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くっついたら離れない?

siegmundの回答

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.5

皆さんの回答で尽きているようですので, 少しだけ補足. Sephy さんが読まれた本が教科書のようなものであれば, 質点に関する説明があると思います. いちいち物の大きさを考えるのは面倒なので, 簡単に重心に質量が集まっているとしてしまえ, というわけです. でも,大きさのない点に有限の質量があるのですから, 密度は無限大になっていて, 簡略化の代償としてときどきおかしなことが起こります. Sephy さんの疑問はそういうことに関連しています. F = GMm/r^2 で, m を単位質量にとった GM/r^2 を引力場と呼んでいます. 半径 a の球殻に質量が集中しているとすると, Stomachman さんの言われるとおり 外側では引力場は GM/r^2 (r は中心からの距離), 内側ではゼロになることが知られています. ちょうど球殻のところでは引力場が GM/a^2 からゼロに 突然変化しちゃいますね. 厚さゼロの殻だと体積もゼロですからやはり密度が無限大で, 多少おかしなことが残るわけです. 質点よりは異常性がおとなしいですが. 半径 a の球内に一様に質量が分布しているとすると, 引力場は,球外では GM/r^2,球内では GMr/a^3, ということが知られています. これなら,r=a としても値が突然変化したりしません. また,中心の r=0 を代入すると, 引力場はゼロになりますね. 球の中心では,どの方向からも同じように引力を受けていますから 全部打ち消しあって引力場はゼロになるのです. 正負電荷の間のクーロン引力も万有引力と同じく 1/r^2 の距離依存性がありますから,全く同じ状況が起こります. これで,無限大の心配はありませんね. 力が無限大じゃないので,万有引力より強い力で引っ張れば くっついている物を引きはがすことができます. で,地面に落ちている石ころも無事拾い上げられます.

Sephy
質問者

補足

他の半径について書かれている方々とまとめさせてください。 重い原子を2つ用意して、それを十分近づけた場合、2原子間の距離の二乗の方が2原子の質量の積よりも遥かに大きいということは無いんですか?

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