飛行機嫌いの克服法

質問

小心者で、飛行機が嫌いでたまりません。どーすれば克服できますか？

高いのは別になんにも怖くないんですが、速いのや、加速度、あの音、そして種々のニュースによる迫りくる「死」をイメージしてしまいます。

困っています。皆さん、飛行機に乗るときどーしていますか？

回答No.6

khirano

わたしは飛行機大好きなんです。
まったく逆の心境で、離陸時の加速、ジェットタービンの音、旋回、着陸時のブレーキなどなど大好きです。

パイロットになりたかったのかもしれませんが、そこそこ航空機に詳しいからかもしれません。
いまパイロットが何をしているのかが大体想像出来るんですよ。
以前、飛行機マニアがハイジャックした事件があったかと思いますが、航空機はそれほど簡単に飛ばせるんです。
ちょっとフライトシミュレータを練習すれば簡単です。
９・１１事件も自家用機の訓練を受けたテロリストが旅客機が正確にビルに命中させてますでしょ。

航空機で一番怖いのは整備不良です。
エンジンが２発のジェット機でも１発が故障しても飛べますが、２発故障したらさすがに無理です。
数万個の部品から成り立っていますからその一つでも不備があると致命的になることがあります。
エンジンが一番重要なので、離陸前にしっかりチェックしています。
油圧系統がいかれると操縦不能に陥ります。旋回に使っているラダーと呼ばれる翼が動かなくなるからです。
車輪が出なくなることもありまがこれも油圧系統の問題がほとんどです。

航空機は離着陸の５分間が一番危険な時間と言われています。
上記の問題に加えて操縦ミス、気象変化などにより、いとも簡単に墜落します。
わたしもフライトシミュレータをやりますが、着陸はたまに失敗します。離陸で失敗したのは加速時に片方のエンジンが停止してしまった時だけです。
この時間帯を抜けたらほぼ安全なので、リラックスして空の旅をお楽しみください。

航空機事故はとても悲惨なことだと思っています。
ＪＡＬ１２３便の御巣鷹山墜落は今でも私は墜落原因がおかしいと思って追跡しています。
あの事故は高度１万フィートで後部隔壁が吹っ飛んだことになってます。巡航飛行中でその高度では-40℃で酸素も薄いので
一瞬にして人は意識を失ってしまいます。しかし、墜落まで乗客、乗務員は正常だったので事故原因は他にあると思っています。
名古屋での着陸ミスも有名ですが、不慣れなパイロットがA300の自動操縦を入れたまま着陸をしようと頑張りました。
いまの自動操縦はパイロットが操縦桿を触ればそれが優先になってますが、当時のA300は自動操縦が優先だった為、高度を上げようとするコンピュータと高度を下げようとするパイロットとの戦いになってしまいました。
最終的に自動操縦のスイッチを切った為、航空機はバランスを失い、上昇下降を繰り返し最後は失速し墜落しました。

他にも多々原因不明なものも含めて事故は発生しているのは事実です。
しかし、コンピュータ技術の発展により、昔は必要だった航空機関士もなくなりました。
確実に空の旅は安全になっていっています。
墜落するのは１等宝くじを当てるよりもはるかに難しいと思って下さって結構です。

墜落した時は一瞬でバラバラになり、人の形も残りませんので痛みを感じる時間も全く無いです。

もし墜落して生き残りたければ後方の席に座って下さい。通常機首から墜落しますので生き残れる確率が上がります。
音がうるさいのがきになるなら、前の席に座って下さい。かなり静かですよ。

気休めにはならなかったかもしれませんが、とにかく安心して空の旅を楽しむようにしてください。
そしてもし機会があれば、航空機に関する書籍などを読まれると、より安心感を感じられるかもしれません。