• ベストアンサー

スルホサリチル酸と鉄(III)の錯体構造

実験でスルホサリチル酸と鉄(III)の錯体を作ったのですが、どの原子が鉄(III)に配位するのかわかりません。 鉄(III)はフェノールで呈色するので「OH」の「O」かと思ったのですが、http://f61.aaa.livedoor.jp/~chemical/experiments/SalicylicAcid/では、「COOH」でも配位しています。そうすると、「-SO3H」でも配位出来そうな気がします。 一体、どの原子で配位しているのか、ご意見お願いします。

  • 化学
  • 回答数1
  • ありがとう数6

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.1

硫酸イオンやスルホン酸イオンは、鉄とは安定な錯体をつくらない (ヘキサアコ錯体のカウンターアニオンにはなりますが)ことから 推測すると、miso_loverさんご自身が参考に引かれているURLに あるサリチル酸の場合と同様に配位しているものと思います。 *同じ酸素原子で配位する場合で比較した場合、  アニオン化による安定化の寄与が大きいもの(スルホン酸など)ほど  配位結合をつくるよりもアニオン化した方が安定なので、  配位子にはなりにくいはずです。  (例えば水では、10^-7程度が電離、残り99.99・・・%は電離せずに   水分子のまま ⇒OH-になるよりH2Oとして配位することで安定化)  (塩素等、原子が異なる場合は、別に考える必要があります)

miso_lover
質問者

お礼

なるほど。スルホン酸はアニオン化のが安定だから配位しないのですね~。 分かりやすい説明、ありがとうございました。

関連するQ&A

  • フェノール類の呈色反応

    フェノール類と塩化鉄(III)による呈色反応です。 o-クレゾール、サリチル酸での塩化鉄(III)との化学反応式を教えて下さい!!

  • 構造式の推定

    C,H,Oよりなり、エステル結合としてのみ酸素原子を有する物質Xがある。Xのエステル化合を完全に加水分解したところ、同一の分子式を有し、塩化鉄と呈色する物質A,Bが同質量得られた。Aの30.4mgを完全燃焼させると、70.4mgの二酸化炭素と14.4mgの水が生成した。また、Aの構造式は分子式と一致していた。 1)Aの分子式を求めよ。 2)Aの推定される構造式を1つ書け 3)Xの推定される構造式の数はいくつか。 組成式はC8H8O3 と求められましたので、1番はOKです。2はベンゼン環にCH2OHとCOOHが付与されているものと考えましたが、それだと呈色しない気がします。呈色するなら、サリチル酸メチルだと思うのですが、すると、題意の「エステル結合としてのみ酸素原子を有する物質X」に反するような気がします。2と3についてご教授ください。

  • α-ナフトールと塩化鉄(III)の呈色反応について

    先日、学生実験でα-ナフトールと塩化鉄(III)の呈色反応を扱ったのですが、その結果がどうしてそうなったのかよくわからず、困っています。 まず、α-ナフトールを純水に溶かして塩化鉄(III)を加えたところ、これは予想通りに紫色に呈色したのですが、 次にα-ナフトールをNaOHに溶かし、さらに酢酸酸性にしてから塩化鉄(III)を加えたら呈色しませんでした。 後者は最初は塩基性でも、最終的には酢酸で酸性にするので、フェノール性OH基が生成する方に平衡が傾くのではないかと思ったのですが、実験結果から判断すると、そうではないようです。 そこで、これはNaOHを加えた事で-OH基が-ONaに変化し、酢酸酸性にしてもそのままの形で水溶液中に存在しているために塩化鉄(III)と反応しないのではないかと考えました。 しかし、それでは-ONaは電離して水素イオンとくっついてOH基を作らないのだろうかとも思いました。-ONaは基本的には電離しないものなのでしょうか?それとも考察が最初から間違っているのでしょうか?

  • 検量線について(連続変化法)

    夜遅くに失礼します。  先日、鉄((3))イオンとスルホサリチル酸(どちらも濃度は2.00×10の-2乗M)の錯体を作り、連続変化法を使って、λ=500ナノメートルの波長を用いて吸光度を測定しました。そして、吸光度曲線を作ったのですが…なぜあのグラフは直線ではなく、おわん型の線となるのでしょうか?図書館やここの過去ログを検索してもよくわからなかったので、よろしくお願いします。  それと、僕たちの測定では、なぜか鉄:スルホサリチル酸が4:6のところで吸光度が最大の値をとりました。(普通は5:5のところなのだそうです)この理由についても、よろしければお願いします。  あと、どのような文献を見れば載っているのかも教えてください。どうも何を見てもなさそうで、本当に困っているので。質問ばかりになり&長くなってしまいましたが、よろしくお願いします。

  • 吸光度曲線のずれについてです

    先日、以下のように連続変化法によって錯体の組成を決定する実験を行いました。 過塩素酸溶液中で鉄ミョウバンとスルホサリチル酸(配位子)をそれぞれの濃度の和が一定になるように濃度を変化させ、いくつかのサンプルを作成しそれぞれ溶液の吸光度を測定しました。 得られた吸光度の値を、縦軸が吸光度、横軸が配位子試料の分率、というようにプロットし吸光度曲線を描きました。分率0.5で極大となったので組成は1対1と分かったのですが、曲線の形が山形の直線とならず、上に凸の放物線のようになってしまいました。 理想的な直線とのずれ(下にずれました)の原因は何でしょうか? 錯体の生成が進まなくなったのが原因でしょうか? (観測された吸光度は0.3~0.9の範囲でした。) ご回答よろしくお願いします。

  • 極性 -官能基-

    アスピリンとサリチル酸での官能基の極性について質問です。 アスピリンのほうが官能基の極性が小さいそうですが、 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=550055 ↑で官能基の極性は、-COOHのほうが-OHより大きいそうですが、 『カルボン酸(-COOH)にはイオン化した状態(-COO(-) + H(+))との平衡がありますので,極性は高いです。同じ理由から,酸性のフェノールが続きます。』 とありますが、その『同じ理由から』で、どうして-COOHのほうが-OHよりも極性が大きくなるのでしょうか?計算の仕方ってあるんですか? アスピリンの-OCOCH3の極性についても知りたいです。-OHよりも極性が小さくなるのはなぜですか?これも何かの計算からですか? よろしくお願いします。

  • 鉄を含む錯体の構造解析

    こんにちは。 鉄を含む、錯体などの低分子の単結晶の構造解析結果が 記載してある文献やサイトなどはないでしょうか? 特に、鉄の周りの電子密度に詳しいものですと助かります。 よろしくお願いします。

  • 大至急!!!分析化学について

    大至急!!!分析化学について 1.A+B⇔C+Dが成り立つ時、反応液中のAの初期濃度[A]=0.6(M)、Bの初期濃度[B]=1.0(M)、 CとDの初期濃度はともに0、平衡定数K=2.0×10^8として、平衡後の各物質の濃度を求めよ。 計算の過程も簡単に記せ。 2.以下の問いに答えよ。計算の過程も簡単に記せ。 (1)弱酸であるフェノールのKaを1.10×10^-10とするとき、フェノールのpKaを求めよ。だだし、 log1.10=0.04とする。 (2)フェノールの解離反応はC6H5OH⇔C6H5O‐+H3O+のように表せる。1.00×10^(-2)(M)のフェノール 溶液中の水素イオン濃度は何μMか。ここでは水の解離は考慮しなくてよい。また、1.10^(1/2)=1.05とする。 (3)(2)の時C6H5O-濃度は何ppbか。ただし、水素、炭素、酸素の、原子量をそれぞれ1,12,16とする。 (4)(2)の時、この水溶液のpHを求めよ。ぉg1.05=0.02とする。 3.0.40(M)のCH3COOH水溶液50(ml)に、0.60(M)のCH3COONa水溶液30(ml)を加えて調製した 緩衝液のpHを求めよ。ただし、CH3COOHのpKa=4.76、log0.9=-0.05とする。計算の過程も簡単に記せ。 以上の問題を大至急お願いします。

  • スルホサリチル酸によるタンパク質沈殿について

    負電荷を持つスルホサリチル酸と正電荷を持つタンパク質が結合し、沈殿を生じることはわかりました。 しかし、スルホサリチル酸にはカルボキシル基以外にも、ヒドロキシル基、スルホ基など極性を持つ官能基を持っています。 これではタンパク質と結合しても水和して溶けたままのような気がするのですが、どう解釈したらよいのでしょうか?

  • 鉄のシュウ酸錯体

    鉄のシュウ酸錯体を水で希釈し,光を照射した時の反応を教えてください。