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マントルの熱と地表の熱のバランス

こんにちは、 昔から疑問に思っていたんですが、地球内部にはマグマという莫大な熱エネルギーがあるのに何故地表の熱に影響しないのでしょうか? 内部からの熱エネルギーで地表も高温になりそうな気がするんですが、どういうメカニズムでつりあっているものなのか、ご存知の方教えてください。

  • 地学
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  • ベストアンサー
  • sekisei
  • ベストアンサー率38% (94/246)
回答No.1

数値的なことは調べてないのですが、基本的には地熱は以下の機構で放熱していると思われます。 1.海水への伝達 地熱(マグマ熱)が最も放熱されている場所の中に海嶺があります。 海嶺は地下でマントルが沸きあがっているところで、その対流のせいで地殻がひきさかれています。 つまり地殻が薄いためマントルが海に触れやすくなっており熱水が湧き出しています。 海水に伝達された熱は大気や雲へ伝わりやがては宇宙へ赤外線放射の形で逃げて行きます。 2.温泉などの地下水への放熱 これも最終的には宇宙へ放熱されます。 3.火山による放熱 溶岩や火山ガスの放出で大気へ放熱→宇宙へ放熱となります。 水と大気の存在により大変効率的に地熱の放熱が行われていることとが地表の地熱が十数度になっている理由かも知れません。

hengtop
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なるほど最終的には宇宙へ放出されるわけですね、目からうろこです。 そうすると大気のCO2濃度が上がれば、そうした放熱するべきエネルギーも地球の大気の中に留まってしまうんでしょうか? お時間があったらで結構ですのでよろしかったら教えてください。

その他の回答 (1)

  • sekisei
  • ベストアンサー率38% (94/246)
回答No.2

ありがとうございます(返事をもらえるとうれしいです) そうですね、炭酸ガス濃度が増えるとそうなると思います。 一昔前の地球大気の平均気温は約15℃だったそうです。 その気温でいろんな熱収支がつりあっていました。 炭酸ガスが増えるとその熱収支が高い大気温度でつりあうようになってしまいます。 ただ、太陽の加熱がない(つまり地熱などだけで大気温度が決まる)夜の気温を考えると地熱の影響は小さいのではないかなと思います。

hengtop
質問者

お礼

ありがとうございます。 疑問が解決したら次の疑問がでてしまって(CO2濃度のこと)再度質問するような形になってしまいました。 おつきあいいただいたこと本当に感謝いたします。 地熱が宇宙へ放出されること、大気ガスの種類で熱収支のバランスが違うこと、太陽の熱に比べると地熱の地表に及ぼす影響が小さいこと、大変勉強になりました。 sekiseiさんのような親切で知識豊富な方が私のような無知な人間を救ってくださいます。ほんとうにありがたいことです。 またこの手の質問があったら是非ご回答お願いいたします。 私いつも関心を持ってOK Waveのこのカテを見ています。 ありがとうございました。

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