• ベストアンサー

永代供養した母の位牌を引受けて祀りたい

義母が永代供養した実母の位牌を、お寺さんから引受けてきてもう一度自分の家で祀りたいと思い、お寺さんに相談したところ、「いったん供養してしまった仏様は下げられない。」と断られました。位牌自体はお寺にあって供養して頂いているようですが、それならばなおさらもう一度長男である私が手元で祀りたいと思っても出来ないことなのでしょうか。もちろん、新しく位牌を作れば形は整うのですが、まだお寺に(焼いて供養をせず)あるのなら引受けさせて欲しいと思うのは、筋違いなことなのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • sgm
  • ベストアンサー率60% (375/618)
回答No.3

曹洞宗の僧侶です。 私自身は「先祖祭祀は本来子孫のみが行いうるもの」と考えますので、それをお寺が肩代わりするという意味での「永代供養」には反対の立場ですが、goodshoさんのご質問のケースでは、お寺さんのおっしゃる事がもっともと思います。 どのような場合でも、「先祖祭祀は子孫がするもの」というのが大前提です。にもかかわらず、どうしても止むを得ない事情があって誰も祭祀を継承する者が居らず他に祭祀を続ける選択肢が無いために、本当に止む無くお寺が祭祀を肩代わりする、というのが「永代供養」の建前です。 そもそも、実の長男であるgoodshoさんがおいでになったのに、なぜ永代供養にされたのでしょうか。その時には、いろいろな経緯があったのでしょうが、「永代供養」にされたということは、その時点で親類縁者の全員がお母さまの妻子を放棄した、という事実にはかわりがありません。お寺はその肩代わりを引き受け、建前としてお寺が消滅しない限り祭祀を続けていくという意志を決めたわけです。これは非常に重い責任をともなう決定で、お寺としてもそれなりの覚悟を決めて引き受けているのです。犬や猫の子供を預かるのとは訳が違います。 このようにたとえれば分かりやすいでしょうか。 goodshoさんが、ある人から「どうしても子供を育てられないから、養子に引き取ってかわりに育ててくれ」とお願いされたとします。goodshoさんはいろいろ考えたすえに、引き取ることにしました。養子縁組の手続きも終わり、新しい親子としての生活が始まりました。大変なこともありましたが、子供も次第に懐いてきて、親子の感情のようなものも生まれてきました。 ところが、翌年の春に同じ人がひょっこりと現れて「やっぱり気が変わったから子供を返してくれ」と突然言いだしたらどうでしょう。 「ふざけるな。犬や猫の子じゃないんだぞ」と思いませんか? 「永代供養」をお寺が引き受ける、というのはたとえばそれ位の覚悟と背景を建前にしています。それを、一度は祭祀を放棄したのに、実の長男だからといって、「やっぱり、もう一度返してくれ」というのは”筋違い”だと思いませんか。 それと、もうひとつご注意いただきたいのは、お寺さんは頂いたお布施の額にこだわったり、それに引きずられたりという事はありません。 「金銭的な「こそばゆさ」がバックにあるのでは」などとお考えであれば、それは(言葉は悪いですが)「ゲスの勘ぐり」というものです。お考え違いのないように、念のため。

その他の回答 (2)

  • les-min
  • ベストアンサー率41% (269/644)
回答No.2

#1です。  お礼有り難うございました。  コメントに記されている状況からすると、確かにお寺さんが「こそばゆさ」を感じられているのかも知れないな、と思いました。  お寺さんの側からすると、供養料をいただいてお預かりしたが、次の年に引き取りたいと申し出られた、という感じになるわけで・・・  それと、(ご質問者さんやご関係の方のご心情はともかく)お実母様がお亡くなりになってから、35年経っているということも、お寺さんのお考えの中に影響しているかもしれません。  丁寧にお気持ちを説明して、ご供養料はお寺で役立ててほしいとお伝えすれば、引き取らせてもらえるのではないかなぁと思いますが。  お寺さんによっていろいろでしょうけれども、「日牌(にっぱい)」の位牌(各家のお仏壇でお祀りするお位牌とは別に、お寺さんの位牌堂などでお勤めを上げていただける位牌)を供養いただける場合や、希望する檀家さんの先祖代々の位牌や過去帳を作ってお勤めいただける場合などもあります。(お納めした供養料が多い場合など)位牌は引き取りたいが、他にお寺で供養を上げていただける方法はあるか?という尋ね方をするのも手だと思いました。  参考になるかどうかわかりませんが。では。

goodsho
質問者

お礼

les-minさまありがとうございました。妻と一緒に、とにかくこちらの気持の忌憚のないところをお聞届け頂いて、素直にお願いしてみる、というのが最善だろうと感じました。供養料の件を持出すのはケースバイケースにしようと思います。なかなかこういう問題は難しいものですね。腹を割って下さるお寺さんであることを祈りつつ尋ねてみます。

  • les-min
  • ベストアンサー率41% (269/644)
回答No.1

こんにちは。。  仏事関連の業者で働いています。  文面を見て思った心証としては、「別に筋違いではないと思うが・・・」という感じでした。  ひとくちに「永代供養」と言っても、お寺さんの方針その他は結構まちまちばらばらですので、文面の情報のみからではなんとも言えませんが、「いったん供養してしまった仏様は下げられない」というおっしゃり様は、わかったようなわからないような、判然としないですね。  お寺さんが少々堅苦しくて、永代供養のご供養料をいただいているから、お返しできないとお考えなのか、(お位牌をお返しいただける場合でも、一度納めた永代供養料は返金しないことがほとんどだと思いますが、そのあたりに気を遣っているのかもしれません。)  あるいは規約のようなものが定められているお寺さんで、返還しないことを明記してあるのか・・・あるいは他に事情があるのか・・・(実母様が亡くなられてからどれぐらいの期間が経っているのでしょう?)  永代供養でお位牌を預かったお寺さんが、安置するスペースの都合などでお位牌を作り変えたり、裏側などに納められた日付や施主名を追加して刻むこともありますから、そういう都合があるのかもしれません。  ご質問者さんのお考えになっていることは、おかしいことではないと思いますし、むしろ望ましいと思うのですが・・・  お話しができそうなお寺さんであれば、(気持ちを抑えて下手から)不勉強なもので、どういうことなのか教えてもらえないかと、もう一度お尋ねになってはいかがでしょう?  自分の感じたことだけ書いてしまい、すみませんです。では。

goodsho
質問者

お礼

早速のご助言、ありがとうございます。永代供養をした義母は性格的にきちんとしたお布施をしていると思います。お寺さんにしてみれば、金銭的な「こそばゆさ」がバックにあるのではと感じています。もちろんles-minさんのご助言通りもう一度直接尋ねてみようと思います。ちなみに、母が亡くなって35年経ちます。ただ義母が永代供養したのは昨年です。

関連するQ&A

  • 永代供養後に残った位牌の扱いを教えてください

    10月に母が亡くなり、3年前に亡くなった父と共に永代供養をお願いすることにいたしました。ところがそのお寺では専用の位牌か決まっており、今まで拝んでいた父の位牌と先月つくったばかりの母の位牌は使えなくなります。私は次男で長男の兄からは、「お寺さんからはそのまま引き取ってきちんとしたカタチで処分もできるし、引き取ってもらっても構いませんといわれた。持っていく?」と言われ、何か寂しい気がして私が引き取ることにしました。 そこで質問なのですが、その二つの位牌は本来、どのように扱いべきなのでしょうか?私としては小さな仏壇を購入して、ささやかですが毎日線香を立て拝みたいと考えています。ただ、正式な法要は、永代供養先のお寺でやっていただけるため重複?するのも変かなと思い、特にお盆などにお坊さんに来ていただこうとは考えていません。 少しいい加減すぎるのでしょうか? 宗派は、臨済宗です。 どなたがアドバイスをいただければ幸いです。

  • 永代供養と位牌のことで教えてください

    母が去年の夏に亡くなりました。 父とは離婚したので一人暮らしでした。私に兄妹はなく、わたしは長男の家に嫁いだので 母に御墓を建てることができません。 母の遺言もあり、永代供養に出す予定です。 5ヶ月が経ちますが、遺灰は最初の木のままです。 これは、御仏壇も先々置く予定はないのでこの形のままお寺さんに持っていくものですか? 御仏壇を置く場合は、何日目かで位牌を小さくしますよね?(表現が分からず申し訳ない・・・) お願いします。 ちなみに宗派は、真言宗です。

  • 仏壇・お位牌の永代供養について教えてください

    仏壇・お位牌の永代供養について教えてください 私は跡取り娘で家をついでおります。家は財産もありませんが代々女の子しか育たず母も1人っ子で婿養子・私も1人っ子で婿養子に来てもらい何とか守ってきました。 ところが主人が亡くなり私1人になりましたが縁があり再婚する事になりました。 相手の方も長男でお家の仏壇をお守りする立場にあり義理母が健在ですので家の仏壇を持っていくのも気が引けます。 実家は処分して再婚しますので置いて行く事もできず困っております 私の家の仏壇やお位牌をどうすればよいのでしょうか 永代供養とよく耳にしますがよくわかりません 今お付き合いしておりますお寺さんはお位牌を預かる事はしておりませんと断られました

  • 永代供養でお位牌を移動させるとき(真言宗)/また、お彼岸について

    ○お彼岸とは何を意味する日ですか?例えばお盆だと、なんとなくわかるのですが、お彼岸がどういう日なのかわかりません。 ○また、17回忌などの法要をお彼岸の時期にしても構わないのでしょうか? ○今回17回忌と13回忌の法事が同じ年なのですが、同時に行なってもいいのでしょうか。(命日は違います) ○お位牌を永代供養するときにお経をあげてもらってから移動さしたほうがいいのでしょうか? ○永代供養する資金が今すぐに用意できない場合、一時預かりと言う形でお寺のほうで預かってくれると言うことなのですが、仏さまからしてみればそれは居心地の悪い、肩身の狭いものでしょうか。(他のお位牌は永代供養なのに、一時預かり)また、一時預かりという言い方以外に他のちゃんとした言い方はないのでしょうか。 御存知の方教えて下さい。よろしくお願いします。

  • 仏壇の永代供養について

    義実家には2つの仏壇があります。 このたび義母が亡くなり、義母方の先祖の仏壇はお寺にお願いして永代供養してもらうことになりました。 (お墓は遠方ですが私達夫婦が元気なうちはお参りに行こうと思っています) 永代供養についてこちらで調べてみると、位牌1つに対して約10万円が目安とありました。 義母方の宗派は浄土真宗本願寺派なので過去帳があるのですが、お布施をいくらつつめばよいのか悩んでいます。 お寺にそれとなく尋ねたのですが「100万とか200万の方もいらっしゃいます」と言われました。 これは住職ではなく、奥様(たぶん)に言われたのですが、やはりご先祖がたくさん書いてある過去帳ですとそれくらい包むものなのでしょうか? 聞いてしまってから30万や50万円を包むことは失礼なのでしょうか? それと、お寺さんに来ていただくのが午後からになるのですが、お膳料は必要ですか?(お車料は用意しております) ご存知の方、よろしくお願いします。

  • 永代供養

    父が亡くなりました。お付き合いしているお寺やお墓もありません。そこでたまたま知ったお寺さんに相談したら永代供養というものがあると教えてくれました。調べてみたら、身寄りがない方や跡継ぎがいない方などが永代供養をするようです。私たちのようにお墓がないというような人でも永代供養に入ることはありますか?

  • 永代供養について

    永代供養について質問があります。 私の家族の構成は父、母、私(長男)、妹です。私も妹も結婚していません。 先日父が亡くなったのですが、それまで私達家族には普段お付き合いしているお寺はありませんでした。またお墓も持っていませんでした。 今回父が亡くなり、葬儀の時にとてもお世話になったお寺さんで永代供養にしようかと思います。永代供養というと一般的に跡継ぎがいない方などが入るお墓というイメージがあるのですが、私達たちのようにお墓がない場合でも永代供養に入ることもありますか? 万が一、普通のお墓を購入しても私達子供が結婚しないで死んだとしたら誰も墓を面倒見る人はいなくなりますよね。その点では普通のお墓でも永代供養でも変わらないと思うのですが。 あと永代供養といっても、お寺さんにあとはまかせっきりで何もしない・・ということはなく私達家族は普段時間があればお花を供えにいったりと父を愛する気持ちはあります。

  • 永代供養料が高くて

    埼玉県のお寺なのですが永代供養料が高くて困っています 20年前に500万と聞いています いまだと1000万です 払えなければ無縁仏になるのですよね それも耐えられません おとうばは最低15000円年会費は18000円戒名は1字10万です 永0寺の関係のお寺です 生活保護をもらわないときつい高齢のわたしは最後の墓守です お墓を移したほうが安上がりですが代々土葬もいくつかありどうしようもありません が近々にたてたお墓は私もはいる両親のお墓を永代供養手続きしないとならないので悩んでいます 弁護士に相談するのですか? お墓を移すのはあまりしたくないです 私のお墓を買ったほうが良いでしょうか? でも両親のお墓と先祖のお墓は無縁仏になるのが耐えられません 宜しく御願い致します

  • 永代供養について

    永代供養について皆さんに質問がございます。 今、父の永代供養を考えています。私達家族は現在愛知県に住んでいます。父の故郷である九州にお墓はあるのですがいろいろありそこには入りたくないということでした。 こちらにはお墓はありません。そこでこちらで葬式のときにお世話にあったお寺さんで、料金的なこともあり、永代供養にするつもりです。 永代供養について色々調べてみました。そしたら、永代供養にはお寺さんの儲け主義的な考えがあるなど批判的な考えがありました。みなさんはどう思いますか? 私は、結果として永代供養墓という形になりましたがもちろん法要などは伺って供養するつもりです。父のことは好きですし、気持ち的には普通のお墓参りの感じです。 永代供養はイメージはよくないのでしょうか?それぞれの考え方次第でしょうか?

  • 永代供養とお布施

    今、父の葬儀について考えています。私達家族には地元にお墓もなく、またお世話になっているお寺さんもありません。そこでたまたま相談にのって頂いたお寺さんで永代供養にするつもりです。 永代供養について質問がござます。あるサイトで、永代供養のメリットの説明として、“一度永代供養料を納めれば、使用料・管理料・お布施・寄付金等一切費用はかからない”と書いてありました。 永代供養といってもお寺さんにまかせっきりにはせず、年忌法要などはきちんとお寺さんに伺って供養するつもりです。そのような時、本当にお寺さんには何もお布施などは必要ないのでしょうか? お寺さんといえば何かあればお布施というイメージがあるため、実際のところどうなのか迷っています。

専門家に質問してみよう