• 締切済み

チャタリング

RC積分回路はチャタリング防止回路として他の回路に繋がるときにチャタリング防止の原理はどんなことですか?

  • 科学
  • 回答数2
  • ありがとう数0

みんなの回答

  • ikkyu3
  • ベストアンサー率43% (535/1229)
回答No.2

メカニカル接点を閉じる時には、微視的に見ると接点のバウンドによってチャタリングが起きます。 これを信号の入力として見る時、一回の動作で何回も入力が繰り返されたように見えます。これが誤作動の原因になります。 RC積分回路は、信号に対して抵抗を直列に、その後でコンデンサを介してグランドに落としていますね。 接点信号が入ると抵抗を通った電流は、コンデンサを充電しますので、コンデンサの端子電圧が上がってくるまでは、入力電圧が抵抗に掛かってしまい、次の回路の信号電圧としては、電圧が低い為働きません。 このRCの値を適当に選べば、接点のバウンドが収まるまで、次の回路に信号を与えないように出来るわけです。 チャタリングの振動する電圧波形を積分するように働き、積分した値が、次の回路のスレショルド電圧に達すると初めて次の回路に信号を送ります。

回答No.1

チャタリングはメカニカルSWなどで例えばOFF→ON時に、接点が振動することなどによって、細かにON/OFFが 繰り返される現象で、デジタル回路などで誤動作の原因になったりします。 これを簡単なRC積分回路を通すことで波形を変えてなくすことができます。 積分器ですから、一口に言えば、方形波は三角波に変換されます。 今、接点がOFFからONになるとして、これを0(Low)から+1(High)になる階段波を考えるとき、その立ち 上り部分に細かな方形波(実際は周期は一定してない)ができると考えます。 これをまず、図に表してみましょう。幅2mm程度、高さ20mm程度の方形波を数個描いてその後ずっと1 (High)になるような図を考えます。 次に、その下に、これを積分した波形を描いて見ます。"H"ぼ間は右上り、"L"のところは右下がりにおよそ 45°の直線を描いていきます。すると初めの方形波のところは小さな低いレベルの三角波になるでしょう。 そのあと、きちんとたち上がった部分はずっと右上りのまま"H"レベルの位置に達して、そこからは"H"レベル で一様になります。 もし、その後につながる回路が、"H"の1/2のところで"H"になったことを検出するように設定されていれば、 初めの三角波の部分では"H"であるとみなされないので、ずっと"L"のままであるとされ、そのあとの右上りの 直線のおよそ半分の点で初めて"H"であると検出されます。 はじめの方形波の図に高さ1/2の線を横に引いて見ましょう。その線より上のところが"H"、下のところが"L" になるとして、出力を描いてみると、全く同じ波形になりますが、積分した波形で同じように高さ1/2の線を 引いて出力を求めてみると、結果はひとつのきれいな階段波になるはずです。 もちろん、ONになる("H"になる)タイミングは、ずれます(ディレイ・遅延)が、初めにあったチャタリング の部分はなくなります。 これが積分回路によるチャタリング防止効果です。 実際のチャタリングは数μSから数mSですので、小さな時定数(RxC:1Kohmx1μF=1mS)で済みますが、 後の回路のスレッショルドVsh(上で仮に"H"の1/2とした検出レベルのこと)や用途によっては、なかなか適切に 設定するのが難しい場合も多々あります。

関連するQ&A

  • チャタリング防止回路

    チャタリングによって誤動作が起こらないように、チャタリング防止回路を作るわけですが、チャタリング防止回路とはどのような原理で動くのですか??

  • チャタリング防止について

    デジタル回路でタクトスイッチなどを用いると、チャタリングが起こる場合があると思います。そして、それを防止する方法もいくつかあると思うのですが、どういった原理で防止が出来るのでしょうか? チャタリング防止に関していろいろと調べてみると、よく2つのしきい値を持つシュミットトリガ使った回路をよく見るのですが、これでどうやって防止をしているのでしょうか? よろしくお願いします。

  • チャタリング防止回路について

    チャタリング防止回路はどうしてチャタリングが防止できるのですか?? チャタリングの意味はネットで調べてわかったのですが、 防止回路がなんで防止できるかわかりません。 誰か教えていただけないでしょうか・・・。

  • チャタリング後の電圧

    初心者レベルの電子回路作成者です。 今、チャタリング防止のため、74HC00を作ったのですが、チャタリング防止回路のOUTPUTで通常、5Vが出力されるところが、3Vと低くなっています。静電気のせいか?それとも+、-が少しの時間だけ逆になったのか、いずれか解らないですけれども。出力が低いです。ひょっとしたらICが壊れてしまったのかも知れません。 プルアップ抵抗は10K、電源は5.5Vぐらい、使わないピンは全てGNDにおとしてます。 解る方いらっしゃったら教えて下さい。以前は同じ回路で5Vぐらい出ていました。

  • メカニカルキーボードとチャタリングについて

    メカニカルキーボードのレビュー記事などには、必ずと言っていいほどチャタリングに関する記述があります。 ところが一方チャタリングは回路上の問題で発生するとの記述もあり、防止ソフトもあるようです。 スイッチ自体のメカニカルな問題ではなくて、回路上の問題であるならば、別にメンブレンでもパンタグラフでもチャタリングが発生してもよさそうなものだと思うのですが、実際のところはどうなのでしょうか? 実はFilcoのキーボードを衝動買いまして気持ちよく使っているのですが、後からネットのレビュー記事を見たら、「ボロクソ」の評価も結構ありましたので、皆さんにお伺いする次第です。

  • チャタリングを見るには?

    回路でおこる「チャタリング」を見るには?どのようにしたら良いのか教えて下さい。

  • チャタリングについて

    デジタル回路でチャタリングが発生し、そのチャタリングの波形をストレージスコープで観測する実験を行ったのですが、 このチャタリングを発生させる要因とは何なのでしょうか? 分かる方、教えてください。

  • チャタリング防止について

    4ビット2進アップカウンタ回路を JK-FFを使って作る実習をしているのですが、 CLR端子をアクティブにして リセットスイッチを付加せよとあるのですが、 このリセットスイッチにもチャタリング防止の回路を 組むべきか?組まなくてもよいのか?と意見がわかれてます。 どちらが正しのでしょうか?理由も教えて下さい。 よろしくお願いします。

  • リレーのチャタリング防止について

    とある設備でリレー回路が組まれているものがあります。 その設備のリレーONで隣の設備に信号を送っています。 ですがそのON信号を受け取れるときと受け取れないときがあります。 メーカーに確認したところ「チャタリングではないか?」ということです。 受け取り側の設備は精密機器(?)なのでほんの一瞬でも信号が切れると 動かなくなってしまいます。 この場合、チャタリングを防止するような回路はどのように作ればよいのでしょうか? またチャタリングを起こさないリレーというのは存在するのでしょうか? ちなみにリレーはオムロンのMY2N(DC24V)を使用しています。 よろしくお願いします。

  • チャタリング防止回路の問題です

    チャタリング防止回路ありの場合、SW1を1回操作したときにSW1で発生した多数の余分な1と0の繰り返し信号はどうなって、どこに何が何回入力されるのでしょうか? また、チャタリング防止回路なしの場合は、SW1を1回操作したときにSW1で発生した多数の余分な1と0の繰り返し信号はどうなるのでしょうか? 非同式バイナリ・カウンタをJK-FFにより構成した場合です。 お願いします。