン地獄になっていくと思うのですが。 >→100+5しか借りていないのに、110で貸したために出回っている貨幣は5増えたのです。 市中銀行が儲けたのが5であって、市場は10減ったのではないですか。

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