• ベストアンサー

マスコミが行う世論調査の不思議

 マスコミが行う内閣や政党支持率についての世論調査ですが、マスコミ各社によって一定の傾向があると思います。逆に各政党ごとの支持率を各マスコミごとに並べてみると、そのマスコミの政党に対する評価のようなものが浮かび上がってくるようでたいへん興味深いのです。  想像するに質問の立て方や調査対象母集団の選択に恣意を加えることで、このような差は生まれるのでしょうが、マスコミの発表している調査方法は無作為抽出ですし、「あなたの支持政党を教えてください」などという文章にバイアスをかけるような仕掛けは施せないはずです。聞かれた方がA新聞だと批判勢力よりに答えようとか、B新聞だと政権よりの回答にしようとか考えるものなのでしょうか。  毎週毎週多くのマスコミや調査機関が世論調査をしているのに私の周りに関する限りそのような調査対象になったものは20年間ひとりもいません。  これらは一体どういうことなんでしょうか、おわかりの方いらっしゃいましたらよろしくお教え下さい。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#190364
noname#190364
回答No.3

社会学(社会調査)で言うところのワーディングについての話のようですね 私も毎回マスコミの行う世論調査をみていやーなかんじなる一人です。 明らかに誘導をしているのではないか?と思える質問もよく聞きます すぐにはおもいだせないけれど 「あなたの支持政党を教えてください」 1、A党  2、b党  3c党    ←こういう聞き方ならOKだけど でも、その後 「では、今回さまざな容疑がかかっている○○議員は今後、議員を辞めるべきだと思いますか?」という質問をすればかわってきますよね? 緊急電話アンケートとか最近してますが、電話ならなおさら相手のいい方で誘導されやすいと思います。 そもそも質問文はどちらかの選択肢に偏るように作ってはいけない。 悪い印象を受ける恐れがある「さまざな容疑がかかっている」とか、押し付ける「べきだ」という言葉は本来ならだめなんです。ちなみに「高級官僚」「天下り」のような一般的悪いイメージを連想させてしまう言葉も、調査票調査では不適切だと聞いたことがあります だから各社のアンケートに違いが出るのはそもそもの質問文にびみょーに社風を おりまぜてたり、新聞社、雑誌などで対象者が読者で、その中から無作為に選んで調査していたりしているのではないかとおもいます 最近よく報道番組でインターネット調査をしていますが 例えばNステーションでインターネット調査をしたとしても、 そもそもそこを覗いて答えてるのは日ごろから、Nステをみてたり K米さんの語りを聴いている人が多いといえますよね?だったらそこで 番組に感化されている意見が集まると見ることができると思います。 よーーーーーくマスコミの質問文を聞いていると、 「ん?さっきの質問ワーディングにひっかかるやん」っていうのは結構あります ワイドショーの調査も結構ひどいです また、高々100人程度のサンプルで日本を語るな!ともおもます >聞かれた方がA新聞だと批判勢力よりに答えようとか、B新聞だと政権よりの回答にしようとか考えるものなのでしょうか。 これは少ないと思います なぜなら、ふつー、こういうのに答えるだけでも面倒くさいのに、いちいち朝日さんが聞いてるから、こっちにしとこう!産経さんが言うからこっちなーんて大勢の人がするとは思えません。 私も社会調査をしたことをありますが、回答率わるいですよ(郵送なら特に)それにだんだんいい加減にこたえてきてるなーとか、最初っから全部1に○とかあります。つまり、対象者がというよりも、質問側のほうが見えにくい形で、誘導しているから差がでてるんではないでしょうか?

poor_Quark
質問者

お礼

 かつて読んだ本ですが、文春新書「『社会調査』のうそ」、ブルーバックス「統計でウソをつく法」などの中にも詳しく説明があったと記憶しています。健康番組などはもっとひどくて高々数人の主婦で「実験」を行い「劇的」な効果がありました、などとやっているのを見ると噴飯ものですね。  このような社会調査のあり方に大きな批判が加えられるようになってから久しいはずです。誰が見てもおかしいと思えるような手法にマスコミ自体がなんら問題を感じないでやっているとしたら、そのような調査の結果をあまり判断の材料にしてはいけないということを認識せざるをえないという結論です。  ただ、一方では、このような調査は正確に行おうとすればするほど巨額の予算が必要になるわけで、社会の公器といわれる新聞社などにしても経費対効果の原則のまえには限界があることも知るべきなのかもしれません。所詮マスコミの売り物はセンセーションです。それが事実であるかどうかは二の次といったところでしょうか。  もちろん昨今の混迷を深める政治情勢とマスコミの問題は分けて考える必要がありそうですが。ご回答いただき感謝します。

その他の回答 (2)

  • coco1
  • ベストアンサー率25% (323/1260)
回答No.2

こんにちわ。 世論調査の質問に、ある種のバイアスがあるのは常識です。確かに、一つ一つの質問は、例えば「自衛隊があった方がいいと思いますか?」等の無難な質問です。 しかし、その質問の前に「大災害の時に何を頼りにしますか?」という質問と「かつて日本が行った侵略戦争のことを知っていますか?」という質問があった場合、どうでしょうか。容易に回答を誘導できることに気付かれると思います。 このようにして、回答を一定の方向に誘導することをキャリーオーバー効果といいます。 また、「回答者を無作為に1000人抽出」というのは如何にも平等なようですが、実際に、社会を構成する年齢層・性別層は決して均一でないことにも注意が必要です。 つまり、層の多寡に応じて、20代を30%、30代を15%というふうに抽出しないと、世論を反映したことにはなりません。 というわけで、世論調査は当てにならない。これが結論です。(ちなみに、これは、国が発表する各種の調査でも同じです。)

poor_Quark
質問者

お礼

 では逆に全く正確に調査する方法があるかというと、調査対象一人一人に自白剤でも使わない限り無理なんでしょう。ひとの心はわずかなきっかけで短い間に変化しますし、とくに高度な判断を伴うことでもありますので、質問を突きつけられてもあいまいな部分が多いのかもしれません。その幅を利用すればある程度意図的な数字が作り出せる、そんな気がします。また統計手法の公正性、中立性について、当のマスコミはほとんど発表や説明をしません。一面では恐いことです。ご回答ありがとうございました。

  • taka5764
  • ベストアンサー率12% (1/8)
回答No.1

私は大学時代にA新聞の世論調査のアルバイトをしました。大学の学生課に募集の依頼をするので一般では募集していません。調査員は全て社員ではなく学生によって行われます。調査対象は無作為に地域を選び(区単位)そこからさらに無作為に コンピュータで二十歳以上の人を10人位選びます。調査は日曜と予備で月曜の2日間行われます。対象者には事前に葉書でその旨を伝えておきます。対象者は、若者からお年より、協力的や非協力的、中には行方不明者などもいます。全員の調査が終了すれば、すぐに仕事は終わるのですが、中々そうはいかず大変な仕事でした。しかも一般的な質問以外にも、その人の職業なども聞かねばならず、気を使います。協力者にはボールペン1本を差し上げていました。 ということで、ちゃんと調査は行われていますよ。

poor_Quark
質問者

お礼

 実際やってるんですね。末端によるメーキングなども排除できるようなしくみもたぶんあるんでしょう。調査自体がマスコミによるメーキングでないことがわかりました。ご回答をお寄せいただきありがとうございました。

関連するQ&A

  • マスコミの世論調査の手法は?

    内閣支持率2割台と発表されました。 そもそも、 マスコミが発表する世論調査の手法は? 「電話で」となっている事が多い様な。 この電話に携帯電話やIP電話、スカイプも含まれますか? この電話が「固定電話」だけなら、 「世論」調査としては対象が偏りすぎると思いました。 フジネットワーク http://www.fnn-news.com/archives/yoron/inquiry120213.html 「全国から無作為抽出された満20歳以上の1,000人を対象に、電話による対話形式で行った。」

  • 世論調査

    震災後 内閣支持率、政党支持率、震災への対応などの世論調査がないのですが これはには何かの力が働いているのですか?このような時にこそ必要であると思うのですが。

  • 世論調査

    大阪市長選の世論調査を見たのですが、読売はほぼ横一線、朝日はダブルスコアで橋下氏優位。 時期は共に11月1日 マー過去にも調査・発表するマスコミで多少の差(1-2割)はありましたが、ここまで違うのは見たことがないのですが。 例えば内閣支持率が方や50% 他方は25% なんてのは見たことがない。 これでは世論調査の方法、対象に意図的、恣意的と言われても仕方ないと思いますが。 世論調査にある程度の公平性・客観性というのを確認する方法はないのでしょうか? もしくは、検査・査察・検証など、、。 今回は1自治体の話ですが、これが国の行く末を決めるような国勢選挙でされたらそれこそ、また民主のような詐欺集団が与党になる可能性もありますね。 それこそ北朝鮮や中国とあまり変わらないような気もします。 世論調査の信憑性・公平性・客観性は何で担保されているのでしょうか? マスコミ各社のモラルだけ? この辺ご存知の方お願いします。 なお、大阪市長選のに関する意見は不要です(どっちが良いか、悪いかななど)

  • 世論調査に回答する機会について

    世論調査に回答する機会について 昨年自宅に世論調査の電話がありましたが私も妻も仕事で留守でしたので留守電でした。 仕事で留守がちな人は世論調査に回答する機会が少ないことになりますが、何か工夫はされているのしょうか。 テレビでよく世論調査の結果として「内閣支持率」とか「支持政党」などを報じていますが、昨年、自宅の留守電に世論調査の電話があって以来、NHKも民放も「世論」と呼ぶことに少しひっかかります。 「コンピューターで無作為に抽出した番号に電話をかける方法で」と聞くと、以前は「片寄りのない方法だな」となんとなく思っていたのですが、仕事で留守がちな人や自分用の固定電話を持たない若者などは、「世論」に入ってないことになります。 我が家も平日は夫婦とも仕事、子供は保育園、土日は子供を連れて家族サービス、ということで、家電は常に留守電です。 現役で働いている単身世帯なども留守率は高そうです。 しかし、それらの人も国政選挙となれば(人によりますが)投票には行きます。むしろ、有権者団の中心というべき人達かもしれません。 一方で専業主婦や高齢者など在宅率の高い人は回答する機会も多いことになります。 そういう偏りをどの程度調整しているのでしょうか。 全有権者団の構成に対して、性別、年齢、職業、地域、など種々の要素から、母集団と同様の構成にしなければ、数字的に「母集団が○○人なら1000人程度取れば信頼できる数字になる」と数字上だけの根拠を述べても、全く説得力を欠くことになるのではないでしょうか。 そういった偏りがあるなら、世論調査と実際の選挙の結果には開きがでるでしょうし、そうであるなら、マスコミには軽々しく「世論の支持が」などと報じないで欲しいものです。 偏りのある、実際とずれた「世論」であるなら、それをマスコミが「世論」と報じることで、現実の世論へのある種の影響も与えるでしょうから。 もちろん調査の内容が政治的なことでないなら、質問の内容によって対象者を選べばよいし、さほどこだわらなくてもよいものもあるでしょう。 しかし、内閣が国会と解散総選挙を通じての民主的コントロールだけでなく、いわば「世論」を通じてもコントロールされることが認識され、またそれが望ましいとされる中で、有権者団と隔たりのある「世論」を声高に「世論」と報じるのであれば、問題があるといえないでしょうか。 マスコミ各社(NHK、各民放テレビ局、5大新聞(日経含む))などは、調査のやり方にどのような工夫をしているのでしょうか。

  • マスコミの世論調査は正しいの?

    マスコミ各社が行っている世論調査はどの程度信頼のおける数字なのでしょうか?電話で無作為に調査となってますが、私のまわりでそのような電話を受けた人は皆無なのです。 また、世論調査は「何人以上調査すること」というような指針や規制はあるのでしょうか?

  • よくマスコミで内閣支持率世論調査がありますが、統計学的に回答数(よくあ

    よくマスコミで内閣支持率世論調査がありますが、統計学的に回答数(よくあるのは2000人)は十分なのですか? また、本来何人分の回答が必須になるのですか?

  • 内閣支持率の世論調査はどうやってきまるのですか?

    テレビや新聞によく出てくる内閣支持率の世論調査はどうやってきまるのですか? 私は今まで一度もインタビューも投票もしたことはありません。 誰がきめているのでしょうか?

  • 内閣支持率の世論調査

    7日から8日にかけて、マスコミ各社から内閣支持率の世論調査の結果が発表されました。 疑問に思ったのは、各社が揃って同時期に世論調査を実施していることです。同時期に実施しているのは単なる偶然なのでしょうか。それとも、実施時期に関する何らかの協定があるのでしょうか。

  • 世論調査

    世論調査はいくつかの討論番組で殆どなされていますが、NHKの結果と、(TV朝日、ふじTV)の結果には明らかに違いがあるのはなぜなのでしょうか? ★ 小泉政権の支持率、政党の支持率について; (1)NHKと民放には5%-10%程の差が出る。 いつもNHKの方が小泉支持、自民党支持が高い。 (2)調査の方法はルールがあるらしいが、質問の仕方 に違いがあるのか。 こうした傾向はほとんど毎回のように思いますが。

  • 時事通信社の統計(世論調査)どう思われますか?

    いつもお世話になっています。 時事通信社の統計(世論調査)どう思われますか? 時事通信社の先日の世論調査では、内閣支持率は40%を超えていました。今日の報道、適当と思われる選挙の時期が「来春以降」とした人が60%でした。 この手の世論調査なんて調査対象・方法によって多少のブレは有るでしょう。しかし時事通信社の結果は私の実感と随分ずれているのです。 私は新聞を読んでいません。TVも見ていません。情報はネットから得るのみです。ですから時事通信社の調査がどのような集団を対象にして、どんな方法で行われた物かを知りません。 新聞を読んでいる方。時事通信社の世論調査の仕方にツキ教えてください。