• ベストアンサー

高速運動する物体の周期計算

 高速運動する物体を検出するのにデジタルオシロのメモリの都合上、線スペクトル(dtは10ns)でしか得ることが出来ません。その周期を計算するのにフーリエ変換を用いるのは妥当でしょうか。 またこの線スペクトルを任意間隔で等メモリ分をセーブしたものを横に並べ、連続時間としてDFTしても問題はないでしょうか。ちなみにこれらの相互相関では遅れを計算することは不能でした。  またこの条件で適した計算法がありましたらご指摘下さい。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • chukanshi
  • ベストアンサー率43% (186/425)
回答No.1

「高速運動」といっても、相対的なものなわけで、その「高速運動」の 周期が10nsよりも遅ければ、上記の方法でOKでしょうし、10nsよりも早ければ 無理でしょう。 これでは、周期を知りたいのに、本末転倒になってしまいますね(笑)。 そこで、ためしに、簡単で良いので、実際テストしてみたら、いかがでしょう? 上記の方法で測定してみて、フーリエ変換して、ある周波数のところに 有意のピークがみつかれば、その高速運動の特徴的な周期を拾ってきて いることになりますよね。 そうすれば、高速運動のおおよその周期が概算できます。それで測定できた 周期と10nsを比較してみることが重要だと思われます。 もし、周波数に有意のピークが見つからなければ、その高速運動の周期は 10nsより短く、上記の測定方法で測定することは、無理と考えられます。

bottan
質問者

お礼

 遅くなりましたがご回答ありがとうございました。自己相関、相互相関をしてほぼ相関性なしです。これによってDFTやパワースペクトルで有意のピークは現れないと思っていましたが、出ました。話によると測定条件にちょっと無理があるようなので、エイリアシングによる偽信号の可能性があります。

その他の回答 (1)

  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.2

何をどう測っているのか、さっぱり状況が見えないので難しいんですが、たとえば「高速回転している円盤の縁に付けたマークを光センサーで検出して、その出力波形を見ている」などの具体的な計測方式を教えていただけるとだいぶ話がみえてきます。  この場合、周期は当然10nsよりずっと長い。しかしセンサーの出力波形の幅が10nsより狭くて、「ある1個のサンプルだけが高くて後はノイズレベル、というパルス状データしか得られない」という意味ではないかと推察しています。(だとすれば、線スペクトルという表現は間違いです。)  まず、フーリエ変換したところでたいした意味はありません。単にそのノイズレベルでないサンプル(つまりパルス)同士の間隔を測って、間隔の値を平均したって得られる情報は同じです。  さて周期が正確なのかばらつきがあるのかで話が違ってきます。ばらつくのなら、これで話はおしまい。  きわめて正確な周期であるとすると、パルスの間隔がいつも同じではなく、規則的に1だけ変化する筈です。この現象は物体の運動周期がデジタルオシロのサンプリング周期と正確に整数倍になっていない限り必ず生じます。そしてこれこそが、10nsの解像度よりも高い分解能で、物体の運動周期を測る手段となります。  丁度、ノギスの副尺(バーニア)と同様のしかけです。 たとえば、「99サンプルのノイズのあとに1サンプルのパルスが現れる、ということが10回続いて、次に100サンプルのノイズのあとに1サンプルのパルスが現れ、また99サンプルのノイズのあとに1サンプルのパルスが現れることが10回続いて、…」という風になっていたとしたら、物体の運動周期はデジタルオシロのサンプリング周期の100倍より微妙に長い。どれだけ長いかというと、101/100だけ長いわけです。  測定対象や方法が説明されていないので、回答に自信なしです。

bottan
質問者

お礼

遅くなりましたがご回答ありがとうございました。件の問題ですがデータの測定者に測定条件を聞いたところ、標識を付けた分子を顕微鏡でカウントして得られたデータでした。この顕微鏡視野はかなり狭く、分子の吸着や衝突を無視して、只メモリの都合上、カウントできる最小fsでの測定結果でありました。これでは確実にエイリアシングを起こしており、根本より正確な解析は出来ないと感じました。が上の人でもあるので、プログラムを作成し一応結果を得ました。自己相関-相関無し、相互相関-相関認められず。この結果DFTを試したところ、偽信号が出て参りました。「作れ」という事だったのである程度周期を持ったものと思いこんでいました。いま密かにこのデータをどう解析するのだろうと興味津々です。私が間違っているかもしれませんが・・・。ありがとうございました。

関連するQ&A

  • クロススペクトルと相互相関関数の違い。

    クロススペクトルの逆フーリエ変換は相互相関関数と等しく、相互相関関数のフーリエ変換はクロススペクトルとなることは理解しています。 では、入出力の相関を見る時、クロススペクトルを用いるメリットはどのような点にあるのですか? また、クロススペクトルと相互相関関数では用法や目的に違いがあるのでしょうか? ご存知の方がいましたら教えてください。 よろしくお願いします。

  • 伝達率の求め方について

    1自由度系の運動方程式md^2x/dt^2+c(dx/dt-dxo/dt)+k(x-xo)=0の伝達率を求めたいのですがわからないことが出てきてしまったので教えてください.(ただし,わけがあって上の式をラプラス変換してs=jwを代入して伝達率を求めるといった方法は使えません.入力と出力のデータが得られているという状況で伝達率を求めたいです) xは質量mの変位(出力),xoは地面からの外乱(入力)の伝達率|G(w)|を求めたい. (1)まず,xoとしてホワイトノイズをc言語で生成,上の運動方程式に代入して応答(出力)xを得る. (2)次に,xoの自己相関関数とxの自己相関関数をc言語で計算. (3)xoの自己相関関数とxの自己相関関数をそれぞれフーリエ変換してxoのパワースペクトル密度関数Φxoとxのパワースペクトル密度関数Φxを求める.     |G(w)|^2=Φx/Φxo     (*) この式より伝達率が求められる. このようにして伝達率を求めたいのですが,(3)の過程でxoの自己相関関数とxの自己相関関数をそれぞれc言語で離散フーリエ変換(DFT)すると,DFTの虚数と実数でそれぞれ計算されます. これらを使ってどうすれば(*)が求めらるのでしょうか?DFTの実数だけ使えばよいのでしょうか? DFTの虚数^2と実数^2の平方根を使えばよいのでしょうか? わかる方がいらっしゃいましたらどうか教えてください.お願いします.  

  • 自己相関関数とパワースペクトル密度関数、フーリエ変換について。

    自己相関関数とパワースペクトル密度関数、フーリエ変換について。 パワースペクトル、パワースペクトル密度と自己相関関数についての質問です。 (tは時間、hは次数、fは周波数として) ある信号x(t)の自己相関関数r(h)をフーリエ変換すると、その信号のパワースペクトル密度関数p(f)になるとネットにあったのですが、パワースペクトル密度関数p(f)と、信号x(t)をそのままフーリエ変換して得たパワースペクトルX(f)はどう違うんでしょうか。 ちなみに数学的な話というよりはコンピュータ上の処理(離散値)で考えています。 もともとパワースペクトルが『自己相関関数の離散フーリエ変換として定義される』と本にはあったのを読みました。 しかし同じ本の中に、『自己相関関数のフーリエ変換は正しくはピリオドグラムと言い、パワースペクトルとはピリオドグラムの平均値で求められる』とも書いてありました。 パワースペクトルとパワースペクトル密度関数はいったいどう違うのか…?とずっと考えているのですが分かりません。 あと(自己、相互)相関関数と(自己、相互)相関係数にはどのような関係があるのですか。回答よろしくお願いします。 前回1つ回答頂いたんですが解決できなかったのですみません、もう一度お願いします。

  • 信号長が2の累乗以外のFFTがやりたいです

    信号長が2^n以外で、高速にフーリエ変換することが出来る方法を探しております。 信号処理で、相互相関を扱っています。 しかし信号長が長いため下の関係を用いて、周波数領域で処理しようと思っています。 (xとyとの相互相関関数のフーリエ変換)=(X*)・Y (xのフーリエ変換したものの共役複素数)・(yのフーリエ変換したもの) しかし、信号長が2^nではないためゼロ詰めした場合の相互相関値には誤差が出てしまいます。 ですので、2^n以外の信号長で高速にDFT出来る方法を探しております。 その方法や、解説ページ、プログラムなど、御存じの範囲で構いませんので教えてください。 よろしくお願いします。

  • 自己相関について質問です

    自分は今、パワースペクトルの逆フーリエ変換によって自己相関を求めています。しかし、期待していたような結果が得られなかったため、今度は定義式(実空間?)による計算をしてみろと先生に言われました。 そこで質問なのですが、上記の二つの計算にはどういった違いがあるのでしょうか?同じ自己相関を求めるのになぜ次は定義式による計算をしろと言われたのかがよくわかりません。 よろしくお願いします。 なお、パワースペクトルの逆フーリエのほうは確かめ計算で合っているのを確認したので期待した結果が得られなかっただけです

  • 離散フーリエ変換によるパワースペクトルについて

    研究で、閉ループ内の自然循環について調べています。 各箇所での温度変動の特徴を調べるために、ある一定時間の温度のデータをパソコンのフリーソフトで周波数解析(=DFT(離散フーリエ変換)計算)を行いパワースペクトルを得ました。 その評価の仕方は一応わかっているのですが、離散フーリエ変換についてまったく知識がないので、どのような計算でパワースペクトルが得られるのかわかりません…。 たとえば、計算は、サンプリング周期2sで1000sの温度変動のデータ(データ点500個)を用いて行い、横軸に周波数[Hz]、縦軸にパワースペクトル[℃の2乗/Hz]でグラフを出したって感じです。ちなみに作動流体は水です。 ウィキペディアなどで調べても、あれらがこの解析にどう利用されているのかがわかりません…上記の場合なら式はどうなるのかや、このような解析が行える理由等をわかりやすく示していただけないでしょうか? お願いします!

  • 自己相関性及び自己相関関数について教えて下さい。

    自己相関性とは、つまりは自己相関性が良いほどフーリエ変換したときに、周波数の大きな領域にスペクトルが多く現れ、これが悪いほど周波数の低い領域に現れる、というものでよろしいのでしょうか? 自己相関関数とは http://www.ymec.com/hp/signal/acf.htm このページにありますように、遅延時間を変えてプロットすることで、コンサートホールなどでの音響効果についての計算を行うことが出来るものですよね? これって電子回路ではどういった利用法がなされているのでしょうか? よろしくお願いいたします。

  • 複素数と実数が混在するように見える式について

    時系列解析で、自己相関係数のフーリエ変換がパワースペクトルになるというウィナーキンチンの関係というものがあります。その式では複素数が含まれているので、実数を入力として複素数が含まれている式で計算された出力結果は普通は複素数ということになります。しかし、自己相関係数は実数の系列で、パワースペクトルも実数になると思います(実部と虚部の2乗和なので)。実数に複素数を絡ませて変換して出てきたものが実数になるということになってしまいます。ここが理解できないのですが、どのように考えていくのでしょうか。絶対に虚部がゼロになるから、ということなのでしょうか。 一般にFFTによるスペクトル変換では実数列は複素数の実部にあてて変換する(例えば虚部はゼロにしておくとか)ので複素数から複素数を入出力するということで理解できます。 実際にプログラムでの処理を考えているので概念的な説明だけでは実装することできません。 なお、私は常に標準的なFFTでフーリエ変換しているので複素数での入出力ということなので実数となる系列では先に進めないという感じなのですが。もし出力が実数ということになったとき実部がそれ、虚部がそれ、実部と虚部の2乗和がそれ、というのならわかるのですが。 よろしくお願いします。

  • 物体の高速運動

    特殊相対性理論がらみの卒論を書いているのですが、球状の物体やそれ以外の形の物体が非常に早いスピードで運動しているときどの様な形に見えるかという問題が調べきれずに困っています・・・。 球状の物体についてんの論文はペンネローズが書いたらしいのですがどこかに関連するサイトなどはないでしょうか?

  • sin、cosの相互相関係数

    f(t) = sin(t)、g(t) = cos(t) とするとき f(t)、g(t)の相互相関係数を求めたいのですが E{x(t)y(t)} = ∫sin(t)cos(t)dt = (1/2)∫sin(2t)dt (t:0→2π) を計算すると0になりました これが分子にくるので、結果0が答えとなるのですが 周期をずらせば一致する関数なので これはおかしいと思っています 正しい解答を教えてください よろしくお願いします 分母は E{x(t)^2} = π E{y(t)^2} = π となりましたので √π * √πでπとなりました