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擁壁(ようへき)の種類・価値?

いま不動産の勉強してまして。気になったのですが。宅地の土台部分とか、山道ドライブ中に、壁ってありますよね。擁壁です。 たしか擁壁とか門扉は、建物価格でなく土地価格に含まれるのだったと思うのですが。 擁壁でも、いろいろありますよね。粒が大きい岩だったり。面がキレイに平面で整ってたり。デコボコだったり。それぞれ、価値や強度に◆違い◆はあるのでしょうか?排水性だけで、価値が決まるのでしょうか? 表面だけフェイク岩で、内側は実はコンクリというのもあるのでしょうか?

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  • char2nd
  • ベストアンサー率34% (2685/7757)
回答No.1

 擁壁の分類方法としては、用途による物と構造による物があります。  用途による物としては、宅地造成用擁壁と道路用擁壁とがあります。又、それらとは別に、護岸用擁壁という物もあります。  構造による分類としては、ブロック積擁壁、重力式擁壁、半重力式擁壁、もたれ式擁壁、鉄筋コンクリート擁壁などがあり、鉄筋コンクリート擁壁はさらにその形状によりL型擁壁(片持ちばり式擁壁)、逆T型擁壁、控え壁式擁壁、U型擁壁などがあります。  ブロック積擁壁は、その名の通りブロックを積み上げていく形式の土留め工法で、コンクリートブロックの他に天然石を用いる物などがあります。前面に勾配が付いているのが特徴です。  宅地、道路、護岸など割と広く使われる構造様式ですが、せいぜい5mくらいが限界です。  重力式と半重力式は、無筋コンクリートを使ったあまり高くない擁壁で、コンクリート自体の自重で安定を図ります。前面に勾配が付いている物が多いですが、あまり勾配のない物もあります。  もたれ壁式擁壁は、無筋コンクリートの自重を利用し、斜面にもたれさせるようにして支える擁壁です。  比較的高い物もありますが、道路の切り土側にしか使われることはありません。  鉄筋コンクリート擁壁は、文字通り鉄筋コンクリートで作られている擁壁で、特に一般的なのはL型擁壁です。これは、現場打ちの他、プレキャストによる工場製品も多く出回っています。  逆T型はL型擁壁の底版の一部が前面に飛び出している形状の物で、底版幅がL型よりも小さくできますが、その分前面側に用地が必要になります。L型よりも構造上高いものが作れます。  控え壁式は、逆T型擁壁などの背面に、壁を支えるついたてのような物があるタイプです。L型や逆T型よりも構造上強度が増すので、より高さのある擁壁を作ることが出来ます。  U型擁壁は、2つのL型擁壁が向かい合うようになっている形状をしていて、坂路などを作るときに適用します。    さらに、テールアルメ工法や、法面保護工の一種となりますが、ジオテキスタイルという物もあります。  背面排水については、擁壁は必ず考慮します。構造による排水性の違いというのはあまりありません。  土砂が水分を含むと、重量が大きくなるので、そのままにしておくと擁壁が転倒や沈下などを起こす恐れがあります。そのため、背面土砂の排水を速やかに行えるよう、適切な処理が施されています。 http://www.agri-ed.org/shiken/sekou/moji/text/t43.html

aluminizedman
質問者

お礼

さっそく詳細な回答ありがとうございます。 意外とたくさん種類があるんですね。参考URL助かりました。

その他の回答 (1)

  • ipa222
  • ベストアンサー率20% (903/4455)
回答No.2

宅地造成と、道路整備では、法律というか目的が違います。 宅地造成は基本的には民間がやるものですから、永久構造物を要求されます。 道路が役所自信がやる物ですから、かなりアバウトです。 道路の路面を支える構造物と、崖の崩落を抑える構造物は、目的も仕様も変わってきます。 路面を支える構造物は、比較的宅地造成と近い発想ですが、崖の崩落を抑える物は、構造的には崖が自立しているとして、表面が崩れるのを防ぐという目的ですね。 全ての日本の崖を、宅地並みの構造物にするとなると、1000年かかっても無理ですから。 大雨の時には、車も少ないし、崩れることもあり得るという発想です。

aluminizedman
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 宅地造成用擁壁と道路用擁壁は、別物なんですよね。ごっちゃに考えてました。

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