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検量線について
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- yumityan
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こんばんは きちんとした分析が出来ている場合、一般的に検量線は直線になります。 化学物質の分析方法には色々な分析方法があり、検量線が0点を通らない場合や、直線にならない場合が稀にはあります。 1.例えば吸光光度法の場合はブランクによる着色があると ブランクの吸光度により0点を通らない検量線になります。 ブランクにの吸光度が加えられることになります。 (ブランクを対照として吸光度を測ることにより解決しますが) 2.検量線が直線になる範囲がある 目的物質の濃度と吸光度は最適な領域では直線になりますが、吸光度が高い領域 では飽和するため、二次曲線のような検量線になることがあります。 3.ガスクロマトグラフの場合で、検出器にFPDを用いる場合は放物線の様な検量線となる。 まだいろいろありますが、学生実験としては、検量線が何故直線にならないかを考えさせる方が、応用力を付けさせる事になると思いますが。如何ですか。
- ADEMU
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情報が不足していますので何の検量線がわかりませんが、 必ずしも0を通る必要性はありません。なぜならばものを測定する際、必ず検出限界というものが存在します。 また、0を定義するものにもよりますが、0を測定する事はまず不可能でしょう。 検出限界以下のものはそこから0まではあくまで計算上の推論でしかなく、信憑性はありません。 例えばイムノアッセイの場合、縦軸にカウント数(もしくはRatio)、横軸に濃度を持ってきた場合、正規より対数のほうがより直線的であったり、カーブがフィットする場合が多いので、当然対数をとると0は存在しません。 これもものによりますが、0はあくまでももののベースとして考えるということもあります。 0近辺の値を必要としなければ0からはじめる必要性はありません。 しかし、前述のように検出限界というものがありますので0近辺の値はなるべく測定系を変え(高感度にする)0からはなれるようにするべきです。
- Organomets
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検量線と一言でいっても色々なものがあります。その中には原点を必ず通る様に設定されるものもあるでしょう。でも基本的には「正確な分析」を行うための検量線ですので、原点を通すためにわざわざ実測データからかけ離れた関数を設定しては意味がありませんね。 検量線を作る際には、まず測定レンジを設定せねばなりません。このレンジも測定目的によって様々です。一般には「測定範囲」を十分にカバーするだけのレンジで検量線を作る必要があります。この測定レンジが原点から離れているものであれば、(0,0)を通らない関数を設定しても問題はないでしょう。 分析対象サンプルにもよりますが、検量線のレンジを無意味に広く取るのは誤差を大きくさせるだけです、ということも念のため申し添えておきます。 具体的な名前については知りませんが、GLP、GMP、USP、JPなどのキーワードから検索すれば、分析の留意点を詳しくまとめた参考書籍やサイトが見つかるものと思います。
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