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一般解の求め方

物理でもあり、数学でもあるのでどちらに質問しようか迷ったのですが・・・ 電磁気などで出る平面波についての問題ですが。 δ2E/δz2 -εμ*δ2E/δt=0 より、 E=Aexp[j(wt-kz)]+Bexp[j(wt+kz)] が導出される過程を教えてください。 お願いします。

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  • nubou
  • ベストアンサー率22% (116/506)
回答No.1

Eが(z,t)について2階連続微分可能としv=1/√(ε・μ)として v^2・(∂/∂z)^2・E=(∂/∂t)^2・Eを解く x=z-v・tかつy=z+v・tとし(z,t)から(x,y)に変数変換する ∂/∂z=(∂/∂x)・(∂x/∂z)+(∂/∂y)・(∂y/∂z), ∂/∂t=(∂/∂x)・(∂x/∂t)+(∂/∂y)・(∂y/∂t), ∂x/∂z=1,∂y/∂z=1,∂x/∂t=-v,∂y/∂t=v であるから ∂E/∂z=∂E/∂x+∂E/∂y, ∂E/∂t=v・(-∂E/∂x+∂E/∂y) である 再び ∂/∂z=(∂/∂x)・(∂x/∂z)+(∂/∂y)・(∂y/∂z), ∂/∂t=(∂/∂x)・(∂x/∂t)+(∂/∂y)・(∂y/∂t), ∂x/∂z=1,∂y/∂z=1,∂x/∂t=-v,∂y/∂t=v であるから (∂/∂z)^2・E=((∂/∂x)^2+2・∂^2/∂x/∂y+(∂/∂y)^2)・E, (∂/∂t)^2・E=v^2・((∂/∂x)^2-2・∂^2/∂x/∂y+(∂/∂y)^2)・E である 従ってv^2・(∂/∂z)^2・E=(∂/∂t)^2・Eより (∂^2/∂x/∂y)・E=0である 従ってh(y)を任意の「1階連続微分可能なyの関数」として ∂E/∂y=h(y)である 従ってf(x)を任意の「2階連続微分可能なxの関数」として E=∫(0~y)dy・h(y)+f(x)である 従ってg(y)≡∫(0~y)dy・h(y)とすればE=f(x)+g(y)である すなわち f(x),g(x)をそれぞれ任意の「2階連続微分可能なxの関数」として E(z,t)=f(z-v・t)+g(z+v・t)である 逆に f(x),g(x)をそれぞれ任意の「2階連続微分可能なxの関数」として E(z,t)=f(z-v・t)+g(z+v・t)ならば v^2・(∂/∂z)^2・E=(∂/∂t)^2・Eである(これは明白)

その他の回答 (1)

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.2

δは偏微分記号∂をちゃんと使うとして, (1)  ∂^2 E/∂z^2 -(εμ) ∂^2 E/∂t^2 = 0 ですね. nubou さんがお書きのように,一般解は (2)  E(z,t) = F(ωt-kz) + G(ωt+kz) です. nobou さんは中身が z±vt の表現にされていますが, ω=vk ですからどちらの表現でも構いません. つまり,ωt-kz の任意の関数 F をもってくる, ωt+kz の任意の関数 G をもってくる,, それらの線型結合が(1)の解だと言うわけです. 解は平面波に限りません. 例えば (3)  E(z,t) = E_0 exp{-a(ωt-kz)^2} だって(1)の解です. t=0 としてグラフを描いてみれば分かりますように,これはパルス波です. 質問の (4)  E(z,t) = A exp[j(ωt-kz)] + B exp[j(ωt+kz)] は一般解で (5)  F(u) = A exp(ju),   G(u) = B exp(ju) と選んだ場合の話で,いわゆる平面波の解です.

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