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「鶴の恩返し」の教訓は何でしょうか?

小泉首相がモンゴル政府に、日本の昔話「かさじぞう」と「鶴の恩返し」の絵本をわたし、教科書に載せるように推薦したそうです。 「かさじぞう」は、人に親切にしていれば福がくるという教訓がありますが、 「鶴の恩返し」の教訓は何でしょうか? 日本人は悲しい話が好きなのでこの説話が人気ですが、 外国の人からみるとどういう話として受け取るのでしょうか? この説話から導かれる教訓というものがありますか? 「のぞき見しちゃだめ」ってことでしょうか? なんともいえない「「かなしさ」が、教育に役立ちますか? よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.10

昔話には異類婚姻譚に分類される話がいくつかあります。 異類婚姻譚には大きく分けて、二種類のものがある。女性が人間ではない「異類」(神であったり、蛇であったり、蛙であったり)を婿にむかえるというもの。 もう一種類は男のもとへ「異類」が嫁としてくるというもの。 ここでは後者にしぼって考えます。 この話は、たいていが鶴であったり、狐であったり、魚であったりする「異類」が人間に助けられ、嫁としてやってきて、男に富をもたらすが、男がやがてその正体を見破ったために元の世界に帰っていく、というパターンをとります。 なぜ正体を見破られた「女」は、そこを去らなければならなかったか、というのは、さまざまな民俗学的な考察がなされていますが、たとえば折口信夫は「信太妻の話」のなかで、この「狐」は、「異族」から来た妻という含意があるのではないか、という考察を行っています。 ----- 「妻が其「本の国」の神に事へる物忌みの期間は、夫にも窺はせない。若し此誓ひを夫が破ると、めをと仲は、即座にこはれてしまふ。見るなと言はれた約束に反いた夫の垣間見が、とんだ破局を導いた話は、子どもが家庭生活をこはした物語同様、数へきれない程にある。」 http://aozora.gr.jp/cards/000933/files/18402_14348.html ------ さて、話を拡げるときりがないのでご質問の「教訓」ということに話をしぼってみましょう。 もちろん昔話にはさまざまな教訓が含まれている、とされています。 けれども、たとえば動物をいじめてはいけない、ということを子供たちに伝えるためだけであれば、「物語」という形式を取る必要はなかったはずです。 具体的な場面で「そうしてはいけない」と禁じればいい。そのほうが、より具体的で直接的でしょう。 むしろ、昔話は「物語」として語られることに意味があったのではないか。 この点からの考察は野家啓一の『物語の哲学』になされているので、興味があればご一読ください。 わたしたちの多くはこうした昔話を、人から聞くのではなく、絵本で読むことで知っていきます(それも「読んでもらう」という形で、耳から入ってくるのですが。あるいは、いまではビデオやDVDの映像として、そうしたものにふれていくのでしょうか)。 こうした「昔話」と、「口承の文芸」として存在した昔話の決定的な差というのは、あきらかです。本やあるいは映像が固定されていて決して揺るがないことに対して、「ひとの語り」による物語は、人によって、あるいは同じ人でもその日の気分によって、微妙に姿を変える。 たとえば、「動物をいじめてはいけない」ということを伝えながら「ああ、ほんとうにこんなことが起こらないかな」という、語り手の願望がこめられていても不思議はない。 だからこそ「昔話」は残ってきたともいえるのではないか。 既存のゆるやかな物語に、語る人のさまざまな解釈を盛り込みながら、つまり、その人自身の「物語」を織り込みつつ語っていく。 そうして、今日残っているのは、その最大公約数的なものでしょう。 近代的思考の洗礼を受けているわたしたちは、この話の要点は、とか、この話の教訓は、とか、あるいはまた、作者は何が言いたかったのか、という観点から「物語」をまとめようとしますが、こういう観点から読む「昔話」に、どこまで意味があるのでしょうか。 昔話の意味は、語られることにある、ゆるやかな物語に、語り手の小さな物語を織り込みつつ、語られてこそ、意味があるのではないか。わたし自身、そのように思います。 さて、質問者氏はいくつかの点で昔話である「鶴の恩返し」あるいは「鶴女房」と木下順二の戯曲『夕鶴』を混同なさっておられるように思います。 この両者、というか、戯曲『夕鶴』は、昔話をベースにしつつも、一種の近代文学としてあるものです。混同なさっておられる点は、重要な「ちがい」としてある部分です。 まず、質問者さんは「つう」として、この鶴女房を名前で呼んでおられますが、名前が与えられているのは戯曲のみです。そうしてこれは極めて重大なちがいである、と竹内敏晴は『動くことば 動かすことば ―ドラマによる対話のレッスン―」(ちくま学芸文庫)のなかで指摘しています。 『夕鶴』では、このようなせりふがあります。 「あんたはあたしの命を助けてくれた。何のむくいも望まないで、ただあたしをかわいそうに思って矢を抜いてくれた。それがほんとに嬉しかったから、あたしはあんたのところに来たのよ。」 一般に「恩返し」としてやってくる「異類」が、なぜやってきたのか、その心情が語られることはない。 -----(p.29からの引用)---- 「恩返し」から「愛」へ。ここに、『夕鶴』が昔話「鶴女房」から近代文学へ脱皮したモメントがある。そしてそれは、つうが、鶴から名前を持った人間の女になるプロセスでもあるのでしょう。 ------ ほかにも竹内はこの『夕鶴』のなかに描かれている、昔話を超えたさまざまな観点を指摘するのですが、やはり、『夕鶴』と昔話は分けて考える必要があるように思います。 あれやこれやと書きましたが、ご質問の回答としては、昔話『鶴の恩返し』に教訓を求める必要があるのでしょうか? ということになるかと思います。

その他の回答 (9)

  • dorudora
  • ベストアンサー率41% (5/12)
回答No.9

このお話はやはり「良い事をすれば良い事が返ってくる」が教訓だと思います。 後半の「見てはいけないと言われつつ見てしまう」っていうのはただのお話の終わり方であって特に意味が ないのではないかと・・。 例えば助けたのが鶴ではなくて「お金持ちの老人」だったとすると恐らく金銭的な見返りはあったと思いますが、それだと「たまたまお金持ちを助けたから良い事があったのだ」と言われそうですし、「良い事をすると良い事が返ってくる」というよりは「良い事をしておけば、見返りがあるかも」になってしまう気がします。ですので鶴のような普通では恩などを返す事ができないような動物を話に出したのだと思います。 (かさ地蔵も同じような理由で・・) また話的に鶴がそのままの姿で恩返しに現れて、恩を返した後去っていってもよかったのでしょうけど、それだと恩を受け続けるおじいさんが卑しく見えてしまいます。ですので鶴の恩返しを受け続ける間はおじいさんはその事実を知らず、知った時点で鶴が去っていく、この話の流れが鶴の恩返しには必要なのではなかったのではないでしょうか・・。

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 罠にかかった鶴をかってに逃がすのは良い事でしょうか? 罠にかかった時点で他人の所有物です。 現在の刑法では窃盗です。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.8

また来ました。 >エンフボルド首相が・・・の話は知りませんでした。 あちらから頼まれたのですね。 ならば、日本人をよく表すという意味では結構いい選択かもしれないけど、大陸の人の文化の眼で見た時、これをどう思うでしょうね。 かなりの解説文が必要になると思います。 むしろ「米俵・・・」の方が判り易いでしょうね。 >与平・・・堕落してませんでしたっけ? 確か、鶴(彼女)の織った布を売ってお金にする事を覚えてしまい、飲んだくれの生活になった・・・とあったような気がします。 その結果、沢山の羽根を失いやせ衰えた鶴(彼女)は与平の元を去る・・・というお話だったと思いますけど? お礼の1、は間違えなくあったでしょうし、2もあったでしょう。 しかし、それで慢心して自身の向上心を失った結果、全てを失う物語・・・と思ってますが。 >結婚・・・していたという話は聞いた事ないですね。

  • orkney
  • ベストアンサー率32% (25/76)
回答No.7

 ま、彼は歌舞伎をはじめとする伝統芸能が好きだと言っている割には、「米百俵(教育に対する投資の重要性)」も「三方一両損(お上も損を覚悟します)」も正確な意味を知らなかった人だから……  「覗き見しちゃダメ」だったら、ギリシャ神話のオルフェウスのほうがふさわしいですね。「死者の世界を生者が知ろうとしてはいけない」って教訓ですから。しかしこれでは鶴の恩返しにはそぐわない。  うーん、「優しい人間でも欲望に負けることがある」というのが一番なんじゃないでしょうか?でも、子供向けの教訓ではありませんね。  ちなみに日本では、「かさじぞう」は小学2年、「鶴の……」は戯曲版(木下順二の「夕鶴」)で、中学三年の教科書に載っています。やはり少々レベルが高いと思います。

回答No.6

いくつか教訓に関する考察にはパターンがありました。 鶴を助けるという優しさをもつ人間でも 自分の好奇心に負けてかたくかわした約束を やぶってしまうという愚かさをあわせもつ 複雑な人間心理を描いたというもの。 あとは世の中には知らないほうがいいことがある。 それを無理にしろうとするとよくないことが 起こるという「知らぬが仏」というような意味合いを含むという考察。 でも、一般的にはいいことをすれば いいことがあり悪いこと(約束を破る)をすれば よくないことがあるという教訓 を与えるものとして考えられているようです。

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 つうは一人でやってきて、部屋にこもって糸だけで素晴らしい織物を完成させます。 「どういう人間で、何をしているのだろう?」とは、誰もが抱く好奇心ですね。 従って「見てしまった」のは約束を破ったのではなくて、運命だったのだと思います。 この物語の最大の特徴はその悲劇性にあると思います。 運命によって出会い、運命によって別れることになる二人、 鶴と人間ではしょせん一緒に生活できません。 というようなことを、皆様のご回答を得て考察できました。 感謝しております。 ここに感動があると思うのですが、この悲劇性を外国の方が 理解できるかどうか疑問です。

回答No.5

どちらも「恩返し」だから教科書向きと思ったんじゃないでしょうか。小泉首相としては。 ニュースによると エンフボルド首相が「モンゴルの教科書に載せる日本の物語を推薦して欲しい」と要請したのを受け、外務省などが推薦した6作品から、小泉首相自ら2作品を選んだ 。 とありますから、選択肢はあまりなかったようですが。

参考URL:
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060810ia22.htm
yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 「米百俵」を推薦すればよかったのに。

  • gootaro64
  • ベストアンサー率28% (17/59)
回答No.4

助け合う大切さや動物に対するやさしさ、見ないで下さい、というお願いをちゃんと守るか(見ないで下さい、と言われて男性はOKしてるので約束になると思います。)、自分が見てスッキリするか・・・これは相手を思いやる気持ちだと思います。大切な人の希望はちゃんときいてあげないとだめだと思います。嫌がっていることを無理やりしているようなものですよね・・・などなど学ぶことはたくさんあると思います。

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 >動物に対するやさしさ これはありますね。 下記サイトに、 http://iroha-japan.net/iroha/D02_folktale/05_tsuru.html 「動物を助ける優しさを持ちながらもたった1つの約束さえ守れない愚かさを合わせ持った人間の、 複雑な心理を表しているという説」 とありました。 いろんなヴァリエーションがあり、複雑な心理を扱った奥深い物語だと再認識しました。

  • zub
  • ベストアンサー率8% (4/47)
回答No.3

欲望を制御することの重要性。 自ら俯瞰視することの必要性。

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.2

こんにちは。 日本の外交が下手なのは昔から有名ですが、ごたぶんに漏れず小泉さんも酷いものですね。(笑) 国の文化の違いを全く無視してます。 日本の紹介で載せるのならまだしも、モンゴルにはモンゴルの文化・風土があるし、日本はむしろ島国で独特の文化をもった国ですから、ある意味、日本の方が少数派です。 大陸の人には理解できないでしょうね。 特に鶴の恩返しの方は・・・。 ただ、オペラにもなった作品ですので、知ってる人は知ってる可能性があります。 そこにいちるの望みをかけましょうか。 教訓は・・・覗き見しちゃダメ?(笑) まあ、誰にもいえない秘密があるから変に詮索するな、ってのはあるかもしれないけど、それでお金が入ってくるようになってからの与平の暮らしの堕落ぶりを戒める作品だと思います。 そして全てを失うわけですから。

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 与平は堕落するのですか? 今度再読してみます。 最も感動するところは、 鶴の身を削ってまでのけなげな恩返しぶりだと思います。 では、鶴は何故恩返しを思い立ったのか? 1.命を助けてもらったので、恩義に報いるため。 2.与平に愛情を感じていたため。 2がないと物語が成立しないと思うのですが。 最後の別れの場面もいっそうかなしいものになりますし。 ところで二人は結婚していたわけではないですよね?

  • pipipi523
  • ベストアンサー率40% (148/365)
回答No.1

「鶴の恩返し」の教訓は、 「約束は守らなきゃだめ」ってことだと…

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 「けっして見ないでください」というのは 約束というより、お願い、命令のように思えますが。 内容や理由を納得したわけではないので。

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