- 締切済み
塩化第二鉄試験について。
チモールにおいて塩化第二鉄試験を行ったのですが、 空試験の色と変わりはありませんでした。 チモールにはフェノール性水酸基が存在し、それによってなんらかの色に呈色すると考えていたのですが、 実験が上手くいかなかったのか、それともこの考えが間違っているのかわからなく、質問させていただきました。 また、塩化第二鉄試液で検出できる官能基にはどのようなものがあるのでしょうか?
- thirorunic10
- お礼率66% (2/3)
- 化学
- 回答数1
- ありがとう数4
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- DexMachina
- ベストアンサー率73% (1287/1744)
ピクリン酸(=2,4,6-トリニトロフェノール)が塩化鉄(III)で呈色を示さない、という話は 聞きますが(→3つのニトロ基によりフェノール性水酸基の解離が助長され、鉄と 配位結合することによる安定化の寄与が少なくなり、配位しにくくなるものと推測)、 チモールにはそれほど特殊な要因はないので、「本来なら呈色するはず・・・」という thirorunic10さんの考え方は、私も間違っていないと思います。 では、どうして呈色しなかったのか、ということですが・・・ 隣(というのは正確な表現ではありませんが)のメチル基程度では、立体障害による 配位阻害が起きているとも考えにくいと思います。 ですので、可能性としては、(チモールの入れ忘れは除外するとして)pHが低すぎた、 ということが考えられるように思うのですが、どうでしょうか。 (pHが低すぎると、フェノール性水酸基に水素イオンが配位したオキソニウムとなり、 鉄と配位しにくくなる) 下記サイト「留意点」の「炭酸水素ナトリウム」は、このpH調整のためと思います; (なお、逆にpHが高すぎると、水酸化鉄として沈殿) http://gakuen.gifu-net.ed.jp/~contents/rika_kagaku/cr090.html *Webで調べると、この呈色反応については「配位」と「酸化」の2つの考え方がある ようですが、私は配位によるものと理解して、この回答をさせて戴いています。 参考; http://www.chemistryquestion.jp/situmon/shitumon_koukoukagaku_kagaku43_phenol_iron_chloride.html > 塩化第二鉄試液で検出できる官能基にはどのようなものがあるのでしょうか? すみません、これは私にはわかりません。
関連するQ&A
- フェノール性水酸基と水酸基の反応性の違い。
フェノールとメタノールをそれぞれ塩化鉄(3)水溶液と混合すると、フェノールの方は錯化合体を形成して青紫に呈色しますがメタノールの方は呈色しませんよね。フェノール基と水酸基のこの反応性の違いは何に由来するのですか?なぜこのように違うのですか? できれば早急に回答いただけるととてもありがたいです。 よろしくお願いいたします。
- 締切済み
- 化学
- 塩化鉄(3)試験での
えっと、先日フェノール類かどうかを調べるために塩化鉄((3))試験を行ったのですが、不可解なことがありましたので教えていただきたいです。 一応、恥ずかしながら自分の意見も入れますのでどうか消さないでください。 呈色反応で試料は(1)サリチル酸メチルと(2)p-tert-ブチルフェノールだったのですが、構造式などをみたり名前でも分かると思いますが、私の予想的には(1)(2)どちらもフェノール類として反応するはずですよね。 実験では、第一法としてエチルアルコールの溶媒に溶かしたのち塩化鉄溶液を入れました。 すると、(1)は反応したのですが、(2)は呈色しませんでした。 なので、第二法として溶媒にクロロホルムを使い、塩化鉄溶液を入れると(2)は呈色反応を示しました。 なぜ、(2)は第一法では反応を示さなかったのでしょうか? 私の考えですが、第一法での塩化鉄溶液は無水塩化鉄((3))1gを200mlの水かエチルアルコールに溶かしたものを使い、第二法での塩化鉄溶液は無水塩化鉄((3))1gを100mlのクロロホルムに溶かし、8mlのピリジンを加えて沈殿物をろ過した溶液だったので、200mlに対しての1gでは塩化鉄が薄すぎて反応しなかったのかなと思いました。100+8mlに対して1gの塩化鉄の方が濃度が濃いわけだから第二法で呈色したのかとおもったのですが、なぜ第二法での溶液にピリジンを加えたのかも分かりません。 よければ、ご回答くださると幸いです。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- α-ナフトールと塩化鉄(III)の呈色反応について
先日、学生実験でα-ナフトールと塩化鉄(III)の呈色反応を扱ったのですが、その結果がどうしてそうなったのかよくわからず、困っています。 まず、α-ナフトールを純水に溶かして塩化鉄(III)を加えたところ、これは予想通りに紫色に呈色したのですが、 次にα-ナフトールをNaOHに溶かし、さらに酢酸酸性にしてから塩化鉄(III)を加えたら呈色しませんでした。 後者は最初は塩基性でも、最終的には酢酸で酸性にするので、フェノール性OH基が生成する方に平衡が傾くのではないかと思ったのですが、実験結果から判断すると、そうではないようです。 そこで、これはNaOHを加えた事で-OH基が-ONaに変化し、酢酸酸性にしてもそのままの形で水溶液中に存在しているために塩化鉄(III)と反応しないのではないかと考えました。 しかし、それでは-ONaは電離して水素イオンとくっついてOH基を作らないのだろうかとも思いました。-ONaは基本的には電離しないものなのでしょうか?それとも考察が最初から間違っているのでしょうか?
- 締切済み
- 化学
- フェノール類性ヒドロキシル基の検出方法
タイトルにある通りフェノール類性ヒドロキシル基の検出方法について調べてるんですが、塩化鉄((3))水溶液による呈色反応以外の方法が知りたいのですが、誰か知っている方いらしたら教えてもらいたいのですがお願いします。
- 締切済み
- 化学
- 塩化アセチルによる検出
塩化アセチルによるアルコール性水酸基の検出は、アルコール性水酸基以外にも陽性を示すものがあるようですが、その可能性のある置換基がわかりません。また、その場合にはなんという化合物が生成するのかもできれば教えてください。
- 締切済み
- 化学
- 塩化第二鉄の呈色反応
有機化学の参考書に 「アスピリンを水に溶解させ、煮沸後に塩化第二鉄を加えると赤紫色を呈す。」とあったのですが、 なぜ煮沸をしなければ呈色しないのか? どの様なメカニズムで塩化第二鉄がフェノールに反応するのか? がわからなくて困ってます できれば反応式も教えていただければ嬉しいのですが...m(_ _)m
- ベストアンサー
- 化学
- 塩化鉄(III)の呈色反応について
塩化鉄(III)の呈色反応についての質問です。 文化祭で、「魔法のインク」と称して呈色反応の実験をします。 やり方(一部ですが)は 1、筆にチオシアン酸アンモニウム水溶液(22g/100ml)をつけ、紙に書く。 2、その上から塩化鉄(III)を霧吹きで吹きかける。 というものです。 ちゃんと赤色に変化しますが、しばらく放置すると赤色ではなくなってきます。 なぜでしょうか? 自分なりに予想は立てていますが、 知識もなく、実験も出来ないので、「これだ!」とは思えません… もしかするととても初歩的な質問かもしれませんが、 回答お願いします
- 締切済み
- 化学
- アセチルサリチル酸の性質
アセチルサリチル酸の性質 1.アセチルサリチル酸0.3gの薬包紙を1つ開き、結晶と色と形を確認。 2.試験管にアセチルサリチル酸0.3gを入れ、試験管1/3程度の精製水を加え、よく振り、溶解性を確認する。塩化鉄(III)水溶液を数的加えて色の変化の観察。 3.試験管にアセチルサリチル酸0.3gを入れ、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液6mLを加えて観察する。 という実験を行いました。 以下の考察を考えなければいけないのですが… (1)サリチル酸からアセチルサリチル酸が生じる化学反応式を記せ。 (2)塩化鉄(III)を加えた時の色の変化について、サリチル酸とアセチルサリチル酸で違いの生じる理由を記せ。 (3)炭酸水素ナトリウム飽和溶液への溶解性についてサリチル酸とアセチルサリチル酸のあいだに違いはあるか。また、その理由を記せ。 (1)はわかりました。 (2)はサリチル酸にはフェノール性の水酸基(ヒドロキシ基)が含まれているが、アセチルサリチル酸には含まれていないため。 のような理由で良いのでしょうか? (3)は全くわかりません… (2)と(3)についてどなたか教えていただけないでしょうか? よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- トルエンとフェノール
トルエンとフェノールに関する 次の記述1~5のうちから 正しいものを二つ選べ。 1:トルエンは水に溶けにくいが 水酸化ナトリウム水溶液によく溶ける 2:フェノールを臭素水と反応させると ブロモベンゼンが生じる 3:トルエンとフェノールのベンゼン環に 直接結合している水素原子一個を メチル基にかえると, いずれからも三つの異性体ができる 4:トルエンとフェノールにそれぞれ 塩化鉄(III)水溶液を加えると いずれも青紫色を示す 5:トルエンとフェノールを,それぞれ 濃硝酸と濃硫酸の混合物と ともに加熱すると いずれもニトロ化される 誰かお願いします
- 締切済み
- 化学