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格子面間角の求め方

eatern27の回答

  • eatern27
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回答No.1

要するに、結晶面の法線ベクトルのなす角を求めればいいわけですよね。 一般の単位格子において、結晶面(hkl)の法線ベクトルは n→=h b→×c→+k c→×a→+l a→×b→ となるので(規格化は考えてません)、F1(h1,k1,l1)とF2(h2,k2,l2)のなす角は Arccos(|n1→・n2→|/|n1→||n2→|) と表わす事ができます。逆格子空間で考えるシンプルになるのかもしれませんが、どっちにしても、a,b,c,α,β,γを使って具体的に書き表すのは大変かも。 特に、立方晶の場合は、法線ベクトルが n→=(h,k,l) (=h a→ + k b→ + l c→) となるので、計算がメチャクチャ簡単ですね。仰る例であれば、Arccos(1/√3)=54.73561°と求まります。

helium
質問者

お礼

ご回答いただきましてありがとうございます。 なるほど、法線ベクトルのなす角を求めれば良いのですね。 つまり、内積の関係を使って求めれば求まるわけですね。良く分かりました。 ところで、ぶしつけながらご質問させて頂きますと、主軸が単斜晶系のように傾くと、具体的にはどのように求めれば良いのですか? 確かに立方晶系よりは計算が大変になりそうな感じは分かりますが・・・ 例. 白雲母 単斜晶系 a = 5.19, b = 9.03, c = 20.05, β = 95.5° このときに (0 1 0) と (1 1 -1)の面角は、60.43827°と計算ソフトを使うと導いてきます。 この間、ここではどのような計算プロセスが行なわれているのでしょうか・・・ よろしくご回答お願い致します。

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