解決済みの質問
この夏は、靖国問題などが、ずいぶんマスコミなどで語られました。そういった問題の議論に触れて疑問に思ったのが、「神道で誰かが神とみなされる裏付けは何なのか」、ということです。人が死んでも、みな神様として祭ってもらえるのではないですよね?(それとも神道では、死んだ人はみな神様で、それを祭る神社があるかないかだけが違うのでしょうか)。
靖国神社に祭られている英霊は神様なのですが、誰が神様であると決めた、あるいは権威付けしたのでしょう。天皇陛下なのでしょうか。それとも、国会でしょうか?厚生省?神社の神官さん? どういう根拠で彼らは神になったのでしょう。
同じようなことは、徳川家康・豊臣秀吉・菅原道真などにもいえると思うのですが・・・。
どなたか教えていただければ幸いです。
投稿日時 - 2006-09-01 13:03:06
こんにちは。
>天皇の許しをいちいち得なくともよいという決まりができているのでしょうか。
現在の靖国に関してはそういう仕組みになってるようですが、戦時中までは、形の上では天皇の許可によって行われていました。
陸・海軍省の選んだ祭神の候補(つまり戦死者の中から選ばれた人:注:戦死者であれば誰でもよくはない)を天皇が承認していました。
この祭神の承認は天皇の業務の一つでした。
伊勢神道では、天皇家は最高の神官として日本中の神官を束ねる立場にあり、沢山の神官中でも天皇だけが行える各種神事というのがあり、これはいつぞやの大嘗祭などがあります。
ちなみに歴代天皇も葬式は仏式で行われた例も多く、この世では神様でもあの世では仏様?という面白い事も沢山あります。
戦後、GHQは日本の国家神道政策を戦争遂行の大きな支柱の一つと位置付け、天皇を政治的に利用・温存するかわりに、靖国への関与を禁止した事によります。
投稿日時 - 2006-09-01 17:47:34
お礼
お教えいただきありがとうございます。
私も少し調べてみましたが、靖国神社は、明治天皇の英霊を祭るという意思によって成立しているわけですね。戦後、陛下の直接の関与ができなくなってから、靖国神社の一存でおまつりするかどうかどうかを決めるようなことになってきたのではないでしょうか。
今回お聞きしたことや私の調べた範囲では、結局天皇が決めるということのように思います。豊臣秀吉の神格の付与とその剥奪、さらに復権も、剥奪を誰の権威によって行ったのかはわかりませんでしたが、付与は2回とも天皇の権威で行われているようです。
神道の歴史を調べると、仏教が主で神道の神は仏が神の姿をとって現れたと考えられていたような時期も長くあり、天皇の信仰や神道の姿が、政治などの都合ともからんででかなり形を変えてきたことがわかります。戦中・戦前の国家神道的な状態は幕末に国学・尊王思想が隆盛してからのもののようです。
A級戦犯のかたがたは、陛下が合祀を望まれなかったとすると、神として祭られる根拠に問題があるといえるのかもしれません。
投稿日時 - 2006-09-02 13:21:11
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ベストアンサー以外の回答(5件中 1~5件目)
こういう回答の仕方で質問者の方が納得されるかどうかわかりませんが、まず宗教的に答えさせてもらうと、人間は死ぬと必ずあの世へ霊が移行します。その中でいろいろな階層に進むらしいのですが、この世を3次元とすると死ねば4次元精霊界、さらにその上5次元善人界、その上に6次元神界、まだ上があるのですが、その中でも6次元神階以上に還られた霊がそうなるようです。6次元神階にいる霊たちはだいたいの所、僧侶、神主、牧師、大学教授、医者、弁護士、中には政治家もいます。いわゆる指導者といわれた方がそうなるのが一般的基準になります。残念ながら国会であるとか、この世的な基準にはありません。
もっとわかりやすくいうならば、この地上に住んでる人もしくは住んでた人(過去形で亡くなっている人)の尊敬の念の度合いで神とみなされ、さらに神社に祭られたりするということです。逆に恨まれると地獄に行くようです。
ただ時間が経過しないと評価が固まらないこともあります。例えば銅像が作られたりするのも祭られるのと同じ意味があるのですが、例えばソ連のレーニン像なども壊されましたが、それは人々の尊敬の念がそれだけのものだったということでしょう。
投稿日時 - 2006-09-01 13:50:08
お礼
お教えいただきありがとうございます。
ただ、私が知りたいのは、宗教的な問題ではなく、現世的に神社で神として祭ったりするときに、誰がどういう権利で「この人物は神として認める」と決めることができるのかということなのです。
投稿日時 - 2006-09-01 15:29:26
こんにちは。
答えは行政です。
神道には大きく二つの流れがあります。
一つは自然信仰で、自然の中の森羅万象を神として捉えるもので、これにはご質問のような発想はそもそもありません。
もう一つは伊勢神道で、これは古代日本の政権が、(昔は天皇です)その権威付けの為に、唯一天皇が神事を行い、神のシモベである事を下々に示して統治したものです。
話題の靖国もこの流れを汲みますが、特に戦争で戦死した人(正しくは戦死と行政が認めた人)を集めて祭ったために特化しました。
なお、この二つの流れは、いろんな時代に神社統合政策が行われたので今日では独立して残ってる事は非常にまれで、ごっちゃになってるのが普通です。
菅原道真も当時の伊勢神道の理論により、怒りを静めるために神として祭られたわけで、行政の指定によります。
徳川家康の東照宮は、家康を神格化する事で将軍の直径は神であるとする為に将軍が伊勢神道と同じような仕掛けで神社を作って神としました。
作ったのは、神官ではなく、当時最大の権威をもっていた僧である天海大僧正です。
仏様が神様を任命したわけです。
このように、統治者が自分やその血統を神格化して権威付けするのは世界各地に見られる方法です。
他に行政がやった有名な例では、第二次大戦では、特殊潜航艇で真珠湾攻撃に参加した10人の兵士のうち、死亡した9人が軍神であると行政によって広告されたのは有名な話です。
#もう一人は潜航艇が捕獲され、最初の捕虜になりました。
特殊潜航艇の作戦は生還予定の物だったのに沢山死んでしまったので批判を恐れて神に仕立て上げたという真相のようです。
豊臣秀吉は豊国神社かと思いますが、その変遷を見ると面白いですよ。
神格が与えられたり剥奪されたりしてます。(笑)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E5%9B%BD%E7%A5%9E%E7%A4%BE_(%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B8%82)
投稿日時 - 2006-09-01 13:29:01
お礼
お教えいただきありがとうございます。
二つのパターンがあるということですね。私もwikipediaを見てみました。徳川家康・豊臣秀吉・菅原道真は、天皇によって神格が与えられたようですね。それにしても、神様をやめさせるというようなことが行われていたのには驚きました。
一つ目の流れは、現代では起こリにくいように思いますので、原則的には、天皇が神格を与えるということになのでしょうか。しかし、靖国神社は、宮内庁長官のメモなどのことを聞きますと、天皇が関与せず神を決められるのですね。創設時に、天皇の許しをいちいち得なくともよいという決まりができているのでしょうか。
投稿日時 - 2006-09-01 16:07:13
詳しいことは知りませんが、神様としてお祀りすることで「怨み」を鎮魂するケースがあります。
菅原道真・崇徳天皇・大国主命などがそうです。
特に大国主命の祀られている出雲大社では、拝殿に向かう人に対してメインの神様は横向きで(わき腹をこちらにしている)その前に5人くらいの神様がいてその人(?)がこちらを向いているそうです。
そして、拝礼の仕方が変わっていてなんと4回手を叩いてお参りするとのことです(「死」を意味していてあなたは死んで神様になりました・・・・らしい)
ちなみに大国主命は、黄泉の国の入り口を担当する神様とされているそうです
以上 井沢 元彦著「逆説の日本史」を参考
投稿日時 - 2006-09-01 13:20:33
お礼
お教えいただきありがとうございます。
恨みを避けるため神として祭るということは、よく行われていたでしょうね。やはり、そういった場合は、天皇によって神格を認められるのでしょうか。
投稿日時 - 2006-09-01 16:10:38