• ベストアンサー

真空乾燥器に関する疑問

科学用の真空乾燥器に関する疑問 手順 1)真空乾燥機内に対象物を糸などでつるし、内壁面と接触しないようにします。 2)減圧状態にして、充分に真空度を上げます。 3)真空度を保ったまま、真空乾燥機のヒーターを作動させます。 条件 1)対象物は固体で、揮発分を含まない物とする。 2)真空度は10のマイナス2乗 torrよりも減圧状態を保つものとする。 3)ヒーター設定は 150℃とする。 問題)このとき、対象物の温度は上がるのでしょうか? お願い)回答には「理論上」なのか、「実験実施」したのか を明記してください。 勝手なお願いですがよろしくおねがいします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kenji3
  • ベストアンサー率25% (6/24)
回答No.3

真空装置の製作に携わっています。 ヒータの場合放射で暖まりますが、大変近接している場合だけだと認識しています。(50mm以内ぐらい) ランプを使うと1mぐらいで加熱することもあります。

awatenbou9999
質問者

お礼

具体的なご指導ありがとうございます。 大変参考になりました。工夫の選択肢がふえました。 なるほど、ランプと言う手がありましたね。(太陽で地球が暖まるのと同じ原理ですね。ヒーターにばかり気を取られていました。赤外線って目に見えないものだからついうっかりしていました。) 強力なレフランプかハロゲンヒーターあるいは赤外ランプといったところでしょうか。出力特性・赤外発生量を加味して検討してみます。

その他の回答 (2)

noname#21649
noname#21649
回答No.2

理論で答えます。 「固体」の物性がわかりません。こくどがいくつで.蒸気圧がいくつ.蒸発せん熱がいくつか. 従って.わかりません。

awatenbou9999
質問者

補足

金属箔や金属板のようなものを考えています。(詳細はご容赦ください。)

  • yoisho
  • ベストアンサー率64% (331/516)
回答No.1

『理論上』ということで、コメントいたします。 ほぼ真空中、ということですので、熱伝導は誤差範囲とします。 その他で熱が伝わるのは、ヒーターからの赤外線放射が考えられます。 対象物の表面の状態(赤外線の吸収しやすさ)や対象物からの熱放射が絡みますので、どの程度の温度上昇かはわかりませんが、結果的に、少なくとも周辺の温度よりは高くなると思われます。 ご質問の条件とは異なりますが、真空乾燥時の放射熱の影響を間接的に証明していると思われる例をご紹介します。 以前に、水溶液試料を多数の小さなガラス瓶に入れて、真空乾燥(ガラス瓶はヒーター面に接触している)したことがあります。この時、ヒーター面の温度はむしろ中央部の方が高かったのですが、実際には中央部の試料より周辺部の試料の方が、かなり早く乾燥が終わりました。 周辺部の試料が、ヒーター以外の外側からの放射熱を受けていたことがその理由と考えています。

awatenbou9999
質問者

お礼

条件違いではありますが具体例があり大変参考になりました。 使用目的はいくつかあるのですが、 実のところは、赤外線放射の影響例を知りたかったのです。

関連するQ&A

  • 真空乾燥について

    ある製品を熱処理した後、 炭化水素系の洗浄液にて洗浄を行い、 真空乾燥を行っています。 洗浄から真空乾燥までは、一つの設備で行なっており 購入時から設備に組み込まれているプログラムで 分からないことがあります。 工程としては以下になります。 1.洗浄液昇温(110℃) 2.真空乾燥 3.蒸留 4.製品装入 5.排気 6.1次シャワー 7.浸漬 8.排液 9.2次シャワー 10.排液 11.真空乾燥 12.復圧1 13.油煙排気 14.腹圧2 15.製品抽出 そこで質問ですが、 12番の腹圧1ですが、なぜ行うのでしょうか? せっかく減圧して乾燥させたのにも関わらず、 排気前に腹圧してしまうのは、なぜなのでしょうか? また、腹圧は外気から空気を取り入れるみたいですが、 外気温が氷点下以下の場合、 どういった不具合が想定されますでしょうか? どなたか、回答よろしくお願いします。

  • 真空度と時間の関係

    学校で真空蒸着の実験をしました。 まず、ベルジャー内を油拡散・油回転ポンプを使い真空状態にすると思いますが、そこで時間と真空度の関係である疑問が浮かびました。 時間と真空度が指数関数的な特性となるのは式から明らかなのはわかるんですが、開始5分で真空度が10^-5[Torr]まで達してそこから真空度はほぼ飽和状態になりました。 結局、到達真空度は10^-6[Torr]程度になりました。 なぜ飽和状態になってしまうのか考えてもよくわかりません。 そして0~10^-5[Torr]はとても早いのに、10^-5~10^-6[Torr]以降は時間がかかってしまうのはなぜなのか。 どなたかわかるかた、よろしくお願いします。 ちなみに物質を蒸発させて気体になる前の状態での疑問です。

  • 真空凍結乾燥について

    ある植物から抽出したサンプルを真空凍結乾燥機にかけて一晩凍結乾燥させているのですが、サンプルが溶解してしまいます。以前、何度かサンプルを真空凍結乾燥させたのですが、その際はうまくいきました。溶媒は水とエタノール1:1です。一つのサンプル容器(50ml)に5ml前後に納め機械にかけてます。サンプルは真空凍結乾燥する前に一晩-80℃の冷凍庫に入れ凍結させています。機械を使う前も1時間ほど機械をならし(温度計かが-69℃にいくまで)使っています。 うまくいかない原因は溶媒や溶媒量のせいでしょうか?それとも、他に原因がありますでしょうか? ご回答よろしくお願いします。

  • 蒸発潜熱による温度低下を防ぐ真空乾燥

    水(約1g)の真空乾燥を常温で行いたいのですが, 蒸発潜熱により温度低下が起こってしまいます. 真空中なので 輻射熱やヒーターによって蒸発潜熱分の熱を与えてあげればいいと思うのですが 疑問点として (1)真空乾燥を行った場合に温度低下がどのくらいなのか.具体的数値の求め方.実際に試料の温度を計測するしかないのか. (2)輻射熱の熱供給は真空乾燥機(乾燥させる容器はガラス製のビンなので)の外側からの光の照射で十分なのか. アドバイス程度でもいただけたらと思います. よろしくお願いします.

  • ものが乾燥するということについて

    まずは記事に目を通していただき,ありがとうございます. 早速ですが,本題に移らせていただきます. 現在,とある実験をしておりまして,その実験内容の一つに密閉したガラス瓶内に水と粉末の混合物を入れて真空ポンプで減圧する,というものがあります. この際の粉末は,水に溶解しないので只混ざっているだけと考えてよさそうです.(非常に細かな砂を混ぜたような状態...でしょうか) この実験を行った際,水面に混合した粉末が膜状となって現れました.よくよく観察したところ,単純に乾燥した粉末が固まってるだけでした. この時,ガラス瓶の中ではどの様な作用によって物が乾燥しているのでしょうか?減圧すると沸点は下降し,水は沸騰するというのは知っておりますが,それが生じているだけなのでしょうか? そもそも,減圧すると物は乾燥するという見方は正しいのでしょうか...? この現象を説明するために,化学の本と睨めっこしていたのですが,どうにも分からなくて... ルシャトリエの原理や自由エネルギーの概念を用いれば説明できそうな気がするのですが(涙 何か,説得力のある式なども示していただけると非常に助かります. なんだか,まとまりのない質問になってしまって申し訳ないです(汗

  • 棚段乾燥器での乾燥で効率よく乾燥するには?

    棚段乾燥器(ヒーターで加熱)を使用してポリマーを乾燥をしています。 ポリマーはバットに3センチ程度厚みで入れて乾燥しています。 60℃、減圧(5mmHg程度)で   効率よく乾燥するためにはバットの置いてある棚の段を変えたり、バット中のポリマーをかき混ぜたりしたほうが良いと思うのですが、 人によってはこのような作業をしてもしなくても、関係ないと言う人もいるのですが? 実際はどうなのでしょうか?      

  • 真空乾燥機について、基本的な事を教えて頂けませんでしょうか。

    皆様始めまして。 現在会社で、真空定温乾燥機(http://www.yamato-net.co.jp/products/kagaku/oven/index.htmのDP33)を使用しているのですが こちらでエタノールを含有したものを50℃乾燥させています。 ですが、こちらの機器が防爆使用でなく、取説にも絶対に使用禁止とのことで、変更をして行きたいのですが 真空装置事態が、ある程度頑丈であり、冷却トラップもついているため水分も吸引してくれる、という事なので、どこがどの位危険であるかはっきり言えず、会社に示す事が出来ません。 もちろん、絶対使用禁止と書いてあるので、使っているうちの会社のミスなのですが、、、 この真空乾燥機の使用禁止項目に労働衛生安全施行令別表第一を乗せる理由として、もしも爆発した場合の単なる保険なのでしょうか。 それとも実際に大変危険であり、いつ爆発するかわからないようなものなのでしょうか。 もしくは、何か法令でしっかりと取り決めされたものなのでしょうか。 私自身も、真空状態であるし、気体も吸引していますし、周りの雰囲気も薬品まみれで燃える危険大というわけでもない状態であり、本当にこれは危険なのだろうか、はっきりと危ないから他のものを探してといえるのだろうかと悩んでいます。 作業するのは、作業者の方なので、安全にしてあげたいとは思っているのですが。。。 何もわからないような状態のため、色々と教えて頂けないでしょうか。 言葉足らずな所が色々あるかもしれませんが、よろしくお願い致します。

  • 真空ポンプとデシケーターの関係について教えて下さい。

    最近、真空脱泡をしたくて、デシケーターと真空スタートを購入したのですが、パスカルとTorrの単位が理解できず。デシケーターの容量にポンプが合っているのかが分かりません。 ちなみに使うポンプとデシケーターは ポンプ:ダイヤフラム真空ポンプ 到達圧力160Torr 排気速度60L/分 デシケーター:真空度許容範囲:約133Pa(1mmHg) 内径(mm):φ306 全高(mm):368 内容量:約19L です。 先ほど試しに容器に入れた水をデシケーターにいれて減圧してみたんですが、約一分で真空ゲージが-0.08Mpaになり、その後徐々に-0.084Mpaまで目盛りは動くものの、そこから35分ほどポンプを稼働させましたが全く変わりませんでした。 この状態でシリコーンやエポキシパテなどの脱泡は可能なんでしょうか? 素人実験はちょっと恐くて、脱泡作業をする前に質問させて頂きました。 計算式は分からないので具体的に説明して頂けると助かります。

  • 乾燥機付きコンベアーの製作

    いつもお世話になります。 コンベアーの上にIRヒーターを取り付けて簡易的な乾燥コンベアーを製作しようと思います。 構想では、温調機(電流出力タイプ)+電力調整機+測温体で考えています。対象物は携帯電話(樹脂)のボディー部でタンポ印刷を乾かす目的です。(対象物の表面温度を約70度で流します) そこで質問なのですが、IRヒーターは直接対象物を暖めるタイプなのでIRヒーターを囲った乾燥炉の中に測温体を設置しても対象物(携帯電話ボディー)の表面温度とかなり違いがあったのですがこの差をなくすにはどうすれば良いでしょうか? (*対象物には直接測温体は接触できません) 宜しくお願いします

  • 冷却乾燥って?

    ある実験で試料の内部細孔の水分量を減らすため、冷却乾燥機を使用してます。 その乾燥機の環境として、温度ー50度程度、真空度20~30Pa程度により乾燥しています。 この水分量を減らすための乾燥作用として、なぜ-50度程度で冷却し、真空度をこの値程度にするのかを、よろしければ教えてください。