締切り済みの質問

大統領命令

「エグゼクティブ・デジション」と言う映画がありましたが、あれは大統領決定と言う意味なんでしょうか?、それとも最終判断と言う意味でしょうか?。

投稿日時 - 2006-10-12 22:26:56

QNo.2468569

暇なときに回答ください

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回答(3件中 1~3件目)

ANo.3

私が観たのは十年ほども前なので、もし御質問者が最近DVDか何かでご覧になっていたら、以下の回答の記憶違いをご教示ください。
さて、あの映画で大統領は完全にいないことになっていたでしょうか? ここで、合衆国憲法第二条第一節(六)を引用します。
http://japan.usembassy.gov/j/amc/tamcj-071.html
大統領が免職、死亡、辞任し、またはその権限および義務を遂行する能力を失った場合は、その職務権限は副大統領に帰属する。(引用終わり)

劇中の状況は、上記の「大統領が……場合」ではなかったような気がするのですが。大統領は一時的にワシントンDCにいなかった、か何かだったような? その場合、まだ副大統領は大統領の職権を受け継いでいません。一時的でも第二条第一節(六)の状態になれば、直ちに副大統領が職務を代行するのですが。
さて、第二条第一節(六)に該当しないまでも、とにかく緊急事態で、大統領と連絡がつかない場合は? その場合、副大統領も国防長官も大統領職を代行できません。なぜなら、物事の順序が逆だからです。第二条第一節(六)に該当する場合に、副大統領以下が大統領職を代行し、したがってその命令は大統領命令となるのです。
結局、劇中で国防長官は大統領代理をやっていたのではありません。それでは、何をやっていたのか。以下のように考えられます。

(1) 米軍の指揮命令系統は、大統領→国防長官→各統合軍司令官の順である。統合参謀本部議長、陸軍参謀総長、海軍作戦部長、空軍参謀総長、海兵隊司令官は指揮命令系統に入っていない。彼ら統合参謀本部は文官に助言するのであって、実戦の指揮権はない(以上、ウィキペディアによる)。つまり、大統領決定事項以外の事項は、国防長官が決定して、統合軍に直接命令できる。もっとも、独断は避けて、国家安全保障会議にかけるのが通例だろうけれども。統合軍とは、四軍を統合して実戦的に編成したもので、現在9個ほどあるという。
(2) ハイジャック機(大型旅客機)の撃墜命令ともなれば、大統領の決断を仰ぐことになろう。しかし、映画でその命令がいよいよ下されたのは終盤であって、序盤で国防長官が出した命令は、特殊部隊を送り込むなどだったような? そのレベルの命令なら、大統領決定事項ではあるまい。
(3) 副大統領は国家安全保障会議のメンバーであるから、意見は言えるものの、指揮命令系統には入ってないので、軍に命令を出せない(大統領権限を受け継ぐ以前は)。また、国防長官は(1)の職務を果たせるように、「文官でありながら軍に睨みが利く」ほどの大物が任命される(ラムズフェルドなどはその典型的な例)。国防長官が副大統領より実質的に大物ということは、よくある。よって、国防長官に副大統領の顔を立てる気がなければ、意見を求めることさえしないだろう。
(4) 大統領権限の継承順位は、副大統領、下院議長、上院議長代行(上院議長は副大統領)、国務長官、財務長官、国防長官……の順になっている(以上、ウィキペディアによる)。したがって、副大統領を差し置いて国防長官が大統領代行になることはあり得ない。いくら娯楽映画といっても、それではおバカムービーである。

投稿日時 - 2006-10-14 03:41:14

お礼

本当にご苦労様でした。また宜しくお願いします。

投稿日時 - 2006-10-14 04:40:15

ANo.2

答は「両方」です。あの映画は、公開当時私も観ました。

executive decision という言い回しは、特に「大統領の決定」の意味で用いられることがあるようです。最終判断をする人は大統領だからです。
しかし、ご質問者もあの映画を観ていらっしゃるなら、内容を思い出してください。ハイジャック機と地上との連絡ができないという状況でしたね。機内の状態が分からないまま、大統領は苦渋の決断を下し、米軍機に「ハイジャック機撃墜」を命じます。一方、ハイジャック機に潜入した特殊部隊(およびカート・ラッセル)も、軍・政府との連絡がとれないまま、次々に決断して行動しなければなりません。そもそも、現場で指揮を取っていたスティーヴン・セガールは、早々と死んでしまいました……。

「高度な判断をするのは上の人間であり、下の人間は従っていればいいのだ」では、毒ガスまたは撃墜で多大な人命が失われるところでした。かと言って、現場の人間が勝手に「高度な判断」をするのは禁物です。このギリギリのせめぎ合いの中で、大統領ではない一合衆国市民(カート・ラッセルたち)が、荒々しい現実と対峙して「高度な決断」を行ないます。それは大統領命令に背くことなのか。また、数々のハイテクノロジーに翻弄されながら、土壇場で時限装置に打ち克ったのは人間の決断力でした。こういうストーリー、アメリカ人は大好きですね。
つまり、executive decision というタイトルの「両義性」が、あの映画の勘所なのです。

投稿日時 - 2006-10-13 02:26:15

補足

ご回答頂き、有り難うございました。ところで補足の質問があるのですが、大統領が不在の場合、副大統領が大統領代理になると思うのですが、この映画では国防長官が大統領代理をやっていました。これはこれであっているのですか?。

投稿日時 - 2006-10-13 16:52:48

ANo.1

英語の知識はありません、のでエグゼクティブデシジョンという言葉が実際に使われている言葉なのかも判りません。(エグゼクティブオーダー 大統領の行う行政命令 という言葉はあるようです。)

 単語の意味で判断すると大統領決定という意味になるでしょうが、大統領の立場、映画のストーリーから判断すると「大統領の決定=最終判断」となるのではないでしょうか?

 多分そういう意味をもった言葉、つけられた題名だと思います。

投稿日時 - 2006-10-12 23:06:32

お礼

ご回答ご苦労様です。今後とも宜しく。

投稿日時 - 2006-10-13 21:41:42

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