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二酸化炭素を吐き出す植物

人間と同じように呼吸の結果二酸化炭素を吐き出す植物がいるようですが、 そのような植物の名前と、そのメカニズムを教えてください。 よろしくおねがいします。 生物学素人です。

noname#2813
noname#2813

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • aguitar
  • ベストアンサー率28% (13/45)
回答No.3

植物も人間も、細菌やウイルス以外はだいたい、酸素を吸い込んで食べ物(からできたもの)に合体させる(呼吸)ということをやってます。 動物は食べ物を、狩や採取により、外界から摂取しますが、植物は光エネルギーを使って、水と二酸化炭素から、食べ物を自分で作っている(光合成)んです。 そして一部は自分で食べるわけですね。一部は植物の体になります。 ご存知のとおり、水には酸素原子があります。植物は水の中の水素が欲しいので、食べ物を作る際、酸素を捨てます。酸素は呼吸に使えます。 一方呼吸をすると当然二酸化炭素が出てきます。二酸化炭素は光合成に使えます。 てことは光合成と呼吸のバランスによって、見かけ上の吸収と排出が決まるわけですね。 食べるためだけじゃなく、体を作るためなどにも使うので、普通光が十分あれば、植物の多くは酸素を排出しています。 酸素が、植物によって消費される現象の、一番有名なものは赤潮でしょう。 栄養(植物は食べ物を自分で作りますが、外から採らないといけないものもたくさんあります)が海に大量に流入すると、大変な量の植物プランクトンが繁殖します。 そうすると、最初のうちは酸素が増えるでしょうが、栄養が尽きてしまうと、みんな食うばっかり、呼吸ばっかりになって、水中の酸素を使い果たしてしまうのです。それで魚とかが酸欠になって死ぬんですね。

その他の回答 (3)

  • dora1
  • ベストアンサー率50% (263/518)
回答No.4

メカニズムについては他のみなさんの回答の通りと思います。普通の緑色植物は、二酸化炭素を吐き出す「呼吸」と二酸化炭素を消費する「光合成」の合計として、見かけ上、二酸化炭素を消費しているようにみえるだけです。 さて、見かけ上、二酸化炭素を吐き出しているようにみえる植物の実例ですが、「光合成をしていない植物」がこれに該当すると思います。呼吸しかしていないので、トータルで見ても、二酸化炭素を吐き出しています。 これに該当する植物は、(1) 夜の植物はみな該当します。夜は、光合成できませんから。それと、(2) 葉緑素を持たず光合成をしない寄生植物、腐生植物というのがいます(ギンリョウソウなど)。他の生物などからエネルギーを吸い取って生きる植物です。(ただしヤドリギなど、寄生植物ですが自分でも光合成する両刀使いもいたりしますが。)

noname#2813
質問者

補足

みなさん、ありがとうございます。 植物といえば、光合成と考えていたので、とても参考になりました。

noname#2748
noname#2748
回答No.2

植物でも呼吸(栄養分を代謝してエネルギーを取り出す)では、二酸化炭素を放出しています。ただ、太陽光があり、光合成が行われていると吸収する二酸化炭素が排出される二酸化炭素より上回る上に、光合成によって生成される酸素があるため、二酸化炭素の排出がないように見えるのです。通常のどこにでもある植物でも、夜間などは光合成が止まるため二酸化炭素の排出が目立つということです。

  • hikobae
  • ベストアンサー率9% (8/81)
回答No.1

どんな植物でも、そのような呼吸はしていますよ。 光合成が盛んな時は、見かけ上、酸素のみを出しているように見えるだけです。

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