教職の動機(やや長文です)

質問

現在私は大学院修士課程1年に在籍しています。教員免許を取得した際は、教職はすばらしい職種であることは認識しつつも、それほど教職に就きたいという思いはなく、むしろ研究者の道に進むことを志していました。そして、向上心のあふれていた当時、異なる研究分野の大学院にまで進学し、現在に至っています。

しかし、入学(院?)後の研究生活には魅力を感じることができず、自分は研究者としての資質にはあまり恵まれていなかったということを実感し続ける日々を送っています。このような中、以前より抱いていた教職への思いが強くなり、来年度の採用試験の受験を考えるようになりました。

その際の面接などで、教師になりたいという動機をどのように説明するべきか、気にかかっています。教職に就きたいと思うようになるにあたっての「逃げ」的な否定的な動機はもちろん否定はできませんが、教職という職種に対する積極的な動機もあります。しかし、私のようなケースの場合、いくら積極的な動機を訴えたところで教職が第一志望ではなかったことが強調されてしまい、いかにも研究者のおちこぼれが教職に逃げてきたような心象を与えかねない気がするのです。なぜなら、大学院を終了したとしても、分野が違うために(文学系から経済系へと替わりました)取得した科目の専修免許すら取れないのです。。

正直に、「自分は研究者の道を志したが、挫折して教職に就きたいと思うようになった」と述べた方がよいのでしょうか。しかし、採用者側が、「本当に教師になりたい者」を求めているのなら、私などは、動機を聞かれた時点で除外の対象になってしまいそうで心配しています。似たような経験のある方がおられましたら、アドバイスしていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

回答No.1

siotan88

ちょっと、気になって書き込みさせて頂きます。

　もう何十年も前に、私は民間（某有名メーカー）から教員採用試験を受験した際での面接の情景を今でも忘れることはありません。大学卒業後８年経過後、３０歳での受験に関わる動機を細かく訊かれたことです。とつとつと、障害をもった子どもたちと一緒に草花を育てたり自然との触れあいながら共に関わって行きたい。そんなことを言ったものです。「自信がありますか？」などとコテン パーに応じられましたが、採用されました。

＞正直に、「自分は研究者の道を志したが、挫折して教職に就きたいと思うようになった」と述べた方がよいのでしょうか。
　あなたの心からの思い（動機など）を述べることが大切かと思います。上記のような経過を述べなくてもよいでしょう。
　大切なのは、あなたが学校での教育活動（子どもとの関わり）を通してどのような生き方をしていきたいのかが先決です。面接官（経験豊富な教師です）はこれを欲しています。「自分が抱いていた夢が現実の課題として大きく膨らんできている。やはり教師になりたい！」で十分ではないでしょうか？

　ご自分の思いをご自分の言葉で伝えることです。教師の教科における専門性よりも人間性の方が大事かと私は思います。ご健闘を祈っています。

お礼

丁寧なご回答どうもありがとうございます。そうですよね。下手によく見せようと小細工をするよりも、自分の教職に対する真摯な思いを伝えようとすればきっと相手も分かってくれますよね。努力したいと思います。ありがとうございました。