• ベストアンサー

人工宇宙について?

随分前に真空中で物質を爆発させ、銀河の渦を作ったのどうのこうのと言う 記事を見た気がしますが、最近音沙汰がないので誰が知っている人がいれば 教えてください、まだそういうことをやっているのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • starflora
  • ベストアンサー率61% (647/1050)
回答No.1

    この質問は、以前から気になっていたのですが、記事というのを知りませんし、「銀河の渦」のシミュレーションというのも、どうも思い当たることがないので、考えていました。     非常に古い話ですと、確か、プラズマを造った時、プラズマ物質に回転モメンタムを与えるようにしてプラズマを発生させると、銀河の渦のような構造が現れるというシミュレーションの話がありました。     ただ、仰られているのは、真空中で物質を爆発してなので、どうもこれとは違う話のようです。実際の銀河は、最初にできた時はどうであったかは色々説がありますが、基本的に、銀河は、多数の恒星とガス雲からなり、全体の質量中心を軸に、恒星やガス雲が、回転運動を行い、中心からの引力と釣り合っている巨大天体システムです。     この回転運動の過程で、渦などが出来るのですが、鳴門海峡などにできる渦は、銀河の渦と似たような原理でできているとも云えます。つまり、水が中心の吸い込み口によって引き込まれ、中心へと向かう力が加わり、その際、水自身が固有の運動をしていた場合、単に中心に吸い込まれるだけでなく、渦となって吸い込まれて行くというのが、似ている点です。     真空中で物質を爆発させた後、それらは、爆発点を中心に四方八方に飛散して行くはずです。段々爆心から離れて、希薄なガスとなって運動も見分けがつかなくなるほど、広がってしまうでしょう。こういう実験で銀河の渦ができるとなると、爆心の周りでの回転運動と、爆心への爆発物の引力が必要になります。     非常に強い磁場をかけた空間中で、中心で荷電物質を爆発させると、磁場の影響で、荷電粒子は螺旋を描き、それが渦構造を取るのかも知れません。(中心で、荷電粒子を引きつける電場を無論適度に作り出しておきます)。     ただ、銀河の渦の出来かたとか、銀河と銀河がすれ違う時、重力的にどういう作用が起こり、互いの銀河がどんな風に変化するか、これは、コンピュータのシミュレーションで計算して実験するというのはありました。     (これは、たかだか、恒星点を100か200か、あるいは多くて1000ぐらいで、相互の重力の働きを計算して、一定時間間隔での変動によって、また相互の力を計算し、という風に、ステップを非常に細かく分けて計算するシミュレーションです。現実に観察されている、銀河の衝突あるいは、相互作用ではないかとされる銀河の写真観測などで、それまで、どうしてこのようなものがあるのか分からなかった、奇妙な長い突出部なども、シミュレーションで出来ることが分かり、かなり成功をおさめました)。     真空中の物質の爆発も、コンピュータ内部でのシミュレーション実験のことなら、注意して記事を読まないと、本当に銀河のような図が出てきますし、渦構造のでき方などの話もあるので、混同されたのではないでしょうか。     このコンピュータ・シミュレーションは、コンピュータの性能が向上するにつれ、ますます精度が上がって行ったはずで、初期銀河系の爆発的生成から、収縮、冷却、回転運動による銀河の渦の生成などのシミュレーションを相当な精度で実験していたと思いますし、いまでも実験はどこかでやっているのではないかと思います。宇宙の生成と、展開のモデルのシミュレーション実験ということです。コンピュータ内での計算ですから、幾らでも変数等を変えて実験できます。(今日では、水素爆弾の効果を、コンピュータでシミュレーションできるようになり、実際に核爆弾を爆発させずに、コンピュータ・シミュレーション核爆発実験というものを行っています。銀河の生成過程や展開も、シミュレーションされているのは、まず間違いありません)。     参考URLには、このような数値計算シミュレーションを画像処理して出た映像が示されています。本物の銀河の写真を見ているような迫真性があります。     またプラズマを使うシミュレーションというのは、高強度レーザー・シミュレーションとして、現在も続けられているようです。以下のURL参照:      >http://www.ile.osaka-u.ac.jp/research/CD/D/DOCS/astro.html   >高強度レーザーを用いた実験室宇宙物理  

参考URL:
http://www.riken.go.jp/s-world/kenkyuu2001/ct6/body_j.html
meichan
質問者

お礼

どうもありがとうございました。 私の勘違いだと思います。よく考えたら爆発で回転運動が起こるわけありませんよね。 詳しい説明に感謝いたします。

関連するQ&A

  • 宇宙の誕生

    真空というのは、今では、物質と反物質が、盛んに生成されては消えているという、大変アクティブな空間であると考えられている、と読みかじりました。 そもそも反物質ってなんですか? 反物質が小指の先ほどあれば、銀河系を吹き飛ばせるとかいううわさも聞いたのですが。 また宇宙が真空から生まれ、地球が物質で満たされているのなら、片割れの反物質はどこへいったのですか?宇宙はどうやって生まれたのですか?

  • 真空の力?加速膨張している宇宙・・・

     先日のNHKスペシャル「宇宙・未知への大紀行(8)」におきまして,超新星を使って宇宙の膨張速度の計測をした所,現在の膨張速度は加速しているとの結果を聞き,とても驚きました。それにはどうやら<真空の力>と言う物が関係しているらしいのですが,加速膨張していると言う事はいつ頃解った話なのですか?。  またこのまま加速を続けると宇宙の銀河はそれぞれが孤立してしまうと言う話をしていたのですが,私のこれまでの認識では局所的には銀河同士は引き合って,超銀河団を形成すると思っていたのですが,真空の力の発見によってそれもなしになってしまうのでしょうか?。  一つの銀河の内部同士の星は真空の力によって引き離されたりはしないのですよね?。  私たちの銀河が孤立するのはどのぐらい先の話しですか?。孤立する前に出来るだけ多くの物質を私たちの周りに集めておかなくてはいけないのでしょうか?@@。  また最後にはブラックホールさえも消えてなくなり,真空の力だけが作用して永遠に膨張を続ける何もない空間だけが残ると言っていたのですが,なんかとても寂しいです!!;;。(わたしの主観はどうでもいいか^^;)  

  • 宇宙空間は無音?

    DVDで「アルマゲドン」を久しぶりに鑑賞していてふと思ったのですが、宇宙空間は真空の状態ですよね? 確か音は空気を伝わると習ったような気がします。 ということは、実際の宇宙空間では映画のように迫力のある爆発音や話す声などは聞こえないということですか? 天体同士がぶつかったり、恒星が爆発したりしても、音は一切しないのですか?

  • 宇宙のクエーサーについて

    最近の調べだと、かなり多くのクエーサーが見つかってるらしい クエーサーは物を取り込むと地平線上の反対に絶対行かないらしい。 これはどういう意味かっていうと、核融合するように出来た新しい 重たい物質に圧縮されることになる。 超ひも理論みたいに逆の次元がある10次元とかだったらいいけど ブラックホールが反対側にめり込まない以上、 ブラックホールが多次元宇宙につながってるのではなくて ビッグバンのための材料を集めてるとしか思えない。 今地球で見えてる銀河は一番遠くで130億年前の銀河だけど、 その銀河は今頃集まってクェーサーになってるだろう。なにしろ130億年前にすでに銀河なんだから。 ビックバンの直後、はじめは暗黒物質の他は 水素、ヘリウム、リチウムしかなかったが 星が超新星爆発を起こすたびに重たい物質が作られてきた。 重たい物質が集まりすぎて太陽の3倍の質量を持つとブラックホールを作り、銀河を作る。 今の宇宙は銀河群が繊維状に並んでる状態らしい それで宇宙のこの先の運命は 次の考え方がある (1)11次元宇宙 インフレーションで親宇宙 子供宇宙と増えていく? (2)最後は宇宙全体がブラックホールになってまたビッグバン。 それをずっと繰り返してる。 他にもたくさんあるけど、仮説だと何でも言えるし。 例えば、宇宙もたくさんあって、宇宙同士が触れるとビックバンを起こすとか。 今はブラックホールを見ることも、150億光年先を見ることも出来ないからどうしようもないんだろうけど・・ アインシュタインはブラックホールを否定しようとしたけど あまりにブラックホール→無の宇宙 になるとしか思えない。 ブラックホールに入れば異次元に行って反対側の4次元に突き抜ければいいけど 質量を集めるだけの存在だから、ビッグバンの素を作ってるとしか思えない。 何か、宇宙が「無」になる以外の説はないんだろうか? 最後にはブラックホールに取り込まれてすべての物が 重たい物質に折りたたまれていくなんて考えたくない。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm4904573

  • 全宇宙とは我々が観測可能な宇宙を意味するに過ぎない

    https://youtu.be/LR5FBW8ZDDE およそ137億年前に宇宙の片隅で超新星爆発が起こり、そこから天の川銀河を含む我々が現在観測している多くの銀河群が誕生したに違いない。 それを我々は全宇宙と勘違いしているのではありませんか。

  • かいつまんで言うと「宇宙」とはなんなんでしょうか

    宇宙とは何なのかという質問です。 質問の意図を理解していただくのに自信ありません。 結局宇宙とは物質であって、なんだか知らないけども生まれて、熱いのがさめていろいろと粗密ができて、星なんかもできて、集まって銀河なんて割りときれいなものを形作って、でもそれが合体したりするとつまらない形に代わって行ったりして、どんどん時代とともに宇宙事態が味気なくなっていったり、星は星で核融合反応なんてしてごうごうと燃えていて、それが爆発すると重元素ができて、生物の元になって、そのうち星も燃え尽きて虚無になるというような、そういう宇宙とは一帯どういう存在なのでしょうか。あまりにも無意味なものなのか、それともなんらかの存在理由を認められるものなんでしょうか。 大変抽象的でもうしわけありません。

  • やっぱりわからない万有引力

    質量のある物が引き合う力。検索してもやっぱりわからない。空気ですら地球から逃げてゆかない。だったら空気同士で引っ張り合っているのか。銀河の星も逃げて行かずに渦を巻いている。銀河同士が合体してまた銀河になる。宇宙は加速度的に膨張している。なぜにだんだん速くなる。 何万光年とは慣れている物質が相互に引き合っているとは思えないのです。引き合っているのではなく、そばにある何かに押されているのではないか。空気まで押しているのならそこらにいっぱいあらねばならない。それがダークマターと言う人がいる。わからないからわからない物と名づけたに過ぎない。なにか間違っているようにも思う。やっぱりわからない万有引力。 ご存知の方は教えてください。

  • 生命、宇宙、科学など

    気になることがたくさんあります。 人はなぜ永遠に生き続けることが出来ないのでしょうか。 それとももしかして生き続ける方法はもう見つかっているのでしょうか。 宇宙ができる前には何があったのでしょうか。 また、宇宙はまだ広がり続けていると言いますが、いつまで広がり続けるのでしょうか。 真空空間には何があるのでしょうか。 何もないから真空だということは分かっています。 しかし、真空空間には空間があるじゃないですか。 それは「ある」こととは違うのでしょうか。 色々と面倒くさい質問でごめんなさい。 自分は中学生です。 なるべく分かりやすい言葉で教えていただければ嬉しいです。 なるべく頑張って調べたりはしますが… ご回答お願いいたします<(_ _)>

  • 真空 宇宙空間

    たとえば、こんな回答がありました。「宇宙空間は真空ではありません。色々な物質で満ちています。その量が希薄で、「ほぼ真空と言って差し支えない」というだけです。」 よく、書物で見るフレーズなのですが、その希薄なところに存在するものたち(プロトンほか、原子のかけらみたいの、詳しくは想像におまかせ)だとかの大きさはわかっているので、それじゃあ、その“ものとものの間”は、ご専門家たちは、どういうふうなイメージで捉えていらっしゃるのかなあ?と思いました。 いままではわかってたように素通りしてたのですが、この前ふと、考えていたら、とても疑問に感じました。 質問の背景は、昔の哲学者(カント氏)がこういう場面で、当時の数学ほかの学問の枠内で「絶対空間」ということを考えていたのも、当たり前なことだなあ、と感じたからです。じゃあ現代の素粒子論や真空のエネルギーとか言ってる人たちは、どんなイメージでこのことを表象してしゃるのか、ということ。逆に「真空のエネルギー」云々の話が飲み込みやすくなると思いました。 なるべく専門家の回答を期待します。

  • 宇宙創成とエントロピー

    学問的にはレベルが違うものを比べているのかもしれませんが、昔「エントロピーは増大する」と言う原理を聞いた覚えが在ります。 またエントロピーの増大により物質は散り散りになって存在するようになり、そのまま動きが無くなる宇宙の熱死状態に至るとも聞いた様な気がします。 しかし最近の宇宙創生に関して、ビッグバン以降の宇宙の澄み上がり後、散在する物質が集まって第一世代の巨大な恒星が生まれ、それ等が超新星爆発する事で鉄より重い物質が生成され、吹き飛んだ物質が再度集まって恒星等を形成して現在の星雲が出来て来たと聞いています。 宇宙創成以来のエピソードに関しては、エントロピーの増大が当てはまらない様な気がしますが、これはどう言う訳でしょう。