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チール・ネルゼン染色とか蛍光染色

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回答No.1

チール・ネルゼンもテール・ニールセンも同じです(Ziehl-Neelsen)。菌体のどこに反応するかはわかりませんでしたが、フクシンで染めた後、酸処理する過程で一般細菌では脱色されてしまうのに対し、結核菌を始めとする抗酸菌類では脱色されないという性質を利用して一般細菌と区別するという原理です(これが「抗酸菌」という名前の由来)。 http://www.hosp.go.jp/~kinchu/article/ntmqanda.html http://www.jichi.ac.jp/usr/path/stain/docs/tbc.html 蛍光染色(聞いておられるのは抗酸菌に対するものですよね?)の方はオーラミンやローダミンといった蛍光物質が抗酸菌の菌体に結合することを用いるものです。普通、蛍光染色というのは蛍光物質を染めたいものに特異的に結合するような抗体にくっつけて染色する蛍光抗体法が多いのですが、この場合は蛍光物質そのものが抗酸菌に直接くっつくようです。どの部位に結合するかとか、詳しい原理は分かりませんでした。 http://www.jichi.ac.jp/usr/path/stain/docs/ro.html http://www.samt.or.jp/gakujutu/sizbyo02.htm 最近はPCRを用いて結核菌のDNAを直接検出する方法もあるみたいですね。 http://www.kekkaku.gr.jp/ga/ga-14.htm

yamatomaya
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