• ベストアンサー

シェイクスピア時代の宗教?

シェイクスピアに時代の宗教的な背景が知りたいのですが、 このころはピューリタンとかが出てきたりして、男女は平等だという考えが出てきていた時代だったと聞いたのですが、シェイクスピアもそういった考えに影響を受けて作品を書いていたのでしょうか? こういったことがわかるようなホームページ等をご存知でしたら教えて下さい。 探してみたのですが今一書いてる人によって違うことが書いてあったりするのでよくわからなくて・・。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • shiremono
  • ベストアンサー率70% (187/267)
回答No.1

シェイクスピア時代の 「宗教的な背景」 については、歴史の本に書かれていることは同じはずです。おおまかに、カトリック、イギリス国教会、国教会改革派 (ピューリタン) のせめぎあいがありました。 しかし、シェイクスピアがそれらの宗教から影響を受けたのかどうか、受けたとすればどのように受けたのか、ということについては、単純な結論がないようです。人によって書いていることが違うわけです。 Wikipedia には、 「シェイクスピアの宗教」 に関する代表的な意見が紹介されています。それによると、シェイクスピアがいずれかの宗派に属したとすればカトリックの可能性が高いが、熱烈な信者というわけではなかったようだ、とまとめることができそうです。 「男女は平等だという考え」 などの背景については、宗教というより、宗教もふくめた (ピューリタンなどのプロテスタントだけでなく、カトリック、国教会もふくめた)、ルネッサンスの影響として解説されることが多いと思います。 ( ちなみに、イギリス・ルネッサンスの最盛期であるエリザベス朝における 「新プラトニズム」 の影響を論じたフランセス・イェイツという歴史学者の本を読んだことがありますが、おもしろかったです。「新プラトニズム」 というのは、かんたんにいえば魔術のことで、ギリシア哲学とユダヤ・キリスト教が結びついた、当時の神秘主義思想です。シェイクスピアの 「宗教的な背景」 にも、あるいは関連するかもしれません。) 「ピューリタン」 については、むしろシェイクスピアと対立していたとしてもおかしくはありません。なにしろ、清教徒革命がおこると、それまで劇場を敵視していたピューリタンによって、グローブ座も閉鎖、取り壊されるのですから。 それでも Wikipedia では、シェイクスピアとピューリタンのつながりを論じた研究も紹介されています。 http://en.wikipedia.org/wiki/Shakespeare ( 5.2 Religion ) その他 Wikipedia の関連項目を参照

関連するQ&A

  • シェイクスピア作品が好きな人

    私も何冊か、パラパラと読んでみたんですけど、 シェイクスピアが現存の時代って豊臣秀吉や徳川家康の時代くらいじゃないですか? (1500年かそれくらい?) 言葉遣いも価値観も違う時の作品が読める人ってなにか文献を勉強とかしてるんですか? 日本で言うたけとり物語みたいな古典を読んでる感覚でしょうか? 全然よさがわからないと言うか、何をどうとらえればいいのかわかんないので、どういう思考?でシェイクスピアの作品を読んだりしてるんでしょうか?

  • 江戸時代に「人間は皆平等である。」と発言したらどうなる?

    江戸時代には「士農工商」といって身分差別がありました。 更に、農民の武士に対する反感を抑えるため、 「えた」・「ひにん」という身分までつくり、彼らはかなり過酷な生活を強いられたそうですね。 では、もし現代の日本人が身分差別真っ盛りの江戸時代にタイムスリップして、 「人間は皆平等だ!」 などと叫んだらどうなりますか? 確かに江戸も末期には、福沢諭吉の名言、 「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」 という考えも生まれてきましたが…。 おそらく平成時代の人間(男女問わず)が 全人間平等だなどと主張したら、もしかして即、首が飛ぶかも…!? 身分差別、時代背景に詳しい方、教えて下さい。

  • モーツァルトの生きた時代背景について

    高校の歴史リポートを、モーツァルトをテーマにしてまとめることにしました。 モーツァルトの生きた時代背景や、その時代背景がモーツァルトが手がけた作品(オペラなど)に与えた影響などについて知りたいのですが、よい本があったら教えてください。

  • シェイクスピアのオセローになぜムーア人が?

    シェイクスピアのオセローを読みました。 そこで質問ですが、なぜ、ヴェニス共和国にムーア人の オセローがやってこれたのでしょうか? 私の理解では、ムーア人は今のモーリタニアあたりに住んで いた民族で、フランスの支配下にあったと理解しています。 そこの人が、イタリアに金で雇われて将軍職に就けたのか という点が疑問です。 また、トルコ軍の侵攻が書かれていますが、シェイクスピアは 何年ごろを本作の時代設定にしているのでしょうか? おわかりの方、ご教示下さい。

  • 菊池寛の「父帰る」とその時代背景について

    今授業で「父帰る」を読んでいるのですが、この作品が書かれた時代(大正6年)はどのような時代であったのかがいまいち分かりません。また、この作品は時代背景を影響させているものなのでしょうか?この二つの疑問に関して何かわかる方がいましたら教えてください。お願いします。

  • トルコ大統領

    男女は平等ではなく対等であるべき、という発言で賛否のあったトルコの大統領のこの発言についてなんですが、結局この発言は正しいのですか? これは対等であるけれど平等つまり同権ではないという事だと思うのですが、男女の職業選択の制限や性役割固定化は図った考えなんでしょうか? 事実、女性にとっての最高地位は母親と発言もしていますし、宗教的背景も絡んでいるとは思いますが。

  • 世界統一宗教

    先日の池上彰の番組で世界の宗教を紹介していましたが、馬鹿馬鹿しい限りです。私は無神論者ですが、百歩譲って、信教したい人のために、国連総会が決議し、ISOが規定する世界統一宗教を提案します。宗教戦争は根絶され、男女平等が実現します。皆さんのご意見をお聞かせください。

  • 本来の宗教のあり方

    世界では昔から様々な宗教ができてきましたよね? 私はどの宗教にも属していませんが、個人的に"神様"のような存在はあると思っています。崇拝することはありませんが、自分の価値観の一部として大きな影響力を持っています。他人に自分の宗教観を勧めることもありません。 私は、宗教とはそもそも個々で持つものであり(ある種の価値観のようなもの)、ある団体として崇拝、維持するべきものではないと考えています。団体としての宗教は紛争や政治に大きな影響力を与え、人々を混乱させます。 果たして宗教を団体で維持することの意味とは何でしょうか?今では形骸化した宗教ばかりな気がします・・・。 加えて私と同じような考えを持つ哲学者、宗教学者をご存知でしたら教えてください、よろしくお願いいたします。

  • 三浦哲郎さんの作品と時代背景について教えてください。

    三浦哲郎さんの作品とその頃の時代背景との関係を教えてください。

  • カルヴァン派について教えてください。

    世界史についての質問です。 宗教改革の時代の カルヴァン派の、ユグノー、ピューリタン、プロテスタントの違いはなんですか? よくわからないので、どなたかご存知の方ご回答よろしくお願いいたします。