• ベストアンサー

国債、お金の発行について

 日本の国債が何百兆円というのをよく耳にします。このことでよく分からないので教えてください。  日本のお金を発行するのは日銀ですよね。国の借金が多いのなら、単純にお金を作ればいいじゃないかと考えてしまうのですが、なぜダメなのでしょうか?  実はこの質問はうちの子どもに聞かれ、回答に困ってしまいました。分かりやすく教えていただけたら助かります。

  • 経済
  • 回答数2
  • ありがとう数1

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • pluto002
  • ベストアンサー率22% (73/331)
回答No.2

この質問はいくつもの社会常識を知らないと答えられないので、それぞれ分けて説明実演してあげると良いと思います。 ○、物の価格はどうやって決まるか? 続いて、物の価格は市場などで競りで決まる事を教えて上げましょう。「このトマト100個、一番高く買ってくれる人」とそうやって買い付けた物をスーパーや八百屋などがばらして3個でいくらと売っていたり、そうやって仕入れた物を組み立ててテレビやゲーム機器が販売されているのだよと教えて上げましょう。 ○、国債とは何か? まず、国債を発行するという事は、国が国民からお金を借りるという事で、国債は何年後かに借りたお金を利子を付けて返しますよという契約書みたいなものだと教えて上げましょう。 ○、国は借りたお金で何をするか? 次に国はその借りたお金で、みんな(国民)が生活しやすいように、仕事がしやすいようにと、いろんな事業をやっているのだと教えて上げましょう。できるだけ生活に密着した事で、道路が穴だらけだと車は走れないのだとか、水道がさびてたら水は飲めないし体も洗えないとか、電話線は全国につながっているとか、学校の体育館やボール、机など、これまでに国が行ってきた事などでもかまわないので、できるだけ分かりやすく公共的なものを国が作ったり補修したりしている事を教えてあげましょう。 ○、最後に 単純にお金を作ってはなぜいけないのか? 国民から借りたお金で建設屋さんに体育館を作ってもらい、借りたお金の返済には新しくお金を作って返す、こんな事があちらこちらで行われていたら、お金だけが急に増える事になります。お金が増えても物の数は変わらないので、物の価格が急激に上がり始めます(物の価格はどうやって決まるか?を思い出してください)。急激に物の値段が上がるとき、それが即座に給与などに繁栄されるわけではないので、給与よりも先に物価が急激に上がっていき、生活弱者層などから順に物を変えない人が出てきます。業者は高く仕入れたら、それに見合った価格で売らなくては収入が得られませんので更に物価は上がって行きます。そうすると物が売れなくなります。 高くて一部人しか物が買えない。物が売れない。給料が支払えない。失業者が増える。物が売れない。という悪循環に入り、景気は悪くなり、困る人が社会にあふれる。という事になってしまいます。

その他の回答 (1)

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.1

 日本銀行が直接国債を国から買うことは、国債の日銀引受といって、日銀法で原則として禁止です。  ご質問にあるように、政府が放漫財政で際限なく国債を発行し、日本銀行が札束を印刷してその国債を買うということをやると、日本中にお札があふれてしまいます。  国民が一生懸命に物を1年間に500兆円分生産し、500兆円分お札を受け取って、税金として100兆円納め、400兆円分自分で使うのが普通の経済状態です。    ところが、国債の日銀引受が1年間に仮に500兆円あるとすると、国民が生産した物500兆円分に対して、お札が国民の持っている400兆円分(仮にお札の回転が1年1回転として)のほかに、国が100兆円+500兆円=600兆円使うことになり、物が500兆円分しかないのに1000兆円分お札があることになります。  つまり、物の値段が倍になった、又は、お札の値打ちが半分になったことになります。  これでは、財政赤字がインフレに直結し、国民の貯蓄の価値も半分になるなど、経済が大混乱します。  ですから、国債は日銀が政府から買ってはいけないことになっているのです。  また政府は日銀に国債を、押し付けてはいけないのです。  国債は、国民が自分で使える400兆円からお金を出して買う、つまり国債を50兆円買えば、国民が使えるお金は350兆円で、国は税金100兆円のほかにあと国債を売ったお金、50兆円が使えることになります。これならインフレは起こりません。  実際に第2次世界大戦の戦争費用を作るため、この日銀引受が実施され、戦争後に円の価値が戦争前の約3000分の1になりました。  戦争前に老後の貯蓄として3000円(戦争前はこの金額で家が建ちました。大会社の課長で月給80円くらいかな?)持っていた人の場合、三日分の生活費にも足りなくなってしまいました。

関連するQ&A

  • 国債の発行はどこが?

    よく建設国債や赤字国債があげられますね。 建設国債はいわゆる健全な国債で、公共事業などの資金をまかなうための ”いい借金” であり、赤字国債は借金を借金で返そうとする自転車操業のものであり ”悪い借金” だと捕らえています。この認識でいいんですよね。 ところで、この国債とはどこが発行しているのでしょうか?国債の信用は国の信用であるから国家機関なのはわかるのですが、日銀なのか内閣なのか財務省なのかがわかりません。

  • 国債発行の意味?

    来年の国債発行、過去最大の169兆円 と言うことだそうです。 とても、基本的な事を教えてください。(学校で教えるべきだと思うのですが) 国債を発行しても、買うのは日本の銀行と郵貯で、その原資は、日銀から借りている。という認識は、正しいでしょうか? だとすると、結局、円の価値が下がっている(インフレ)だけということでしょうか? 一昔前、韓国やブラジルが経済破綻をして、IMFからお金を借りた事がありましたが、これらの国は国債をドル建てで出していたのでしょうか?もし、自国の貨幣建てなら、お金を刷ればいいだけと言うのは、違うのかしら?

  • 国債発行。

    もう日本の財政は正常化させるのは難しいじゃないですか。 難しくないのかもしれませんけど、 政治家の先生方とか、 利権に群がっていい思いをしている役人とか、 自分のことの方が大事な人たちが、 無駄を削ったりとかするわけないし。 京都議定書でしたっけ。 地球温暖化防止なんかも大風呂敷を広げる様なことをいったけど、 結局やめちゃうんですよね。 やっぱり国債を、 どんどんどんどん発行するって言うのはだめですかね。 だって国債って、 どうせ日本人の金持ちが買うんだと聞きましたよ。 そうすると、 貯金もないような底辺の奴らから消費税で金をとるより、 金持ちだけど、あんまり金を使わず貯金ばっかりしている年寄りとかから、 国債で金を取れるじゃないですか。 どうせ同じように取れるんだったら、 貧しい庶民からとるより、 金をせっせと貯め込む人からとった方がいいんじゃないですか。 国債は国の借金と聞きましたが、 どうせ日本人が買ってるなら、 にっちもさっちもいかなくなったときは、 全部チャラにしてしまえばいいじゃないですか。 なんだかニュースなんかでは国債発行は悪い事みたいに言われてますけど、 ばんばん発行しても大丈夫なんじゃないかと思うのですけど。 詳しい方教えてください。

  • 日銀はどこまで国債を買えるのか?

    今現在国債の残高は500兆円を越え、短期債も合わせると国の借金は700兆円を超える。地方債もあわせるとすでに1000兆円近いといわれています。当然国民が買い支えるのはいつかは限界が来て、誰も買えなくなります。そのときに日銀が買い支えると思うのですが、日銀がお札を刷っては国債を買い捲ればいくらでも国債発行は許されてしまいそうです。日銀は無限に国債を買い支えられるのでしょうか?

  • 国債は借金じゃないなら,永久機関??

    よくマスコミでは,国の借金1062兆円で国民1人当たり837万円の負債だと言われます。 その一方で,日本の借金の主な項目は国債でありその殆どは日銀が引き受けている為,国民の借金ではないとも言われます。 これってつまり,国債が海外に買われたら借金だが,日銀が買ったら借金では無いという事でしょうか? 確かに,名目上は政府と日銀は互いに独立してますが,結局のところ政策によってどれだけの金を刷るかを決めているという事は,日銀=政府という事になり,自分自身に借金してるのだから,借金ではないって事ですかね? つまり,いくら国債を発行しそれに伴ってお金を刷っても国債=日銀が刷ったお金であり,日銀とは政府と一体なのだから,自分で作った債権を自分に売ってるのだから借金では無いって事なんでしょうか? 金融・経済関係は門外漢なので,柔らかく解説してもらえると助かります。 比較的長く回答を募集するつもりなので,新型コロナウィルスによる自粛中でやることが無いって時にでもご教示頂けると幸いです。 ※カテゴリを経済と債券で迷ったのですが,国債って債券だよね~的な短絡な理由で債券カテゴリで質問しました。

  • 国債を発行するとその後どうなるかでわからないところがあります。

    経済の勉強をしているのですが、 国債の発行のところでわからないところがあります。 結論として政府が国債を発行して日銀が引き受けると、 インフレになるということは知っているのですが、 その理由がわかりません。 考えてみたのですが、 政府が発行した国債を日銀が購入すると 日銀のお金が政府にいく→日銀にあるお金の量が減少→市場にでまわるお金が減少→お金の価値が上がる→物価が下がる となるかなと思うのですが、これではデフレになっています。。。。 お詳しい方 どこが間違っているのか教えてくださいM(_ _)M

  • 紙幣が発行される仕組みについて

    紙幣が発行される仕組みについてです。日本銀行の紙幣発行について調べたのですが、 よくわからなかったため、質問します。 ご自分で理解されている方にお聞きしたいです。 以下の手順であっているのでしょうか? (1)国会で国債の発行数を決め、国債を作成 (2)国が国債を日銀に渡す (3)日銀が紙幣を印刷する (4)日銀が印刷した紙幣を国に渡す (5)国が得た紙幣は、公務員の給料などによって市場に流通する (6)国が税金を徴収する (7)時期が来たら、国が日銀に借りた現金を返す 厳密な手続きを把握したいというわけではありません。 ざっくりとこうした考え方で合っているか、お尋ねした次第です。 また、これなら借金が増えても、現金はいくらでも刷れるので、 外国に借金をしていない日本が破綻することはないという理屈も納得がいくように思います。 年金も必ず返ってくるように思います。 ただしその際、インフレによって同額のお金が戻ってきても、買えるものは少なくなります。 この理解は間違っていますか?

  • 日銀が銀行の国債を購入、その後その国債は?

    景気浮揚の政策として、市中のお金の流通を増やす為、 日銀が国が発行した国債を銀行から購入します。(どの位の額になるのでしょうか) そこで気になるのは日銀は購入した国債をどうするのでしょう。 まさか1000兆を超える国の借金の一部を、日銀が肩代わりする訳ではないと思うのですが。

  • お金を刷る、国債を発行する

    お金を刷り過ぎれば円が弱くなる 国債を発行し過ぎれば国債の格付けが下がる ざっくりですが、この理解は合ってますか? よろしくお願いします。

  • 国債を大量発行しても売れるのか

     こんなに大量に国債を発行しても大丈夫かと危機感を煽るニュースが良く流れます。家計でこんなに借金が増えれば一家離散だと話は続きます。  家計と国家の財政が一緒でないことぐらい私にも理解できますので、このニュースの伝え方がよろしくないたとえ話であることぐらい分かります。  「日本は国民の資産が1200兆円あるから国債を発行しても大丈夫」という人がいます。そこで、この1200兆円を越え、更にどんどん増えて膨大な国債残高になっても、どこまでも国債を発行し続けることは可能でしょうか。このようにすれば、国債の供給が過剰になり、長期金利の上昇が起こり、利子に釣られて、幾分需要は増すでしょうし、金利の上昇を抑えるため、今以上の金融政策を発動して、その金利上昇を止めようと日銀が苦心することもあるとは思うのですが・・・。  いろいろ考えても国債については疑問が消えません。この場で何回か、質問したのですが、今回は以下の形で質問しました。  いろんな手段を使って、金利を抑え、国債価格を管理する前提で、理屈の上では国債はいくらでも発行できるものでしょうか。(引き受けては無制限にあらわれるものでしょうか)